「まどか☆マギカ」鼎談 (5月3日)
11話のまどかはほむほむとインキュベーターをまどかなりに理解しようとしたんだと思う。分からないなりにほむほむの想いとインキュベーターの目的を汲み取った。
2011-05-04 00:34:499話のエントロピーの設定があるけど、あそこでQBの目的は「魔女を作ること」である事を理解したんだろう。そしてほむほむは戦い続けるのを止めれば魔女になるしかない。
2011-05-04 00:36:26ほむほむを救済する事、QBにいっぱい食わせる事、ワルプルギスの夜を退治する事。それらを両立させる手段としての「全ての魔女を消し去りたい」だろう。
2011-05-04 00:36:55魔法少女の現代における作りにくさっていうのは、それがもし子供向けでないとすれば、どのように消化して欲しいのか、どのように受け止めて欲しいのか、という答えが見つけにくいということではないでしょうか。 @doitaka @H926
2011-05-04 00:44:3811話のまどかは記憶を取り戻さないままでも、ほむほむの気持ちを最大限汲み取ろうとしてたとは思う。4周目でとんずらこいたのは事実だけど、ワルプルギスの夜に立ち向かうのは結果的に人々を守ろうとしてるのと同意義なんだよね。まどかを連れて逃げるという選択肢はほむほむにはない。
2011-05-04 00:52:05他人の気持ちを理解しようという概念が存在しないQBに対して、理解できなくても他人であるほむほむを理解しようとしたまどかという構図。
2011-05-04 00:52:42まどかとほむほむは「魔法少女にならないと自己評価が低い」という一点を除けば、どこまで行っても対象的な二人ではあると思う。でもだからこそ理解しようと努力する。ここが他人を理解しようという概念が存在しないQBとの違い。
2011-05-04 00:55:17ま、でもQBはあれはあれで人間味はあるのよ。付き合うと疲れるタイプの人間味だけども。ああいう他人の気持ちを理解しようとするという概念が抜け落ちてる連中と付き合っていかなければならない。
2011-05-04 00:56:19魔女を救済する事が結果的にワルプルギスの夜の脅威から見滝原を守る事に繋がる、という見方も出来なくはない。少なくとも改変後の見滝原はワルプルギスの夜によって壊滅する事はないわけで。むしろ未来はあると思うんだ。さやかにそれがなかっただけで。
2011-05-04 00:58:37.@miyayou @H926 うーむ…子供向けでない作品は位置づけが難しい、ということでしょうか。現代の、ジャンル・嗜好の細分化みたいな話? あるいは、現代の子供-大人の関係とかですかね
2011-05-04 01:01:50だって、ほむほむだって「まどかを救う」という希望がなくなれば魔女化しそうだったしなぁ。ただ因果を背負う事を知ってリセットするのをためらってたわけで。そういう意味ではほむほむなりにまどかを大切にしてるんだよ、やっぱ。
2011-05-04 01:01:57まどかは結果的にあまりに多くの物を救おうとしたけど、その中にはちゃんとまどかの存在に希望を抱いた魔法少女のほむほむと、ワルプルギスの夜に壊滅させられる見滝原も、当然に含まれてる。目に見える範囲もろとも概念そのものをひっくるめる。
2011-05-04 01:07:11俺は神戸監督のコメットさんとチュチュが最重要作品だと思っています。そこにはジャンルに縛られない純粋性があるからです。 @doitaka @H926
2011-05-04 01:08:48見滝原だけで済む話ではないけど、統合的に見滝原も当然のように救済されたわけだね。ワルプルギスの夜は「倒す事」じゃ止められない。「救うこと」が大事なんだという事だね。
2011-05-04 01:08:57でもまどかがワルちゃんに拘ってなかったのはありそうだけどな。むしろワルちゃんに拘ってたのほむほむの方だろうしw
2011-05-04 01:10:17@chomoros まどかの願いが途方もないものだというのは分かってるんですが、そういった「狭い理由(でもあの段階で残されていた問題)」をも内包してるという所に意味があるのではないかなと。身近な物も世界の魔法少女も両方救おうとした結果でしょうから。
2011-05-04 01:13:32ほむほむの希望は「まどかを守りたい」というものだから、それを肯定したからこそ……とは思いたいけどね。まどかのために魔法少女になったのはほむほむ一人だけなんだから。
2011-05-04 01:15:36身近な物を救うためにもっと大きな物を救うんです。リボンほむほむが世界を守り続けるようになったのも、根本にはまどかの存在があるわけで。
2011-05-04 01:17:29.@miyayou @H926 ジャンルでの見方の固定化みたいなことですかね。 この手のジャンル性を逆手に取ってジャンルの壁を超える動きは結構普遍的にあって、それ故に拡散・浸透が起きてるのかなぁと思ってます。その分、「純粋な」ジャンル作品が出づらくなる、ということはありそうですが
2011-05-04 01:32:10逆手にとって超えるは、科学技術プラス、という方向では、インデックスとかなのは、とかあったと思うけど、それは超える、のではなくて、脇にそれちゃった、ということになってしまったと思うのです。結果的に。でも、まどかは真正面から超えたんじゃないかな、と思う @doitaka @H926
2011-05-04 01:34:23