反アニメ批評な話とか
- Munetakaoi
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いやあ,アニメって作品の中身(ストーリー)は語られる/批評されるけど,技術的なこと/演出的なことって案外批評されないよね.マンガ論やってた人間から見ると不思議.
2011-05-09 01:16:45@Munetakaoi 虎兎なんかはストーリーはまったく語るところがないので、演出や作画面からの語りに期待がもたれます。
2011-05-09 01:20:38@peace_ak ですね.虎兎はオリガミさんを探せ!という新たなアニメ視聴の楽しみ方を提案してくれていますね.逆にまどマギは内容ばっかり語られてシャフト的演出がどのようになされていたか,というのはゼロ年代とかエヴァ超えの思想とかよくわからん何かで消し去った感がありましたね.
2011-05-09 01:23:43@Munetakaoi まどかマギカは演出的にはいつも通りのシャフトアニメでしたからねぇ。というか演出語るのって難しいんですよね。脚本とか作画に比べて表面的なものとして認識し辛いというか。
2011-05-09 01:29:30@peace_ak だから僕からしたら,どうも批評っぽくやっている人は「作品の思想」を語るだけで,この演出がスゴイ!っていうのを教えてくれないからちょっとイライラするんですよね.多分それは主観的で批評”性”が確立しえないというか.演出なら客観性が保証されそうなんですけど.
2011-05-09 01:31:56@peace_ak (つづき)マンガ批評はその点ではキャラ=身体的記号性に注目した批評とか,コマやフレームに注目して作家論を展開する批評など多々あるんですがね.アニメ批評家はできれば演出についても語ってくれたらなとおもうのですが.
2011-05-09 01:33:44@Munetakaoi あー、なるほど、アニメでもカット割りとかキャメラワークとか、あとはそれこそシャフトアニメの「記号」の話とか、語るべきことは色々あるはずなんですよねぇ。
2011-05-09 01:50:07「ストーリーだけを見る」のならアニメである必要はない、という話。(ストーリーを見るっていうのも変な表現だけど)
2011-05-09 01:51:21まさしくそれなんです.アニメが「アニメたらしめる要素」とは何か,について批評をしてないと,それは批評じゃないということに同じで.RT @peace_ak: 「ストーリーだけを見る」のならアニメである必要はない、という話。(ストーリーを見るっていうのも変な表現だけど)
2011-05-09 01:53:33@Munetakaoi ただ、「ストーリー(脚本/シナリオ)」の中に演出があるって見方もできて、例えば原作モノの作品なんかでよく「端折りすぎだ」とか「ここのシーンはカットすべきではない」とかって批判が出たりしますが、それも「原作からの改変という演出」を語っていることになるわけで、
2011-05-09 01:57:47@Munetakaoi 最近で言うと夢喰いメリーなんかは所謂「山内コンテ」が話題になったりもしましたが、あのヘソばっかり映す描写も、単に作画の話とすることもできるし「そういう演出」だって言うこともできて、どこからどこまでが「演出」の範疇なのかっていうのが曖昧な部分があるんですね。
2011-05-09 02:00:00@Munetakaoi @peace_ak 「動き」、「表現」、「音」等、様々な要素があります。とりあえず、20世紀前半のカートゥーンを延々見てると、色々なことに気づきます。後、最近語られるアニメ作品の多くは「〈テレビ〉アニメ」であることに、みな無自覚だなぁと思ってたり。
2011-05-09 02:02:54@junk666 @peace_ak 演出の境界線がどこか,という点でいろいろ揉めそうですねw マンガ=マンガ作家の演出になりますけど,アニメ=アニメ制作に関わるすべてのひと⇒脚本,演出家,音響,監督イロイロなんでまあ,あれですよね.
2011-05-09 02:04:10@Munetakaoi @peace_ak アニメは集団作業でありますしね。スタッフロールを凝視して、誰が/どのスタジオが関係しているかを知ることは重要な点であったり。あと、最近はアニメーターの作風に対する「おたく的」な言及・着目・発見(ex:板野サーカス)が少ないような気も。
2011-05-09 02:08:36@peace_ak HPを見ましたが、この微妙な感じは・・・。昔テレビでやってた、『週刊ストーリーランド』なる読者の体験談をアニメで再現するという番組を思い出しました。昔はアニメーション(カートゥーン)が「漫画映画」と呼ばれていたことも、ふと思い出しました。
2011-05-09 02:13:24@junk666 アニメーターとはちょっと違いますがサンライズカットとかあとシャフ度なんかはおたく的言及と言えるでしょうね。もしくは花澤香菜の安定角度とかww
2011-05-09 02:16:05@peace_ak 初期ガイナックス勢が登場する島村和彦のマンガ『アオイホノオ』でも、ジャンプする際の足の広げ方とか、細部関する熱い凝視と語りが展開されてますww古典的な見方ではありますが、今のアニメ批評(?)で忘れられてるような部分が詰まってると思います。
2011-05-09 02:27:45@junk666 あー、島本和彦の漫画はそういうとこありますねぇ。プリキュアの同人誌とかすごかったです。今まさに東浩紀のUST見てますがやっぱり語られるのは思想だの哲学だのばっかりですね。
2011-05-09 02:38:19@junk666 まどかマギカこそ演出でしか語りどころがないような気がするんですけどねぇ。あれ「ストーリー」は結構古典的なSFだし、「魔法少女」って名前が付いてて蒼樹うめの絵だからショッキングに映っただけで、べつに思想的にどうこうとかって作品でもないんですよね。
2011-05-09 02:52:36