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Mi-24は「兵員を運べてその後は火力支援出来る空飛ぶ歩兵戦闘車って良くない?」というコンセプトで開発されたが、その結果デブっちょになってしまった。本格的に参加したアフガン紛争では「フル武装の上に人を乗せたらまともに飛べません」と言われて想定されていた使い方が出来なかったという。 pic.twitter.com/4hmBA5qFHq
2018-01-22 23:36:04「もういいよ君は人を乗せなくて。人員輸送は一緒についていくMi-8にやってもらうから。君は機銃とロケット弾をムジャーヒディーンに向けてばら撒くだけでいいから」と言われてしょぼくれるハインド君。 pic.twitter.com/mrbLfUdQMo
2018-01-22 23:39:52じゃあせっかくの兵員室は無駄だったのかと言われるとそうでもない。砂埃が舞うアフガンではよく機械類にトラブルが発生した(※後の米軍も悩まされている)。ので、兵員室に整備兵を乗せていざとなったら適当な場所に着陸してその場で修理をしてもらう事にしたのだ。現場での創意工夫は大切なのだ。 pic.twitter.com/oAW4M9gOuA
2018-01-22 23:43:13ちなみに兵員室を使ったのは整備兵だけではない。予備のロケット弾や機銃弾も積み込まれた。ロケット弾や機銃を撃ち尽くした後は前線基地に戻らずに適当な場所で再装填してからまた飛び立つのである(※これも整備兵の仕事であった)。自由な使い方をしていいのだ! pic.twitter.com/ubO9maICZ9
2018-01-22 23:53:50なお、乗り込んだ整備兵はたったの一人。機械トラブルの対応や武装の再装填まで一人で行うのである。それなのに「ハインドは死角が多くて危ないから側面を見張ってくれ。いざとなったらそこの機関銃を使って」と監視任務も追加された。ワンオペだ!ブラックだ!(※後に実用性に欠けると撤去された pic.twitter.com/1P1SMiPXbI
2018-01-23 00:16:48参考文献:『Mi-24/-35ハインド(世界の名機シリーズ)』-イカロス出版( https://www.amazon.co.jp/dp/480220258X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_JAUqCbJ5QCG1D )