ローカルエリアでの鉄道の姿とは

韓国の一般鉄道から普通列車が無くなりそう、という話題から、JR北海道のようなローカルエリアでの鉄道の在り方、また地方都市における鉄道とバスの関係などに話が拡がったものを、まとめてみました。
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せき のりかず @kotonoha_s

@kintetsu5820 釜山や大邱は「通勤シャトル列車」の運行をしてみたけど利用者が定着せず取りやめになりましたね。 そして現在、一般鉄道とは線路を共有するもシステムとしては別扱いの「広域電鉄」を導入していて、釜山では東海線で運行開始・釜田馬山電鉄(ほぼ全線新設)が工事中、大邱都市圏でも工事中ですね。 pic.twitter.com/GGH2Z8HrwN

2019-03-18 15:54:30
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ぷよ太郎 @puyotaroh

@kotonoha_s @iloha_train 地下鉄と電鉄(日本で言うかつての「国電」)が相互乗り入れするソウル都市圏がむしろ例外ってことでしょうか。 釜山都市圏でさえ、KORAIL沿いに地下鉄が走っていて完全に近郊輸送と都市間輸送を役割分担していたのに驚いたものです。…なんか旧国鉄と富山地鉄の関係を思い出します。 pic.twitter.com/K4hkE1DdJd

2019-03-19 12:34:08
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広域電鉄とは、日本の近郊電車スタイルのものを大都市近郊や地方都市圏に導入する事業で、一般鉄道の普通列車を電化し駅数を増やすのではなく、線路は一般鉄道と共用しながらも都市圏交通(地下鉄や路線バスのネットワークの一部)として公的補助を入れて、新規に導入する形とするものです。
(一般鉄道とは別のネットワークとして扱われ、改札も運賃制度も別個となります)

きんてつ たいらんど @kintetsu5820

@kotonoha_s やはり発想そのものは存在するんですね。ただどうして今までなかったのかが不思議ですが

2019-03-18 16:15:26
せき のりかず @kotonoha_s

@kintetsu5820 なにせ、バスが強すぎて生半可では勝てないのと、韓国は貨物輸送がガンガンにあるので旅客列車をあまり増やせない制約があります。 (広域電鉄化は一般鉄道の旅客列車大量削減とのセット施策です)

2019-03-18 16:20:01

韓国では貨物列車も数多く走るうえに軍事輸送の列車もあるので、一般旅客列車を多数設定することは、難しいのです。

きんてつ たいらんど @kintetsu5820

@kotonoha_s なるほどそういうカラクリなんですね。 バス依存の交通体系となると近郊輸送だと特に渋滞が気になるのですが、定時性は確保されているんでしょうか?

2019-03-18 16:34:02
せき のりかず @kotonoha_s

@kintetsu5820 軍事関係もあり道路は広め且つバイパスの整備も進みましたし、バスもバイパスを活用するルートなどをガシガシ新設して利便性確保に努めていますね。 というより、利用者がさほど定時性を意識していません。都市部のバスは時刻表(ダイヤ)ではなく運行間隔での運行管理なので、遅延という概念がなく…。

2019-03-18 16:52:54
せき のりかず @kotonoha_s

@kintetsu5820 都市近郊部での、韓国の路線バスです。 道が広めなことと、市街地内でも幹線道路は速度制限が60キロとかなので、日本のバスとは比べ物にならないレベルで「早い(速い)」です。 pic.twitter.com/smugZugYfE

2019-03-19 13:27:28

海外では、時刻表(どのバス停を何時何分に出発)ではなく運行間隔(**分ごとに運行)というスタイルでバスの運行管理を行うことがあります。その場合、バスの運行時刻そのものは決まっていないので、遅延という概念そのものが、ないのですね。

せき のりかず @kotonoha_s

ソウル市や近郊エリア(京畿道)のバスは、運行管理が発着時刻ではなく運行間隔となっているので、GPSでリアルタイムに位置計測をすることが重要で、そのデータを車両に渡すことで放送だけでなく「前・後の便との間隔」も運転手に分かるようなシステムが組まれていますね。 pic.twitter.com/w0SR6mYPw1

2019-02-27 10:37:55
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