- rain560509
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自分ではコントロール出来ない何かに支配されて、もうおかしくなっちゃうって思った時、急にその感覚が遠のいた。 やっとの思いで閉じていた目を開けると、章大くんが見つめていて。 「はぁ、っ、しょ、うたくん?」 『 その顔可愛ええからもっと見ときたいなーと思って。』 「やだ、見ないで」
2018-12-02 01:05:02『 アカンの?』 「恥ずかしいからやだ。」 身体の奥で何かウズウズして堪らないのを見透かされている感じがする 『 ええよ。じゃあ、目を瞑るから、○○ちゃんからちゅーしてくれたらな。』 「…そんなの、出来ないよ…」 『 今日はいっぱいちゅーするんやろ?』 そう言って目を閉じる章大くん
2018-12-02 01:05:50うぅ、ホントに恥ずかしいけど、章大くんが待ち構えているので、思いきって、でも触れるだけのキスをした。 『 んは、可愛ええ。もう終わり?』 これだって必死にしたのにと思っていると、『 また、○○ちゃんの初めて貰えたね』って嬉しそうに笑ってくれる。 『 じゃあ、僕からもお返しするな』
2018-12-02 01:06:22そうして、また章大くんがくれるキスは本当に気持ちよくて、キスするのがこんなに気持ちいいって知らなかった。 「ん、はぁっ…しょ、たくんっ、もっと…」 『 ええよ、ほら舌出してみて』 素直に口を開けると、ジュルリと絡めとられる。 そうして、またキスの世界へ。
2018-12-02 01:06:41キスの世界に浸っていると、ビリビリとした感覚とともに、キスとは別の音が聞こえてくる。 また我慢できない何かの波がやってきておかしくなりそうになるのに、大きな波が押し寄せてくる感じがした時、またその感覚が遠のいていって。 身体がウズウズしてもっと欲しいと願ってしまう。
2018-12-02 01:06:59キスしながら遠のく波を恋しく思っていた、その時だった。 「やっ、いっ…たぁ…」 急に切り裂かれるような痛みに襲われて、我に返る。 『きつ、っ。 ○○ちゃん、大丈夫やから。ふーって息はいて』 いよいよ、章大くんが入ってくるのだけれど、想像以上のもので「ふーっ」言われるがまま息を吐く
2018-12-02 01:09:27「やぁ、っ あ、いっ…」 今まで味わったことの無い痛みとともに章大くんが入ってくる。 『 ごめんな。痛いけど、もうちょっと我慢な』 「も、むり、しょ、たくん」 『 ○○ちゃん大丈夫やで。またちゅーしよっか。』 キスしながら章大くんと1つになる。
2018-12-02 01:09:56『 んっ、全部入った。』 彼の全てが収まると今までにない密着感を感じた。 色気に満ち溢れた顔と吐息、何もかもが愛おしいく思えて、幸せすぎて涙が零れた。 『 えっ?○○ちゃん大丈夫?そんな痛い?もうやめよっか。』 その言葉に首を横に振る。 「違うの章大くん。」
2018-12-02 01:10:22「痛くてもいいの。一生忘れたくないから。」 『 分かった。しっかり覚えててな!』 その言葉を合図に章大くんが動きだす。 痛いのと同時に、もう何度目か分からない波がやってきて無意識に身体を震わせる。 「んっ、はぁっ あっ あっ」 肌と肌がぶつかる音と水音と自分の声がこだまする。
2018-12-02 01:10:49「あっ、はぁ…んっ、あぁんっ」 『 ○○ちゃんここすき?』 「やっ、ダメっ…もぅ、へん になっ、ちゃう からっ」 『 ええよ、へんになって。我慢せんでええから、そのまま任せて。』 「やぁ、あぁっっ」 大きな波に飲み込まれて、そのまま意識を手放した。
2018-12-02 01:11:15気がつくと章大くんの胸の中。 『 あ、気がついた?』 「しょう、たくん?」 少し掠れた声で彼の名前を呼ぶ。 『 そんな、気持ちよかった?気絶するくらいイクんやもん』 「何か、変になっちゃったの。どうしよう」 わならなくて不安になる。 最後の記憶も曖昧で気絶したの?
2018-12-02 01:11:41章大くんが頭を撫でながら、 『 ちゃうよ。おかしくあらへんの。気持ちよくなるとああなんねんで。』 「そ、そうなの?章大くんもなるの?」 『 うん、なるよ。俺は男の子やから、○○ちゃんとはちょっと違うけど。』 「そうなんだ。」 『 これから、もっといろいろ勉強しような。』
2018-12-02 01:12:06「うん。」 『 だからもう、俺だけやで?』 「章大くんだけでいい」 『 ふはっ、可愛ええ。疲れたやろ?まだ夜中やから寝てええよ。』 「うん、章大くんおやすみなさい」 『おやすみ、○○ちゃん』 最高に幸せな、章大くんとの初めての夜… first make love💙
2018-12-02 01:12:42《 あとがき》 こんな予定ではなかった。 章大くんと初めてのお話やったのに、途中で急に彼女の設定が変わってしまい。 こんなに長く書くつもりじゃなかったし、ここまでえっちなお話のつもりでもなかったし。 終わってみれば9割?最中って…。 でも、完結っぽくは出来たかな。 レン🌧
2018-12-02 01:13:01