ちっさくなった兄様 勇尾 原作軸
tweetまとめ 呟いた順なので、ちょろっと同じ設定で別軸の話がまじってます。
Twitterのツリーの方が読みやすいです。
加筆して小説にしました!→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14485114
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夏目一加
@natumeitika
腹が減って、その辺に落ちてたどんぐりを食べようとするんだけど、外皮が堅くて実がとりだせなかった。 空きっ腹抱えて、落ち葉の中で寝る。素っ裸なので、寒くてほどんど寝られなかった。
2019-03-13 17:58:50
夏目一加
@natumeitika
昨日のうちに武器にしようと拾っていた先の尖った小石で反撃するんだけど、大きな鳥には敵わなくて、もうだめかと思ったとき、自分を探す弟の声が聞こえた。 尾形は力の限り弟の名を叫んだ。
2019-03-13 18:09:24
夏目一加
@natumeitika
ハンカチに兄の体を包んで、胸の内ポケットに入れて自分の部屋に戻る間、弟は兄がこのまま死んでしまうのではないかと不安でしかたなかった。 涙が零れそうになるのを必死に堪えた。
2019-03-13 18:36:49
夏目一加
@natumeitika
弟は心配していたけど、兄の傷は命にかかわるようなものではなかった。 茶碗風呂で体を綺麗にしてやって、傷の手当てが終わると兄は弟の掌の上で寝てしまった。
2019-03-13 18:46:46
夏目一加
@natumeitika
兄は小さいので一人でできることなんてほどんどない。 食事は弟が自分の分から分け与えたし、風呂も弟が手伝ってくれる。服はガーゼ地を切って紐で結んだだけの貫頭衣。
2019-03-13 19:05:12
夏目一加
@natumeitika
そんなこんなで数日後。 「勇作さん、懐紙もらえますか?」 「あ、お手洗いですか? ちょっと待って下さいね」 「いえ、出すもんだそうかと」 って、兄は貫頭衣の前を捲っておっ勃ったとこを見せてくる。
2019-03-13 19:10:20
夏目一加
@natumeitika
「どうして勇作の名前を呼びながらするのですか」って、怒られるけど「俺は女を抱くより、男に抱かれる方が好きなのです」って、しれっと言う。
2019-03-13 19:18:36
夏目一加
@natumeitika
「勇作さんも出すもん出したらどうですか? なんなら俺が手伝いましょうか?」とか言って、「兄様には絶対に頼みません!」って、弟を怒らせる。でも、こんなやりとりも兄は楽しい。
2019-03-13 19:24:40
夏目一加
@natumeitika
弟は兄の面倒をみることを負担だと思ったことはない。任務でどんなに疲れていても、部屋に戻れば兄がいる。それだけで幸福だった。 兄のことを思うと心が温かくなるのだった。
2019-03-13 19:37:33