インフルエンザワクチン肯定派vs否定派

否定派がまとめてます。 インフルエンザワクチン否定派の根拠:「ワクチン使用量」が激増しているのに「死者数」も増えている。 肯定派の反論:時系列研究はあてにならない。
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お米 @okomedaisuki56

@NATROM @memorandum555 超過死亡で考えると、ワクチンの接種率が上がり始めた2000年代界隈に増えているのが気になります。 迅速キットと死亡数の相関といいますか、欧米においても2007年代にはワクチン接種率と死亡率の相関は無いと報告されてますよね?

2019-02-06 12:09:47
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 「欧米においても2007年代にはワクチン接種率と死亡率の相関は無いと報告されている」ということについては存知ません。というかワクチン接種率と死亡率の相関なんて調べてどうすんだろと思います。

2019-02-06 15:04:22
お米 @okomedaisuki56

@NATROM こちらも季刊誌「インフルエンザ」vol.8にてインフルエンザワクチン摂取と超過死亡の関係を紹介した時に、論文内で指摘されています。米国では2001年には摂取率65%に達したが、1980年から死亡率が変わらず、イタリアでも米国同様に超過死亡の低下は認められないとのことです。

2019-02-06 20:40:50
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 「インフルエンザ」vol.8において、原著論文が引用されているはずなので、書誌情報を教えてください。死亡率ではなく超過死亡を評価しているのなら、参考になるかもしれません。

2019-02-06 21:20:55
お米 @okomedaisuki56

@NATROM jamanetwork.com/journals/jamai… これと ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16876293 です。正直、検証して頂けると助かります。私も正確な解釈は気になります。

2019-02-06 22:21:11
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 「ワクチン接種率と死亡率の相関」ではなく「ワクチン接種率と年齢特異的超過死亡率"the age-specific seasonal excess mortality rates"の相関」ですね。それならわかります。

2019-02-07 09:11:59
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 集団においてインフルエンザによる死亡を考えるなら、この「超過死亡」という概念がとても大事です。それをずっとご説明してきたんです。「死亡診断書にインフルエンザと書かれた人の数」は、本当にもう、迅速キットの普及の影響を強く受けることが容易に想像できます。

2019-02-07 09:13:26
お米 @okomedaisuki56

@NATROM 超過死亡の重要性は私もそうだと思います。 迅速キットが普及した後のデータと、インフルエンザの治療薬の影響を考慮した際での試験デザインは必要でしょうか。

2019-02-07 22:14:56
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 USAとイタリアの研究について、他にも解釈はいろいろありますが、一番単純な解釈は「インフルエンザによる高齢者の超過死亡を減らすには、ワクチンを高齢者自身に接種しても効果は限定的で、周囲の人(学童に広く、など)に接種するのが効率的」です。

2019-02-07 09:14:12
お米 @okomedaisuki56

@NATROM 解釈の方、ありがとうございます。 ということは、やはり接種率を全体的に高める必要性があるということですね。非常に参考になります。 高齢者への投与だけでは足りないという結果をもっと広く知らせなければならないのではと感じます。

2019-02-07 22:16:22
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 CDCの勧告するインフルエンザワクチンの推奨対象者が、以前はハイリスク者に限定されていたのが、現在では6か月以上の全ての人に変わったのも、その辺りが理由だと思います。個人的にはインフルエンザより麻疹風疹を先になんとかしろと考えていますが。

2019-02-08 09:15:04

名取宏(なとろむ) @NATROM

@memorandum555 @okomedaisuki56 時系列研究ではなく、コホート研究や症例対照研究を参考にすべきかと思います。

2019-02-05 12:49:11
お米 @okomedaisuki56

@NATROM @memorandum555 私なりに調べてみたのですが、インフルエンザワクチンの効果を測定するためにはコホート研究は不向きなのではないでしょうか?

2019-02-05 20:41:11
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 @memorandum555 研究デザインはそれぞれ長所・短所があります。「インフルエンザワクチンの効果を測定するためにはコホート研究は不向き」とまでは言えないかと。それに、大いなる助走さんによる大雑把な時系列研究よりはずっとましです。というかあれは研究じゃないです。

2019-02-06 00:02:07
お米 @okomedaisuki56

@NATROM @memorandum555 対象を先に決めてしまうと、バイアスが強くなってしまい、それを解消しようとすると費用が増大してしまう問題点があるので、症例対象研究の方が向いていると専門の先生が書いていた記憶があります。

2019-02-06 12:04:49
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 「対象を先に決めてしまうと、バイアスが強くなってしまい」の意味がよくわかりません。死亡のようなまれなアウトカムを考えるときには症例対照研究のほうが向いているというのはわかります。

2019-02-06 15:03:41
お米 @okomedaisuki56

@NATROM 事前に被験者を募集した場合、両コホートの受信行動に有意差が認められるのでワクチン効果を正しく評価できないと、季刊誌「インフルエンザ」で河岡義裕先生他が指摘しています。

2019-02-06 20:35:29
お米 @okomedaisuki56

@NATROM すいません、受診行動の間違いです。

2019-02-06 20:51:53
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 受診行動が交絡因子になるということですね。ただ、その場合、症例対照研究でもバイアスを排除できないのではないか(つまり「コホート研究より症例対照研究の方が向いている」理由にはならない)と思われますが、どうでしょうか。

2019-02-06 21:20:26
お米 @okomedaisuki56

@NATROM インフルエンザの検査を受けた方のみを被験者とするため、より正確なワクチンの評価が可能になると論じています。

2019-02-06 22:15:04
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 それはもしかして症例対照研究のうちtest-negative case control designの話ではないでしょうか。これはこれでさまざまな長所(費用が安くて経年的にモニタリング可能、など)のある研究デザインですが、別のバイアスが入る恐れがあります。

2019-02-07 09:11:00
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 また、Test-negative case control designだと、「受診行動にいたるぐらいのインフルエンザの発症」に与えるワクチンの効果はよく評価できますが、たぶん、死亡は評価困難だと思います。

2019-02-07 09:11:44
お米 @okomedaisuki56

@NATROM 言われてみれば確かにそうですね。 往診で試験したとしても、バイアスの方が強くなりそうです。 ということは、やはり全体像での試験も見なくてはならないのでしょうか。

2019-02-07 22:13:49
名取宏(なとろむ) @NATROM

@okomedaisuki56 毎年のワクチンの効果のモニタリングはコストパフォーマンスのよいTest-negative case control designで、入院や重症化や死亡はそれ以外の症例対照研究やコホート研究で、集団免疫については生態学的研究や時系列研究で超過死亡を評価するといったところではないかと思います。

2019-02-08 09:10:17
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