小野田先生。3.11から56日間、8週間が経った。その間に起こってきたことに思いをはせる。あの「つらく寒い日々」を徐々に忘れはじめ、薄れはじめ、日常に戻ってきていると感じる。smtの再開は知的なものが欠けた日々からの復旧を象徴しているようだ。
2011-05-05 19:52:59小野田先生。伊藤さんが震災以来、様々な場所でおっしゃっている「建築家は変わらなくてはいけない」とは具体的にどういうことなのか、今日はそういうお話をおうかがいしたい。
2011-05-05 19:54:42(字幕)先ほどからの連続ツイートは今日の3時から仙台メディアテークで行われた建築家の伊藤豊雄さん、東北大教授の小野田先生のトークイベントの内容を、ぼくなりに抽出、要約したものです。興味のない方のTLを占拠するというようなことがありましたら申し訳ありません。リムしてください。
2011-05-05 20:40:54小野田先生。伊藤さんの話をまとめる。1、正確さ(制度?精度?)についての考え方を捉えなおし、自然の一部としての承認する。2、何をつくるかより、なぜそれができないか。3、リビングルーム・心の休まる場所。小さなことから大きな場へ、それが公共建築のはじまり。
2011-05-05 21:18:05小野田先生。先生自身、東北大学で被災した。ライフラインの停止した夜、ストーブを囲んで今日のような車座になり、立場に関係のない話し合いで対応を検討した。けれども、元に戻りつつある。このまま、戻ってしまっていいのだろうか。対抗しなくていいのだろうか。
2011-05-05 21:21:40小野田先生。場を切り口に捉えなおす、ということ。けれども、仮設住宅などはスピード優先にされ、そのためには同質的につくるシステムが効率的だ。(そのように現実的に考えてみると)「今思っていること」は結局、生活がもとになるにしたがって、忘れていってしまうのではないか?
2011-05-05 21:32:41今日せんだいメディアテークであったトークセッションについてつぶやいていきます「あるきだすために」出演:伊東豊雄(建築家)小野田泰明(東北大教授)
2011-05-05 21:34:21要点 数値ばかりを重要視する建築ではなくもっと自然と向き合うべき 何を作るかよりなぜできないのかを考える方が重要 国や自治体の政策と住民の考えとのずれ 被災地とそれ以外の地域のずれ
2011-05-05 21:34:34イベントで印象深かったのは 国などの政策と住民の考えとのずれについて。伊東さんが訪ねた被災地の方は「また津波がこようが同じ場所に住みたい」と言うのに国は津波がきた所は居住を認めないか盛り土をしなければならないのだと。伊東さんはこの政策は地域の歴史を消すものだと批判 #seiji
2011-05-05 21:37:41「アーキエイド」 には期待している。建築家の真価を見せて欲しい。今日smtで伊東豊雄さんが言っていたように、一般市民の建築家に対するイメージは、まだまだ「ヒトのことも考えないで、自分の好きな建物を建てて満足している人」のようです。
2011-05-05 21:48:31今日の「歩きだすために」話す by 伊東豊雄・小野田泰明 at smtの質疑応答に対して批判的なTLも多いけど、質問した女性はあの場をactivateして他の聴衆のコメントも引き出せたし、彼女に共感したヒトも少なくないと思う。伊東豊雄さんの顔を見て満足するだけの会では意味がない。
2011-05-05 21:55:02メディアテークで、4日に鷲田清一氏、5日に伊東豊雄・小野田泰明両氏の話を聴く。今後それぞれのメモを見つつ考えていくこととなろう。それにしても、5日に「せんだいデザインリーグ2008」公開審査を思い出すことになろうとは…。
2011-05-05 22:12:45