【なむじゅん先生と女子高生Ⅱ】

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나나오 @seventail0613

日付を見ると呼び出されたのは明日。花火大会があったあの公園に呼び出すなんて…。翌日、時間より少し前に公園に向かうと2人であったあの場所に人影が見えた。あの時は浴衣姿だったけど、今日は長い髪をハーフアップにして少し大人っぽい服装。声をかけるのに一瞬言葉が詰まる。

2018-12-24 22:37:20
나나오 @seventail0613

なんて声をかけるべきなんだろう…歩きながら少しずつ彼女に近づく。気配に気がついたのかふわっと髪をなびかせて彼女が振り向いた。「先生!!!」卒業してからたった2年しかたってないのに急に大人っぽくなった彼女に驚いた。🐨『久しぶり。』「お久しぶりです!わぁ、なんかドキドキする!」

2018-12-24 22:38:28
나나오 @seventail0613

話し方やしぐさは全く変わらずあの愛おしい彼女のままだった。🐨『大人っぽくなったな。あ…用事って』「……先生明日何の日か知ってますか?」🐨『明日…?』考えても思い当たることがなく首を傾げる。「私の誕生日なんです。お祝いしてください!」🐨『おー、そうかwおめでとう!』

2018-12-24 22:39:15
나나오 @seventail0613

「あ、そのおめでとうはまだ取っておいてください!w先生…お時間あったら私と1日デートしてくれませんか?」突然の事に少し戸惑うとクスクスっと笑う彼女。なんだか昔も彼女に振り回されていたけど、今でもそれは変わりそうにないなと思い提案に乗ることにした。

2018-12-24 22:39:47
나나오 @seventail0613

嬉しそうに喜ぶ彼女は行きたいところがあるからと俺の腕を掴んで歩き始める。外でこうして歩くのは初めてなのに何故か少し懐かしく思った。彼女の言うデートは特別何かするわけでもなく公園を散歩したり、カフェでお茶したり…本当にただ、一緒に過ごすだけ。

2018-12-24 22:40:43
나나오 @seventail0613

その日は天気が良くてゆっくりと二人の時間が過ぎていく。最後に入った少し味のある喫茶店で彼女はゆっくりと話し出した。「先生…」🐨『なぁ、俺もうお前の先生じゃないよ』「…あ、そっか。…えっと、なむじゅんさん?」🐨『呼び方は好きにしろ。ただ、先生って言われるのはなんか…www』

2018-12-24 22:41:38
나나오 @seventail0613

「……なむじゅんさん!」 🐨『はい』「私、明日で20歳になるんです!!」🐨『……』「私!明日で!20歳に!」🐨『聞こえてる聞こえてるwww』クスクス笑う彼女を見て自然と口元が緩む。すると、今までニコニコしていた彼女は少しだけ真面目な顔をした。「約束、覚えてますか……?」🐨『…約束?』

2018-12-24 22:42:31
나나오 @seventail0613

わざとらしく覚えていないふりをした。少しずつ彼女の顔が曇る。俺から視線を逸らすと俯いてからもう一度顔を上げると少しだけ微笑んだ。「……なんでもないです!今日すごく楽しかった!いい思い出になりました…へへ……っ…」微笑んだまま大きな瞳いっぱいに涙が溜まっていくのを見て俺も口を開く。

2018-12-24 22:43:33
나나오 @seventail0613

🐨『忘れないでいてくれてありがとう。○○』「……」🐨『成人するまで長かったな。』「先生…?」🐨『…お前への気持ちは変わってないし、お前から手紙貰った時すごく嬉しかった。○○…お前の気持ちは?』 #BTSで妄想 #seventail

2018-12-24 22:55:27
나나오 @seventail0613

今日一日の態度や表情でわかっていても言葉にしてほしくて…彼女の手を取って顔を覗き込むと、泣いて言葉が詰まる彼女に聞いた。「……好きです…っ……」🐨『俺も、○○の事が好きだ。付き合ってくれるか?』「うぅ…先生……っ…大好きぃ……」 #BTSで妄想 #seventail pic.twitter.com/I24TfRSHvo

2018-12-24 23:06:36
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나나오 @seventail0613

俺はぽろぽろと涙をこぼす彼女にハンカチを渡す。あの時は自分のせいで涙を流す彼女に胸が痛んでいたのに、今はそれが可愛くて愛おしい。そんな彼女を見ながら珈琲を一口。彼女は涙を拭くと紅茶を一口飲んで目の周りを赤くして微笑んだ。 今でも珈琲が苦手な俺の可愛い彼女。 -END- #BTSで妄想

2018-12-24 23:07:54