- seiyamamoto
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【地理】駒場中で人口重心問題が出されたとか。重心の移動はモーメントの概念です。重心からの距離☓増減した人口の合成となります(ベクトルの合成)。 駒場中の問題ではありませんが、明治期の人口重心の移動を考えてみましょう。
2019-02-15 17:23:271894年から1918年にかけて、北海道の人口は160万人、東京都の人口は190万人増えています。それぞれの距離は北海道を100とすると東京は32ほどです。 なので、力積は北海道:東京=100:38となります。 つまりそれが重心移動の2都県でみた場合の寄与度になります。
2019-02-15 17:34:15北海道の増加は開拓の入植、東京の増加は首都への集中などによるのでしょう。 ついで、それらを打ち消す向きの福岡(29)、長崎(18)、鹿児島(18)、大阪(12)の力積が大きいです。(北海道を100としたとき) それらの総和なので「北海道の開拓」だけに要因を求めるのは適切ではありません。
2019-02-15 17:40:53明治あたりの人工重心の移動は過去の地理おりで見たことがある この問題で地理の先生に勝ったので、印象に残ってる(ごめんなさい笑) twitter.com/seiyamamoto/st…
2019-02-15 18:36:21@polarbear775 「勝った」とは?いくつかの要因をしろくまさんが挙げた、ということでしょうか?
2019-02-15 18:40:32@seiyamamoto 私はその問題で、北海道の開拓のため屯田兵として多くの人が移住したみたいな感じで答えて、添削をお願いした先生が、東京への人口集中じゃない?っておっしゃったのですが、
2019-02-15 18:45:20@seiyamamoto [私も東京の人口集中やと思ったんですが、移動線を延長してみたら、北海道に行き着いたので、時代的にもこれしか思い付かなかった]といったら、 [あーなるほど!確かにそっちのが正しいなー!]と言われました
2019-02-15 18:48:59@polarbear775 両者の寄与度はケタ違いではないので、要因を求める説明(解答?)を書くならその両方を北海道を主とした形で書くべきですね。
2019-02-15 18:49:35@polarbear775 レス行き違いになりましたね。ベクトルの合成というのは今回の説明でわかっていただけたでしょうか? 単純ね移動の方向(ベクトルの向き)にあるものを原因とするのはまずいんですね。ベクトルは合成の結果、ある方向を向きますので。
2019-02-15 18:52:48@polarbear775 要因として大きいのは間違いないんですけどね。 なお、他に東北方向に向かうベクトルの大きさは青森11、福島10、秋田10、山形7、宮城6です(北海道を100 とした場合)。
2019-02-15 19:05:29@seiyamamoto はい!当時は、先生が[東京ではなくて、北海道の方が正しい]というニュアンスでおっしゃった印象だったので、この時期はまだ東京人口集中はそれほどなく、寄与度は大きくないのだと思っていましたが、
2019-02-15 19:04:01@seiyamamoto このツイートをみて、人口だけで見れば東京のほうが大きいと知り、ベクトルで考えても両方無視できないと理解しました!
2019-02-15 19:05:22@polarbear775 ありがとうございます。なんか、ツイートした意味があったのがわかって、嬉しいです。
2019-02-15 19:06:29分かって貰えるというの、すごくうれしいです。
余談
日本、各都道府県の当時の人口増減はどうだったのか
@polarbear775 日本全体でその期間(1894〜1918年)に4200万人から5800万人に増えています。なおこの時期、人口減の都道府県はありません。
2019-02-15 19:13:45@polarbear775 自然増減、社会増減の動きのデータまでは見つけられてないです。ごめんなさい。 人口重心の移動を考えるだけなら、移動は関係なく、各都道府県人口の増減数☓距離でいいですね。
2019-02-15 19:18:34@polarbear775 ちなみに、その期間、自然増加率が一定で増えたとすると、その率は1.26%/年ほど。驚異的な伸び率です。
2019-02-15 19:32:29