【なむじゅん先生と女子高生Ⅱ】

나나오 @seventail0613

【🐨先生と女子高生Ⅱ】 あの日の電話の後、色んな気持ちが交差して緊張したまま花火大会当日を迎える。 #BTSで妄想 #seventail pic.twitter.com/eNQObgCY5k

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❤side 会場は大きな池がある公園で出店がずらっと並んでいた。今日は友達と回る約束をしているので公園の入口で待ち合わせをしてる。なむじゅん先生に会えるかもしれないと思いママに頼んで浴衣を着せてもらった。うんとお洒落をしていつもは下ろしっぱなしの長い髪も今日は綺麗にまとめてみた。

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別に今すぐ会える訳でもないのに家を出る前からずっとソワソワしてる。 『○○ちゃん…？』 急に声をかけられて顔を上げると目の前にはクラスの男子に混じってジミン君が顔を出す。いつものように可愛らしく微笑むと私の目の前に来てぱぁっと満面の笑みを見せてくれた。 🐥『すっごい可愛い！』 pic.twitter.com/fKxuxH0M1Z

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｢あ…ありがと…///｣🐥『いつも髪の毛下ろしてるから…雰囲気全然変わるんだね…』｢そうかな…///変じゃない？｣🐥『いつもよりもっと可愛いよ！』お世辞でもこんなに褒めて貰えると嬉しさと恥ずかしさでむず痒くなる。 #BTSで妄想

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急に照れてしまってまともに顔を見れずにいると後ろにいた男子達がジミン君をからかうように名前を呼ぶ。〖おい！ジミナ〜！お前○○とできてんのー？www〗🐥『な！！違うよ！！ごめん○○ちゃん💧』｢大丈夫w｣

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〖○○と回んの？俺ら先行くぞー！〗🐥『僕も行く〜！！○○ちゃんごめんね！』｢ううん！褒めてくれてありがと！またね！｣男子達の元に戻ると頭をわしゃわしゃされて茶化されるジミン君の後ろ姿を見つめる。ジミン君と話しただけで胸のあたりがふんわり温かくなる。やっぱり癒し系だな #BTSで妄想

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そんなことを考えていると、後ろから誰かの影が重なる。振り向くと……｢！？｣🐨『浴衣だとだいぶ雰囲気変わるな』いつもよりラフな格好で前髪をかきあげながら私のことをまじまじと見つめるなむじゅん先生がいた。｢へ！？なんで！？｣🐨『なんでって…見回り？』 pic.twitter.com/quZzCDGDbH

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｢こんな早く会えると思わなか｣🐨『ん？？？？』｢ん？？？｣🐨『○○、周りをよく見て発言に気をつけなさい』｢はっ！！｣🐨『www』いつもの笑顔なはずなのに、少し陽が落ちてきたこの雰囲気と先生のオフ感のせいで凄く大人っぽくてかっこよく見えた。 #BTSで妄想

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ドキドキする、もしかしたらクラスメイトや他の先生に見られてるかもしれないのに先生に触れたくて…触れて欲しくて仕方なかった。｢……せんせ｣🐨『後で連絡する。悪さするなよ？じゃあな』1歩前に出た瞬間先生から笑顔が消えた。私は伸ばしかけた手を握るとそのまま背中に回して先生を見つめる。

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｢はい。なむじゅん先生、見回り頑張ってくださいね｣ わかってる。私と先生は生徒と教師…いつも先生が優しいのは私が押しかけるからなんだよね。わかってても一瞬見せた笑顔のあとの冷たい表情に涙が出そうになった。 #BTSで妄想

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先生の背中を見送って直ぐに友達と合流するとざわめくお祭りの中に足を踏み入れる。色とりどりの明かりが眩しくて、行きかう人々の笑い声や話し声が耳に響く。人の流れに沿って屋台を見て回ると学校の友達や先生達とすれ違った。 #BTSで妄想

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心配そうに私を見る友達を残して、私はいちご飴の屋台を探しに行った。いちご飴の屋台の前でお会計をしていると、携帯が光っていて、中を見るとLINEがきていた。 【🐨:さっきはごめん。浴衣、似合ってたよ】 #BTSで妄想 #seventail

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メッセージを見た瞬間にさっきまであった心の黒いモヤがサッと消えて、視界が少し揺らいだ。やっぱり先生には適わない…だって、たった1行の言葉でこんなにも心を揺さぶるんだから。適うわけないんだ。 ｢大好き…｣ #BTSで妄想 #seventail

