- uchida_kawasaki
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連続RTした牧野淳一郎さんの『原発事故と科学的方法』(岩波科学ライブラリー)まえがきには、原発について高校から大学時に勉強した結果「わかっていたことは、原発事故が起こると正確な情報は出てこない、ということでした」とある。
2019-02-23 21:24:01正確な情報を出さないだけではない。連続RTした中で扱われている甲状腺がんと被ばく線量に関係なしというのは、さらに進んで、不正確な情報を作り出そうとしている。
2019-02-23 21:27:14宮崎・早野論文での平均/中央値と誰もが満たすべき基準のすり替え、被曝に関する数値の一貫して低い方向への「誤り」も、そう。被曝とは別だけれど、政府の不正な統計もそう。 hbol.jp/183049 hbol.jp/185193
2019-02-23 21:30:28こうしたことに対して「それでもまあいいではないか」とは言えない。これらは「いいではないか」という判断の条件を破壊するのだから。
2019-02-23 21:32:04科学は捏造や剽窃では破壊されない。捏造や剽窃をまあいいではないかとだらしなく放置することで妥当な手続きに従った科学的営為と捏造や剽窃が区別されなくなったときに破壊される。
2019-02-23 21:33:05科学と思ってやっていることが科学なのかどうか判断する基準を失うことで。考えていると考えているだけで考えていない状態と考えている状態が区別できなくなる。不当な「両論併記」も同じように作用する。
2019-02-23 21:34:30これらは政治的な見解をめぐる問題ではない(政治的な意見を言うことを躊躇するわけではない)。何であれ意見を持ち見解を表明し議論することを可能にする条件に関することなのだから。
2019-02-23 21:37:19安倍政権における統計不正(これはもっと前からだけど)や文書改ざんは、政権について支持する/支持しないの判断を無効化する。「政権」に対する支持/不支持の判断は政策とその結果に関する知識を共有した上でなされるものだけれど、それらはまさにその条件を崩すものだから。
2019-02-23 21:51:17従って、現在、安倍政権をめぐる賛否は、政策を評価するかどうか、結果に賛同するかどうかではなくなっている。そうではなく、いわば信奉するかどうかをめぐるものになっている。でも、信奉に基づくような政策が行われる政府を持つ社会は民主的な社会とは言えない。
2019-02-23 21:52:15というわけで、 pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ke… 第12回甲状腺検査評価部会(平成31年2月22日)で導入された、市町村別UNSCEAR推計甲状腺吸収線量を使うことで被曝量と甲状腺がん発生率を無関係に見せる、という手法については
2019-02-24 12:16:42iwanami.co.jp/book/b265984.h… 岩波科学ライブラリー 236 被曝評価と科学的方法 5章「被曝量推定は信頼できるのか?-県民健康調査からみえること2」で詳しく議論してますので皆様どぞ、みたいな。
2019-02-24 12:16:45私これ既に4年前にだしてるわけだから、甲状腺検査評価部会は参考文献としてあげるべきではないか?まああげたら部会の主張が否定されるが。
2019-02-24 12:16:48大阪大学関連
高野徹:第12回 甲状腺検査評価部会発言要旨 med.osaka-u.ac.jp/pub/labo/www/C…
2019-02-23 13:33:18「超音波検査スクリーニングの有用性を示すためには、超音波検査で早く見つけたら甲状腺外への進展が少なかったことを証明する必要があるはずですが、結果は逆です。超早期に見つけたところで癌は既に広がってしまっているのです。すなわち、超音波検査は無駄です。治療が必要かどうかについては、
2019-02-23 13:47:24今後増大して臨床癌になるのかどうかで判断するしかありませんが、それには触診等で十分でしょう。超音波検査はいったい何の役に立っているのでしょうか?冷静に考えてみてください。」
2019-02-23 13:47:37【記者会見】 1.子供の甲状腺癌はアグレッシブなのかそうでないのか。 「転移・浸潤・再発が多く、増殖も速いために一見アグレッシブに見えるが、予後が極端に良いという点ではアグレッシブとは言えない。」 2.福島で行われている手術は過剰なのか? 「計算上は過剰な手術をしていることになる。」
2019-02-23 13:55:37大阪大学 髙野徹 第12回 甲状腺検査評価部会発言要旨 【注釈】 若年者の甲状腺癌の自然史、すなわち、どう発生してどう進展するかは今の時点でほぼ解明されています。 med.osaka-u.ac.jp/pub/labo/www/C… (え・・・?)
2019-02-23 14:28:00引用:25歳以下については福島県のデータや学校検診のデータがありますし、30歳以上では人間ドックのデータや微小癌の経過観察のデータがあります。すなわち、データが無いのは20代後半だけですのでつなげて推測するのは容易です。
2019-02-23 14:28:26引用:その過程をまとめると、癌は15歳くらいから発生しだし、10代、20代では急速に増大し、甲状腺外にどんどん進展します。このような時期に縮小手術をすれば当然再発率も高くなります。ところが、これらの癌は30歳以降は成長を止め、逆に小さくなるものも出てきます。
2019-02-23 14:28:42え? 15歳くらいから発生しだし、10代、20代では「急速に増大し、甲状腺外にどんどん進展」し、その時期に「縮小手術」をしたら「当然再発率も高く」なるけど、「30歳以降は成長を止め、逆に小さくなるものも出てくる」?? 手術しなければ、成長が止まったり小さくなると??
2019-02-23 14:33:30甲状腺外に進展しているがんを放置したら、気管や血管などの他の臓器に浸潤したり、転移したりするのではないかと思うけど・・??
2019-02-23 14:36:09引用:10代、20代で超音波でしか見つからないような甲状腺癌はそのほとんどが中年以降に高頻度で見つかる微小癌となる運命のものです。超音波検査が実施されていなかった時期には、これらのうちで最も増大速度の速いごくごく一部(おそらく100個に1個程度)の選りすぐりのものが
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