チアキさんちのめるすと少数民族おっさんs⑤

千晶 @motochia66

ラ「んんっ、それでは、この紫色の液体の中をね、こうして…歩いてください。そうすると、こう、泡みたいなパーティクルが…分かるかな？こういう風にしゅわしゅわするので、これが出れば上手く踏めてるということですね」 ロ「ほう」 ザ「そういや、お前のその咳払いがエロいと一部で話題らしいぞ」

千晶 @motochia66

ラ「はっ！？一部ってどこ！？コメント！？」 ロ「そういえば、コメントにもいくらかあったな」 ラ「ロォも知ってるの！？」 ザ「まあ、色々だよ」 ラ「色々！？」 （ざぶざぶ…） ラ「も、もう、咳払いしない…」 ザ「おー、ガンバレー」 ラ「思ってないだろ」 ザ「癖なんかそう簡単に消えねェだろ」

千晶 @motochia66

ラ「んんっ、ともかく…、…はっ、言ったそばから」 ザ「ほらな、気にするとやっちまうもんさなァ（笑）」 ラ「むむむ…」 ロ「まあ、良いじゃないか、私は大人っぽくて良いと思うぞ」 ラ「大人っぽい…！？ほんと！？」 ザ「…ロゥ、知ってるか、『〜っぽい』は本来そうでないものに使うんだぞ」

千晶 @motochia66

「つまり、大人『っぽい』ラディットさんは…」「大人ではない……？」「ロウソウお兄ちゃんから見るといつまでもランドセル背負ってた頃のラディットさんなんだよ…」「この目で見たかった…」「今、背負ってくれても良いのよ…」「←よくそんなこと思いつくな最高かよ」「しまった本音が出た」

千晶 @motochia66

（ざぶざぶ…） ラ「ところでコメントと言えば、『ザウルさんに恋愛ゲームやって欲しい（笑）』とかいうのがちょこちょこ来るの知ってます？」 ザ「恋愛ゲーム？」 ラ「やったことある？」 ザ「…ねェな」 ラ「オススメされてるのは主にギャルゲーと言われるような、沢山の女の子と仲良くなるゲーム」

千晶 @motochia66

ザ「…ほぉん？」 ラ「まあ、正確には某スローライフゲームのように全員と両思いなんてことにはなれないので、対象を絞って攻略していくんだけどね」 ザ「そりゃあ…あれだろ？選択肢を間違えまくる俺を見てお前らと視聴者で笑うっていう」 ラ「そんなことは…まあ、ちょっとはあるかもしれない」

千晶 @motochia66

ザ「…あんま興味湧かねェな。どうせ製作者男で、出てくる女も男の理想の女だろ」 ラ「？それだと駄目なのか？」 ザ「女ってなぁ理解しきれねェ複雑なところが良いんじゃねェかよ。男の考える女は単純過ぎていけねェよ」 ラ「ええー…、でもそんなのゲームにならないだろ」 ザ「だから興味湧かねぇの」

千晶 @motochia66

ラ「…えー、ザウルの好きな女の人の複雑さって、例えば？」 ザ「月に4回性格変わるとこ」 ラ「は？」 ロ「なんだそれは」 ザ「女は皆変わるんだぞ、知らねェのか」 ロ「…知らない」 ラ「…？…、…それってさぁ…」 ザ「前はニコニコしてたくせに同じことで怒ったりな」 ラ「…、それが好きなの？」

千晶 @motochia66

ザ「慣れて飽きるってことがねェだろ」 ラ「……？…全然分からない…何やったら喜ぶかとか、何やったら怒るかとか、分からないのは困るんじゃないか？」 ザ「困るったってそういうもんなんだからしょーがねェじゃねぇか」 ラ「ええ、」 ザ「お前も、娘がいつまでも怪しいヌイグルミで喜ぶと思うなよ」

千晶 @motochia66

ラ「え゛っ、あ、怪しくないよ…」 ザ「そうかぁ？前に買ってたクマのヌイグルミだって、目の位置がしっちゃかめっちゃかだったじゃねェかよ」 ラ「あ、あれは…ああいう、…ちょっと目の位置が低いのがかわいいだろ」 ザ「ちょっとじゃねェよ」 ラ「でも…、そりゃあ、クマには見えなかったけど…」

千晶 @motochia66

ザ「クマに見えねェクマのヌイグルミをどうして買うんだよ」 ラ「…あれは…、なんか、かわいかったもん…」 ザ「おぉ…」 ロ「なんでお前らは気を抜くと喧嘩をしてるんだ…」 ラ「うう、ザウルがいじめるよぉ…」 ザ「おい、言いつけんなよ」 ロ「いじめてる自覚はあるんだな」 ザ「……」

千晶 @motochia66

ザ「オレぁ、こいつの娘がいつも笑って受け取るからって、アレを喜ぶものとしてインプットされたら、娘の方が気の毒だと思うから言ってるんであってだな」 ラ「や、やっぱり喜んでないのかな…」 ザ「そのうち大人になるにつれてやんわり断られるようになるし『ラディット趣味悪い』とか言われるぞ」