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🐨side 彼女と別れて直ぐにLINEを送った。電話はしたけどLINEを送るのは初めてで既読にもならないし、ちゃんと届いてるのか不安になる。そんな中、他の先生と話しながら見回りをしていると彼女のクラスメイト達が話しながらこっちに向かってきた。何やら中心にいるのはジミンのようで茶化されて見える

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〖お前あいつの事好きだろー！〗🐥『違うって…』🐯『ジミナ〜！俺はあの子可愛いし、いいと思うよ！興味ないなら俺が狙っちゃおうかな〜❤』🐥『え！？』🐯『わかりやすwww』〖でも浴衣姿可愛かったよな普通に〗🐯『わかる！いつもと違って女っぽかったし！』🐥『もうテヒョンアまでやめてよ〜…あ』

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ジミン達は俺たちに気がつくと足を止めて挨拶をする。他のふたりが隣にいる先生と話してる間ジミンと目が合った。🐨『？』🐥『先生。聞きたいことがあるんですけど』🐨『なんだ？』🐥『…ちょっと』ジミンはそう言うと俺の服を引っ張って出店の裏に連れてきた。

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相談…とかではなさそうだけど、思い当たる事がない。ジミンは俺の正面に立つと真剣な表情で詰め寄る。🐥『冗談抜きで答えてください』🐨『…？』🐥『……○○ちゃんと付き合ってるんですか？』一瞬心臓がドクンと波打つと胸のあたりが痛くなるほど鼓動が早くなる。 #BTSで妄想

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🐨『…そんなわけないだろ。』🐥『本当ですか？正直2人が付き合ってる証拠はないですし誰かに話す気もないです。ただ、○○ちゃんがたまに泣きそうな顔をする時…目で追ってるのは先生なんで…』その言葉で察する。そこまで彼女を見てくれてるのはきっと…… 🐨『……○○が好きなんだな』

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🐥『わからないです…でも、悲しそうな顔は見たくない。その原因が先生なのかなって思うと…正直イラつきます。』🐨『よく先生に向かってそんな事言うなwww』🐥『はぐらかさないで下さいよ』🐨『○○とはそんな関係じゃないから安心しろ。』🐥『そうですか…変な事聞いてすいませんでした』

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少し安心したような顔をするといつものように柔らか表情で一礼して仲間のところに戻って行った。ジミンとのことがあってから、自分がどうするべきなのかわからなくなっていた。彼女に対しての気持ちも伝えるべきじゃないんじゃないかと思えて仕方なかった。

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どうしても1人で考えたかった俺は、先生達には御手洗に行くと言ってその場を後にすると、歩き出す。少し遠くの方で打ち上げ花火の音が聞こえた。音のするほうを見ると夜空がぱっと明るくなって少し遅れて音が鳴る。 #BTSで妄想 pic.twitter.com/5kzh3cBK5J

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なぜこんなに切ない気持ちなんだろう。花火を見たから？それとも…… 🐨『こんな気持ち気が付かなきゃよかった…』 俺はその時自分の携帯が鳴っていたことに気が付かなかった。 【❤:先生に会いたいです。】 #BTSで妄想 #seventail pic.twitter.com/UzYGOQRF3Q

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❤side 出店をグルグルと見て回って時間を潰すと、花火の時間が近づいてきたので場所取りに向かった。｢ちょっと遅かったかなー！もう始まっちゃう！｣〖○○あんまり早く歩くと浴衣よれちゃうよ〜！〗｢大丈夫大丈夫〜！！｣歩きながら友達に隠れて先生に返事をする。 #BTSで妄想

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池に向かって歩いていると目の前で打ち上げ花火が上がって一瞬辺り一面が明るくなった。周りの人達がその場に立ちどまり、空を見上げてざわつく中、何故か私は目の前の人混みを見つめる。本当に何となく見た視線の先には空を見げて少し悲しそうな顔をするなむじゅん先生がいた。 #BTSで妄想

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｢あ……ごめん、ちょっと先に行ってて！｣ 友達にそう言うと走って先生を追いかける。もう少し…あと少しで先生に手が届く。そう思って手を伸ばすと急に視界が暗くなった。誰かが私の手首を掴んで前に立ちはだかる。ゆっくりと視線を上にあげると目の前には… ｢…なんで？｣ 🐥『諦めて…』 pic.twitter.com/mAAYbafXth

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