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共同親権をめぐる、2人の憲法学者の論~木村草太氏と、井上武史氏の関連ツイート集(ごく一部)

「共同親権の是非」は大きな法律論としても制度の実務論としても、国際比較論としても、興味深いテーマです。twitterで比較的意見を発信している憲法学者のお二人が、この問題で、大きく言うと対照的な議論をしているようです。井上武史・九州大学大学院法学研究院准教授と木村草太・首都大学東京教授 遡ればもっと関連ツイートは有り、また出来ればリプも収録したいのですが、分量の関係で、大きな原則「最近の」「2人の」関連ツイートだけを抜き出しました(興味ある人は、リプやさらなる過去ツイートもみて下さい)
政策 離婚 木村草太 法律 フェミニズム 井上武史 共同親権 ジェンダー 憲法 憲法学
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こじま(@TokyoKojima)さん の過去まとめと、ちょっと収録ツイートに重複があるかもしれません。まとめからリンクを張らせてもらいます

https://togetter.com/id/TokyoKojima 

井上武史 Takeshi INOUE @inotake77

Professor of Constitutional Law, Ph.D. "Aux sources nouvelles du droit"『結社の自由の法理』『憲法裁判所の比較研究』『一歩先への憲法入門』。Lift up your hearts!

木村草太 @SotaKimura

首都大学東京教授(憲法学専攻)です。 『平等なき平等条項論』『憲法の急所』『キヨミズ准教授の法学入門』『憲法の創造力』『憲法学再入門』『未完の憲法』『テレビが伝えない憲法の話』『憲法の条件』『集団的自衛権はなぜ違憲なのか』『憲法という希望』『子どもの人権をまもるために』『社会をつくる「物語」の力』など。

http://t.co/Dl15aeUOma
木村草太 @SotaKimura
家族法の基本概念を学んだことのない人に、「面会交流」と「親子関係」と「親権」と「監護権」の違いをどうすれば理解してもらえるだろうか?
木村草太 @SotaKimura
「違いを理解していない弁護士さんがいる」問題。やはり、そう思いますか? わかる人にはわかっているようで安心しました。ありがとうございます。 twitter.com/All_of_Me2018/…
木村草太 @SotaKimura
ほらこれ、完全に、「面会交流」と「親権」の違いが分かっていないでしょ? 頼むから、ちょっとだけ、ちゃんとした概念を学んでほしいんですよね。 twitter.com/oyakokizuna/st…
木村草太 @SotaKimura
そういうことではない、ってことを理解してほしいんですよね。 単純に、法的概念だから。そこの定義を理解しないままいくら話したって、意味がないんですよ。 twitter.com/mud_gentleman/…
木村草太 @SotaKimura
「上から目線」とかじゃなくて、ちゃんと適切に調べて、概念を理解してからでないと、「自分の考え」だって生まれない、ってことですよ。 概念もわからないまま、あれこれ言っていても、思い込みが積み重なるだけです。 twitter.com/3HAJ5B3aXbz9bF…
木村草太 @SotaKimura
現在の「共同親権」がない制度の下でも、現に「共同養育」できてるんでしょ? 「共同養育」ができているのに、親権で、何をしたいの? twitter.com/nash_ratp/stat…
木村草太 @SotaKimura
主たる監護者が、別居の際に子どもを一緒に連れて行ったとしても、「誘拐」じゃないからね。 その辺の概念も、きちんと理解してから、発言してくださいね。 twitter.com/oyakokizuna/st…
木村草太 @SotaKimura
子どもの命が危ないような、本当の誘拐だったら、すぐに警察に行ってください!誘拐事件だったら、警察は対応してくれます。 twitter.com/oyakokizuna/st…
木村草太 @SotaKimura
警察も、裁判所も、「誘拐」って認めなかったんですね。お子さんの命の危険がないようで、よかった。 法的に「誘拐」ではないのに、妻のことを「誘拐犯」というのは、名誉棄損になりうるので、匿名のツイッターとはいえ、やめた方がいいと思います。 twitter.com/oyakokizuna/st…
木村草太 @SotaKimura
「会いたい」というのは、「面会交流」の話。DV等がなく、子どもが拒否しておらず、適切な時間的・場所的条件が整えば、誰も否定していないです。 「親権」は、財産管理権とか居所指定権とかなので、濫用されると子どもに必要な意思決定ができなくなります。適切な人が一人いれば十分です。 twitter.com/kekekeketake/s…
木村草太 @SotaKimura
さらに、親権者が、非親権者に親権行使について相談することは禁止されていません。 子どもの意思決定について、協力的な話し合いができる離婚親は、親権があろうとなかろうと、コミュニケ―ションを取っています。
木村草太 @SotaKimura
本当に「一方的」なのなら、裁判所に「この人は、親権者として不適切ですから、親権を私にください」と訴えてください。 裁判所が、「話し合いを拒否することに正当な理由があるか」「親権者として適切か」を判断してくれます。 twitter.com/kekekeketake/s…
木村草太 @SotaKimura
「親が別居時に子どもを一緒に連れて行ったら誘拐、が世界の常識」っていう誤解をしている人がいるようなので、こちらをどうぞ。 書斎の窓 2018年7月号 家族と刑法――家庭は犯罪の温床か?⑧ 両親が子どもを巡って互いに争うとき その1 深町晋也 yuhikaku.co.jp/static/shosai_…
木村草太 @SotaKimura
「共同親権を認めれば、無用な親権争いをせずに、スムーズに離婚が成立する」と思っている人は、「主たる監護権者をどちらにするかについて、本当にスムーズに決められるか?」も考えていただきたいところ。
木村草太 @SotaKimura
「本当に自由な意思に基づいて、離婚親が共同を選択した場合」に共同親権を限定した場合、主たる監護者に選定されるであろう人が、本当に合理的なら、共同親権は選択しない。なぜなら、単独親権でも、自分が相談したいときには相談できるから。相手に権利を渡すのは、濫用のリスクを引き受けるだけ。
木村草太 @SotaKimura
なので、通常は、何らかの形で、「共同親権の選択を誘導する」ような制度設計がとられるだろう。そこが、「選択的夫婦別姓」と違うところ。 ただ、「誘導」によって、DV被害者へのさらなる被害継続を招かないように制度設計するのは、かなり困難。
木村草太 @SotaKimura
そうだとすれば、単独親権にしたうえで、当事者のコミュニケーションにゆだねた方が合理的。 濫用する相手に権利を与えると、適正な運用を回復するのは非常にコストがかかる。共同親権で濫用があると、必要な意思決定をするために、いちいち裁判所に訴えなければいけなくなる。
木村草太 @SotaKimura
「共同親権を原則とし、問題がある場合には単独とする」という制度は、「親権を与えるのにふさわしくない親」を明確に裁判所が認定しなければいけなくなる。これは、「親権を任せても特に問題がない親」を選ぶ以上に、苛烈な父母の非難合戦を招くだろう。
木村草太 @SotaKimura
DV認定について、「被害者だ」と感じている人からも、「加害者だ」と指摘している人からも、裁判所の認定についてそれぞれに不満が出ている状況からすると、DV認定の適正化は、現状、かなり困難。 まずは、裁判所の人的・質的な拡充をして、その認定能力への信頼を形成しないと、制度は機能しない。
木村草太 @SotaKimura
「親権」は「面会交流強制権」ではありません。 面会交流の充実を図りたいなら、面会場やコーディネーターの拡充を考えるべきでしょうね。わざわざ、濫用リスクの高い共同親権制度を導入するのは、「親子の交流を維持したい」という目的に照らして、合理性に欠けます。 twitter.com/syarara171121/…
木村草太 @SotaKimura
共同親権で、非親権者が応じない場合、いちいち裁判所に訴えなければ、子どものための意思決定ができなくなります。 共同親権にしたからと言って、「適切に親権を行使できる親」になるわけではありません。 養育費の支払いは、親権の有無に限らず義務ですから、「その義務の自覚」を促してください。 twitter.com/syarara171121/…
木村草太 @SotaKimura
それ、多分、「親権」に対しての幻想です。 親権は「子どもにとって理想的な親」を作り出す魔法ではありません。 twitter.com/syarara171121/…
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コメント