千晶 @motochia66

ラ「うう…、女の子の喜ぶものなんか分からないよぉ…」 ザ「困ったやつだな」 ロ「俺たちの喜ぶことはすぐ分かるのにな」 ラ「うん…、あの子はご飯もあんまり沢山は食べないしなあ…それに色々、食べられないものもあるし…」 ザ「オレらが食い物出せば釣れるみたいに言うなよ」 ロ「釣れるからな」

千晶 @motochia66

ロ「今度一緒に贈り物でも選びに行ったらどうだ」 ラ「一緒って、ザウルと？」 ザ「なんだ、ヤなのかよ」 ラ「嫌、なわけじゃ、ないけど…」 ザ「あァ？」 ラ「…なんか、ザウルが選んだやつってすぐ分かるみたいで…『ザウルさんにもありがとうございましたって伝えてください』って言われる…」

千晶 @motochia66

ザ「そりゃお前…お前の方が傾向把握されてんじゃねェかよ」 ラ「…え、そういうこと…？」 ザ「んー、じゃあ次はお前らしくてアレが喜びそうなもん探すか…」 ラ「ウチの子アレって呼ばないでください」 ザ「名前ださねェように気ぃつけてんだろうが」 ラ「…、あ、そうか」

千晶 @motochia66

ザ「まだなのか」 ラ「いやー、これ結構時間かかって…まだ、もーちょっと」 ロ「これは、おそらくぶどうの量に比例して作業時間が長くなるよな」 ザ「つーことは…この量…」 ラ「や、でも、あとちょっと！あとちょっとだから！」 ザ「別にそんな焦らんでも、いきなり抜けたりせんよ」

千晶 @motochia66

ロ「動画はほどほどの長さで切られる筈だし」 ザ「こんだけの作業一人でやんのは辛かろう」 （※なお、この三倍は喋っていた） ラ「よし、できあがりました。ここにハシゴを取り付けて…ピョンてして登ります」 ザ「おう」 ロ「いい汗をかいた」 ザ「ロウソウのいい汗が浸み出るワイン」 ラ「もー」

千晶 @motochia66

ラ「さて、足も洗って靴も履きまして。ここのね、俺がちょこちょこクリックして進捗確認していた場所に…専用の蛇口をつけます。そして、これまた専用の樽を置いてね、蛇口を右クリック。…すると」 ザ「おー、ちゃんとワインが出てる」 ラ「薄々お気づきかと思いますが、これを桶の数やります」

千晶 @motochia66

ロ「…まあ、喋ろう」 ザ「そうだな」 ラ「…ま、まあ、一樽やったらその後の工程を説明して、あとの作業は一人でやるし…」 ザ「まあまあ、寂しかろう」 ロ「アイスでも食いながら樽がいっぱいになるのを待とう」 ザ「良いねえ」 ロ「運ぶのも、一度にやった方が早い」 ザ「まったくだ」 ラ「う、む」

千晶 @motochia66

-早送り- ラ「いっぱいに！なりました！」 ロ「うむ」 ザ「おつかれさん」 ラ「でも本当に、一年に一度で良いかなっていう作業量と精製量だった！」 ザ「はは（笑）」 ロ「…今更言うのもなんだが、蛇口を３つつけて3人で作業したら早かったのでは」 ザ・ラ「あっ」

千晶 @motochia66

ラ「うう、作業前に思いついて欲しかった…」 ロ「そんな無茶な…（笑）」 ザ「ま、次はそうしよう」 ラ「次も一緒にやってくれるの…」 ザ「おう」

千晶 @motochia66

ロ「それから、竹柵だったか…あれの一番細かいものは横向きでも置けただろうか」 ラ「ガラス板と同じ扱いのはずだから、置けたと思うけど…」 ロ「アレを湯船の一番端に、こう…横向きに並べると風呂のフタが置いてある感じにならないか？」 ラ「あ、良いね」 ロ「もし置けなければ木材でも良いが」

千晶 @motochia66

ザ「壁を縮小タイルで貼るとなると、結構かかるぞ」 ラ「資材？時間？」 ザ「両方」 ラ「はい、図案くれたら俺も貼れる」 ロ「私も貼るのを手伝っても良いが、資材を採りに行っても良いぞ」 ザ「ん、じゃあ図案渡しといて、遊軍的にあっちこっちやってもらって良いか」 ロ「勿論構わない」

千晶 @motochia66

ラ「んっと…湯船の外枠が4、だろ…手前側は6か、欲を言うなら7欲しいなぁ…」 ザ「結構デカいな（笑）」 ラ「拠点のこの辺りに、こういう向きに…作ったら、ギリギリ入る。それか、いっそ一段ズラして地上に明かり取りの窓を付ける」 ザ「地下牢みてェじゃねぇか？（笑）」 ラ「じゃあ窓はやめるか」

千晶 @motochia66

ロ「少し話が早くて追いつけていないんだが…5側、というのは湯船の方へ向いた時に絵が見えるということか」 ザ「そういうこったな」 ラ「その場合は湯船の手前側は自由に広さが決められるよな」 ザ「ん、まあな。しかし地下だからそれほど場所も取れねェし、その場合は5×5か…6×5程度かね」