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branchoffice030
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時間のある人は元のまとめを読もう。
小さな漁港にあるプレハブ分遣隊（概念）とかその他いろいろな概念
こんな艦娘になりたい人生だった。
ツイート数が制限を超えてしまったのでその２を作りました↓
https://togetter.com/li/1449792
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非労働英雄
@heroofnonSocLab
村の中心部からちょっと海寄りにある官舎の駐車場からOD色に塗った型落ちサンバーを引っ張り出して、荷台に艤装のっけてついでに席に乗り切れない僚艦も何人か荷台に乗っけて漁港に出勤する艦娘になりたい。なお軽トラは当直の艦娘がそのまま乗って帰ってゆく。
2018-01-18 01:35:21
非労働英雄
@heroofnonSocLab
誰が助手席に乗れるかジャンケンして駐車場ではしゃいだりしたいし、荷台に乗って運転席の屋根バンバンして「さーむーいー」とか言いながら外套の襟を立てたりしたいし、登校中の小学生たちに「おーはよー」と手を振ったりしたいし、こっそり荷台で一服したりしたいですね（欲望だだ漏れ）
2018-01-18 01:42:17
非労働英雄
@heroofnonSocLab
深夜に大雪が降った日の翌朝、OD色軽トラに群がる艦娘たち。スノーブラシでﾄﾞｻｰっと屋根の雪を落とす艦娘、「なんで昨日ワイパー上げなかったのよ」とフロントガラスの雪を落とす艦娘、「重い……」と荷台の雪をプラスコップで掻き出す艦娘、艤装をソリ付きドーリーに乗っけて持ってくる艦娘
2018-01-18 23:18:26
非労働英雄
@heroofnonSocLab
漁協の建物（3階建コンクリビル）に比べてあまりにも貧相なので司令部への来客者の7割はバッチリ建物の入口に「漁業協同組合」って書いてあるのに漁協の方に入っていく
2018-01-19 00:36:45
非労働英雄
@heroofnonSocLab
外見はアレでも中身はハイ＝テクで上等なものかといえば現場事務所とあんまり変わりない司令部、無線設備とモニタが一角を占拠しててコピー機が規模に比べて多い以外はほぼ現場事務所
2018-01-19 00:47:54
月極
@7sUkigHimE
徴用され初めて配属されて以来すっかり一丁前の艦娘になる程に何年も籍を置いていた小さな司令部が閉鎖されることになり退去の前夜に艤装も私物も転属先へ送り出してしまってから小ぢんまりとした岸壁に僚艦たちと集まって見慣れたはずの夜の海を眺めたり誰かが持ってきた花火で大騒ぎしたりしたかった
2018-01-19 01:03:14
非労働英雄
@heroofnonSocLab
司令部の閉鎖とともにプレハブも解体撤去が決定したので、がらんどうになった司令部の建物で艦娘全員でこっそり酒盛りしたり最後に送る荷物の中からプロジェクタを引っ張り出して思い出のビデオ上映会とかして仲間との日々を振り返りつつ別れを惜しんだりしたかった。
2018-01-19 01:11:46
月極
@7sUkigHimE
大抵どこの鎮守府でも、どころか司令部単位でも予算を無駄遣いして作られているロゴステッカー(耐水性)を艤装に貼りつけ転属する度に以前貼ったものの上から新しいものを貼り重ねていたら艤装の表面に不自然な数mmほどの段差が出来てしまった艦娘
2018-01-19 01:17:00
月極
@7sUkigHimE
終戦も近づいた頃に艦娘になって十年ほど勤め上げ司令部の閉鎖とともに退役を決めて艦娘時代の伝手から港の事務所で働き始め新しい仕事にも慣れた頃ぼうっと海を眺めていると同僚に「やっぱりまた海に出たいって思う？」と訊かれ少し無理に笑顔を作って「いやあそんなことないですよー」と答えたかった
2018-01-24 00:46:12
非労働英雄
@heroofnonSocLab
艦娘を退役した後になって内陸県で再就職して、社員旅行でそこそこ大きな港湾を訪れて湾内を航行してる艦娘（海保所属）を遠くから眺めてるところに「懐かしい？」と同僚に聞かれて「懐かしいけど、あの頃に戻りたいかといえばNOかなー」と戦死した戦友を思い浮かべながら答えたかった
2018-01-24 00:53:27
月極
@7sUkigHimE
あと港の事務所での仕事も数年で退職して内陸部の地元に戻りただ毎日似たような業務を繰り返していた艦娘の頃よりもよっぽど代わり映えのしない毎日を送りながらふと故郷を取り囲む山の稜線を眺めてはその向こう側にあったはずの騒がしい司令部と馬鹿ばっかりの僚艦たちを思い出して感傷に浸りたかった
2018-01-24 01:09:47
非労働英雄
@heroofnonSocLab
艦娘になるも田舎の漁港に配属され、苛烈な戦闘も僚艦の戦死もこれといって経験することなく退役して、内陸県の地元に戻って安穏とした暮らしを送っていたところで、ある日買ったアサリの砂抜きをしながら不意に涙が流れてそのまま衝動的に艦娘時代に過ごした漁港の司令部まで旅をしに行きたかった
2018-01-24 01:23:25
非労働英雄
@heroofnonSocLab
もちろん〝漁港のオマケ〟だったプレハブ司令部も待機所も跡形すらなく更地になっていてまるで最初からそんなものはなかったかのようになってるけど、漁港の景色だけは艦娘だった頃とほとんど変わりなくてやっぱりその場でもう一度前触れ無く涙を流したりするんですよね（ろくろ手）
2018-01-24 01:39:59
月極
@7sUkigHimE
艦娘への適合処置の投薬に伴って薄い桃色に染まった長い髪を退役の際に短く切り揃えた元”由良”の女性は地元に帰ってからのあまりにも長閑な日々のなかで自身の髪が段々と黒さを取り戻していくように自らの記憶の中にある青春のようなものが消えていってしまうのではないかとどうにもならなく恐れている
2018-01-24 01:41:39
月極
@7sUkigHimE
引っ込み思案な自分の性格を変えたいという理由もあって艦娘になるも適性があったのはただ真面目なのが取り柄とでもいうような目立たない艦娘で、投薬のせいか派手な髪色をした底抜けに明るい僚艦が前線に派遣され活躍したとかいう話を聞き憧れを抱くも特に親密になることはないまま退役を迎えたかった
2018-02-11 07:44:26
月極
@7sUkigHimE
退役後に髪をその僚艦と同じ色に染めて振る舞い方も少し真似をしたりして結果的に自分を変えることはできたかもしれないけれどこれなら艦娘になった意味はあったのかとぼんやり思う日々を送りたかったし、ばったりその元僚艦と出会って見た目は変わっているはずなのになぜかすぐ正体を見抜かれたかった
2018-02-11 07:44:42
月極
@7sUkigHimE
分遣隊(概念)に二人しかいない重巡艦娘の片割れになって、前線に派遣されたことも一度ではないしこの間第二次改装も受けたし練度も充分ある筈なのに部隊では書類とにらめっこしたりと本隊と駆逐連中に板挟みにされたりするばかりの、業務終わりに近所の温泉で一息つくのが生き甲斐な日々を送りたかった
2018-02-12 23:18:55