OOEDO @OOEDO4 2019年2月4日
@SotaKimura @inotake77 各氏の見解を、各氏の支持者(或いは反対者)だけが読むのは勿体ない話です。両方を読むほうが、いかにも有益でしょう。
上下逆さまつげ @kitayokitakita 2019年2月4日
木村某、「母親による」連れ去りを想定してツイートしてるんやろね。 たが実際には、父親による連れ去りも問題無しと言ってる事に気付いてないし、なんだったらDV加害者がDV認定受ける前に連れ去っても問題無いって言ってるのと一緒。
殻付牡蠣 @rareboiled 2019年2月4日
やっぱり机上の空論だな。概念だけでしか話してない。
OOEDO @OOEDO4 2019年2月4日
こじま(@TokyoKojima)さん の過去まとめ https://togetter.com/id/TokyoKojima と、ちょっと収録ツイートに重複があるかもしれません。作成時には気づきませんでした。まとめからリンクを張らせてもらいます
dronesubscriber @dronesubscriber 2019年2月4日
rareboiled 木村氏の場合はむしろ概念を軽視して自分が見ている現状ばかりを論拠にしているのではという印象ですね。面会場という閉鎖空間でのみの面会を提案しているように、連れ去られた側に全く感情移入していない感が強いです。連れ去られた親の苦しみと連れ去った親の苦しみ、そしてそれぞれの幸福も子の福祉と同様に重視されなければならないと思います。それらを客観的に判断できる仕組みさえあれば単独親権でも構わないと思いますが、この国は司法が差別的なのでもはや法律で定めないといけない段階なのでしょう。
#53 @hsgwkyt 2019年2月4日
制度設計としてはより制限の緩やかな「共同親権」をデフォルトにして、状況に応じてより厳しい制限の「単独親権」を適用する方が経済的だと思うけどな。ただ「婚姻中の共同親権」をうまく運用できなくてその結果離婚に至ったみたいな場合は確かに離婚後の共同親権もうまく運用できないだろうなあ。
こじま @TokyoKojima 2019年2月4日
木村教授が返信する「子の拉致被害親」の選定基準につっこみどころや論破しやすさの恣意性を感じるので,もっと多くの反対意見に対し,感情論やお友達論では無く,憲法論をして貰えると嬉しい。
okoo @okoo20 2019年2月4日
憲法学者の癖に母親が連れて行っても連れ去りではないといいつつ、そのための「違法性阻却事由」の法的根拠や条文を全く提示できなかった木村先生じゃないですか。
Love Shinto @revolteaware 2019年2月5日
法的には問題なしでも、その他の面で危険なこともある。
アヒルおうじ@私の前で足を揚げないでください。 @ahiruouji 2019年3月4日
まとめというかたちで改めて見て、本当に井上さんは、質問にまっとうに答えないんだなあと思った。
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