190406「D-lab東京ギャラリー「隠れた都市の姿」ギャラリートーク「ノーテーションの射程」 #tkg_0406 」
伊藤:出来事の地図。街にタッチしているような感覚がある出来事をとにかくイラストとして記述し、縦軸に地形の標高、横軸に時間をとってプロット。俯瞰情報としても見れるし、細かな変化も読めるし、街の解像度の違いがわかるものになった。 #tkg_0406 pic.twitter.com/qY4NE1xrnf
2019-04-06 16:23:36伊藤: 俯瞰的にみることも、部分的にみることも可能。さまざまな事象が緩やかにつながっています。 ワークショップをしていたころは、何をどのように聞けばいいのか悩んでいた。内容も人によってバラバラ。人の思いを解釈して空間をつくるよりも、地形から生まれた活動を建築的に答えた。 #tkg_0406
2019-04-06 16:25:55伊藤: 真鶴出版2号店は、真鶴半島にある宿泊+オフィス+キヨスクの複合施設。真鶴出版は宿泊者とともに、町歩きをしている。彼らが持つ情報強度から建築を考えられないかと思った。この中から資源として見出されるものもあった。 #tkg_0406
2019-04-06 16:30:13伊藤: 郵便局が解体されるとのことで、出向いてアルミの窓枠をもらい、ファサードに使用したり。地域資源をそれぞれのファサードに少しずつ使っている。町を歩く人の経験をプロットし、真鶴出版の前を歩くとどんな気持ちになるのか想定して設計した。 #tkg_0406
2019-04-06 16:32:43あれ、でも直結していないんじゃないかとよく指摘されるらしい #tkg_0406 twitter.com/kohe13/status/…
2019-04-06 16:34:11中村: トミトのノーテーションは独特で建築との関係は?と疑問視されることがあり、悩んでる笑と話ししていた。今回の映像デザインの定義は新しい発見に繋がるかも。 #tkg_0406
2019-04-06 16:34:46池側:ノーテーションとメディアプラクティスの違いについて意識しているか? 富永:メディアプラクティスは固定していなくて、物も視点も動く。寄ったり俯瞰したり、異なる解像度が用意されているのがメディアプラクティス。 #tkg_0406
2019-04-06 16:35:46富永: 映像デザインとメディアプラクティスの違い。二つの視点移動できるような、解像度の異なるものをめぐる。ノーテーションは固定的なイメージがある。解釈の余白。 伊藤: 視点の違いを気がついた。神の視点から、人の視点へ。そして多視点になってきている。 #tkg_0406
2019-04-06 16:36:39伊藤:視点をどこにどう置くかという政治性について。メディアと権威の関係性など、強いひとつの視点による強度だけでなく、多視点なものについて興味がある。 #tkg_0406
2019-04-06 16:37:18伊藤: 多視点性に興味がある。 池側: ノーテーションとメディアプラクティスを使い分ける。システムとしてどう使うのか、どうやって関わりをもたせるのか。両者は補強し合うのだろうか。トミトの実践は、 見えがくれする都市を思い出した。 #tkg_0406
2019-04-06 16:38:25池側: 微地形と言われていた小さな変化と活動の関連が見えてくることに似てるかも。 中村: スケートボーディング。ボードを使うことで地形や都市の捉え方が人間と異なる。Casacoの看板など、ツールが入ることで都市との関わり方が変わるのは非常に面白い。 #tkg_0406
2019-04-06 16:40:05伊藤: 受け手への興味や信頼という点で、ノーテーションとメディアプラクティスは異なりますね。受け手がいなくてもノーテーションは成り立つが、メディアプラクティスは受け手との関係の中で生まれるのかな。 #tkg_0406
2019-04-06 16:41:02伊藤:ノーテーションは受け手のリテラシーが問われるが、メディアプラクティスは双方向的に実践される印象がある。 富永:双方向的になったときに、自分が発信したことに反応があったなど、どこで切断されてどう展開されるのか興味がある。 #tkg_0406
2019-04-06 16:42:27富永: そうなると自分が発信した表現とその反応は、どこで切断されて次につながるのか気になりました。 中村: わすれんのなかでメディアプラクティスという言葉が出てくる。21世紀に入って映像メディアがより現れているのに、映像と向き合う術や学びがないことを疑問視した人たちが中心。、 #tkg_0406
2019-04-06 16:43:46中村:メディアプラクティスは、20世紀の映像の世紀に対して、リテラシーを学ぶ機会のない現代において、動画の新しい使い方を考えることがメディアプラクティスである、と3がつ11にちを〜センターの「コミュニティ・アーカイブをつくろう」で定義されている。 #tkg_0406 amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%8…
2019-04-06 16:45:18中村: 双方向性という話もありましたが、映像のデザインと映像によるデザインの違い。これは建築でも似たことが言えるだろう。建築を通したデザイン。 #tkg_0406 Research Through Design、Practice through Design Research的な話か
2019-04-06 16:45:18池側: メディアと言われると映像と思われがちだが、必ずしもそうではない。建築もまた視覚的な情報を伝えるメディア。双方向な関係を円滑、良好な関係であるためのメディア。そのときに何を抽出し、どう伝えるのか。それがトミトの中ではどう実践されてるのか。 #tkg_0406
2019-04-06 16:46:53富永: 建築は調査→設計→施工というプロセス。建築物に情報を宿していくときに、何を抜き差しするのかという一対一の対応ではない。真鶴は工程を更新し続ける、新しいドローイングの手法を試していた。 #tkg_0406
2019-04-06 16:48:26池側:良好な展開の次になにを選択肢とするか。どういうアプローチがある? 富永:建築の場合は調査・設計・工事とプロセスが分かれるが、はじめは調査のプロセスのなかで集めた情報を物として定着させる方法に苦労した。真鶴出版では固定の方法として風景の展開図を描いた。 #tkg_0406
2019-04-06 16:48:32伊藤: リサーチとデザインの関係が難しいなと思っていて、そこからの発見をどうやってデザインに活かすことができるのか。それを前提にしてしまうとリサーチに目的化してしまう。そこに葛藤があった。 #tkg_0406
2019-04-06 16:49:32風景の展開図は下記リンクの下の方の図を参照 #tkg_0406 unicorn-support.info/2018/08/03/int… twitter.com/kohe13/status/…
2019-04-06 16:49:50伊藤: 今ではパラレルに進むリサーチとデザインを接近させることができるのか考えてます。身近に「粘土」を用意して、だんだんと近づいているのかもしれません。 #tkg_0406
2019-04-06 16:50:54