だれとく講座 D5165の軸重可変装置に関する考察 あまり需要ないとも思うけど、そもそもこの機械に関する資料もあまりないので、本当にわかる人に届けばいいなと思いつつ解説します。
2019-03-16 00:52:51kenf.sakura.ne.jp/zsld51ag.htm#1 ヒントになったのはこのサイト。でかでかと軸重可変装置のついた当該機の『D5165』公式側が写ってるじゃありませんか、しかも克明に。素晴らしい。 写真はご自由にということなのでここに張り付ける 目を引くのは第四動輪直後に存在する見慣れないシリンダである。 pic.twitter.com/8kFZpi9H4Y
2019-03-16 00:52:59イコライザ釣合い梁の支点もまた形状が異なる、というかそもそもイコライザーの釣合い梁ごと形が変わってるな? まあシリンダの辺りを避けたり接続したりという手間があるから仕方がない 支点位置の違いはこれたぶん結果として重量配分変わってるからでは? 今となってはそれもわからないのであるが pic.twitter.com/rqH8IK6sSJ
2019-03-16 00:53:09twitter.com/yuyo1423/statu… この写真は大分比較に適しているかな。
2019-03-16 01:12:09うーむ、困った。まさか私がこんな考察すると思ってなくて普通のイコライザ釣合い梁の写真がない まぁ、各自探してくれ。 そしてこのイコライザー釣合い梁についてるシリンダは、反対側にもついている。先程のサイトから持ってきたもの。 見にくいけれど給水ポンプの下辺りにそれが見える。 pic.twitter.com/WpkayJU5KL
2019-03-16 00:53:12たぶんこのシリンダはB6か何かのブレーキシリンダの廃車発生品だと思う。実際そんな形をしている。 そしてそうであれば機関車のコンプレッサのパワーで十分な圧が得られるわけである。 そしてまた公式側の写真を再掲する pic.twitter.com/YcPrfdAwi0
2019-03-16 00:53:14運転台の前になにか墫じみた形状の物体がついている。 これは恐らく(高い確率で)この軸重可変装置に必要なエアを貯める役割を果たすものであると思われる。 何しろこれにエアを入れて踏ん張りを聞かせたいときというのは発進の時である。
2019-03-16 00:53:15ブレーキを解くにはブレーキ管にエアを入れねばならない。そして踏ん張りを聞かせたいときはこの装置にエアを入れねばならない。つまり他の機関車よりエアを使うわけである。 だから余計にエアのタンクが要ったのだろう。 ほいでこのエアのタンク、たぶんB6あたりの元ダメの廃車発生品だと思う。
2019-03-16 00:53:15これ普及しなかったのってちょうどいいときにB6の廃車がないと作れないってのもあるのでわ さて、ここまでまともに考えてみると、実は単弁あたりの【重なり】位置みたいなのがあれば、無段階に動輪軸重が変えられたと思われるのだ。 ブレーキの構造そのまま持ってきてたら出来る
2019-03-16 00:53:16まあ、運転台のなかの写真も、現物も(図面は今のところ見つけてないがもしかしたらどこかにはあるかもしれない)残ってないので、そこは想像するしかない。 横圧が大きくなったとかあるようなので(軸重が変わっても横圧は変わるので実はよくわからない)、線区を選ぶとかもあって普及しなかったようだ。
2019-03-16 00:53:16ただ、DD51などの中間台車にその考え方は受け継がれた。 そういう意味では極めて先駆的なものであった。 だからこの機関車が残ってないのがつくづく残念でならない
2019-03-16 00:53:17