- uchida_kawasaki
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鈴木部会長:それに対して福島の場合はもうちょっと侵襲範囲を狭めた形での手術をしてるので、それがもしかしてメリットとなるかもしれないという可能性に関しても、議論はしてるかと思います。
2019-04-10 02:49:06鈴木部会長:で、そういう意味で、福島の今のこれは非常に重要だというようなことが入ってるんではないかと思ってますんで。一定程度QOLを改善している可能性というものを、IARCが否定しているわけではないということを、ひとつコメントしておきたいと思います。
2019-04-10 02:49:17たぶん、鈴木部会長が言及されてるのは、この辺の内容じゃないかな。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…
2019-04-10 02:51:22低リスクのがんと診断された小児で必要とされる手術の範囲は明らかではない。従来、小児では甲状腺全摘が行われてきており、甲状腺ホルモン補充療法が生涯必要となる。甲状腺の半分を摘出する(片側甲状腺切除)だけで済めば、無病生存率を下げることなくQOLを改善できるかもしれない。
2019-03-08 20:09:12さらに、葉切除のみで治療された小児甲状腺乳頭がん症例の長期のフォローアップデータだけでも、再発や転移を予測する臨床的疾患特徴の特定が可能かもしれない。乳頭がんと診断された小児患者の大部分でリンパ節郭清が実施されたTUEプログラムのデータが、ぴったりの例である。
2019-03-08 20:09:14TM-NUC報告書についての高村昇委員の発言: IARCのレポートには、当然ながら、あってはならないけどこれから起こり得る原子力災害に対する対策ということと、すでに起こっているものに対しても別途記載があって、
2019-04-10 09:42:54高村委員:そこでは住民、ステークホルダーとの対話の重要性であるとかそういったものが書かれていると思います。そういったものも考慮に入れた方がいいのかなというふうに思います。 (津金氏や阪大デュオとは異なり、TM-NUC提言を福島の甲状腺検査に当てはめるべきでないと言われてるような・・)
2019-04-10 09:48:45高村委員:(甲状腺検査のお知らせ案で出てくる「メリット」について)メリットの中に安心というのをどう評価するかというのは非常に難しいと思います。要するに、安心というものをどういうふうにエビデンスとして捉えるかというのは、非常に難しい。
2019-04-10 09:51:03高村委員:それは単にQOLの尺度とかそういったもので得られるのかというと、なかなかそうもいかないということがあるかと思いますので、もちろん、エビデンスがあるかどうかは非常に重要なことなんですけども、そのエビデンスで測りにくいものについての評価というのはどういうふうに?
2019-04-10 09:51:20鈴木元 評価部会長:同じ議論が評価部会でもありまして、その時に県立医大の方で甲状腺検査のを含めて検査をやってることにどういう対象者の影響があったかというのを解析してるというような論文が、まだ正式に部会で紹介はされてませんが、論文の存在というものが挙げられたいたかと思います。
2019-04-10 09:51:54志村氏:当学の村上先生から、放射線への心配軽減に何が役立ったかという調査をしておりまして、放射線への不安の軽減に最も役立ったのは甲状腺検査の実施という結果がちょうど出ております。 →「2011年事故後の放射線対策が主観的幸福感と放射線への不安にもたらす効果 」 fukushima-mimamori.jp/publications/2…
2019-04-10 09:53:45論文原文 Effect of Radiological Countermeasures on Subjective Well-Being and Radiation Anxiety after the 2011 Disaster: The Fukushima Health Management Survey mdpi.com/1660-4601/15/1…
2019-04-10 09:54:46志村氏:確かに甲状腺検査を受ける方はもともと不安が大きいという結果も出ておりますが、それが最も減ったという方向に働いたという論文を一応出してまして、そういうことを念頭に発言させていただきました。
2019-04-10 09:55:04髙野委員:前回もこの場でもあったんですが、IARCの報告書について、本当に福島のことを考慮して作られたのかというご意見が何回か出てきたんで、福島県立医大の志村先生が出られたはずなので、その辺の状況をちょっとお話しいただければありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。
2019-04-10 09:55:47志村氏:私はこちらの情報をお伝えするというスペシャリストという立場で議論に一部参加させていただきました。この会議の前提が、将来起こるかもしれない事後に対して過去の論文で発表されている過去の蓄積された知見から解析をするという大前提がございます。
2019-04-10 09:56:21志村氏:その過去というのは、先ほどお話がありましたように、ATAの最新のガイドラインが出る前の時代の知見がたくさんありますので、そういった過去のガイドラインの知見を含めた知見の積み重ねによる勧告、リコメンデーションという形になっておりまして、そういう背景がございます。
2019-04-10 09:56:33志村氏:で、レポート2の方は、もう少し前向きに議論したものになっておりますので。前提がしっかりありますので、それに範囲が限定されたものがレポート1ということになっております。
2019-04-10 09:57:16津金委員:福島県から出た論文は、一切引用されてないということですか? 志村氏:福島県からの論文も、その議論の時点でpublishされたものは引用されてまして、それはレポート1にも引用文献として入れてあります。あの、先ほど紹介した不安の軽減という論文も、当然そこに引用されております。
2019-04-10 10:00:22以上が、4月8日の第34回検討委員会でのIARC専門家グループ『TM-NUC』報告書関連の発言。 しかし、津金氏・・。TM-NUC報告書、読んでないんですか???まさかと思うけど、読まずに賞賛してないですよね?
2019-04-10 10:01:37そもそも、環境省の梅田氏が2017年6月5日の第27回検討委員会で 「この“第三者機関”について、国連機関がいいのではないかと考えて探していたところ、WHO内のIARCが甲状腺モニタリングに関する国際専門家グループを開催する意向を持っているということがわかった」と言い出した際に、
2019-04-10 10:07:26「この国際専門家グループは、この福島の県民健康調査の甲状腺検査の結果の分析であったり、あるいは今後の検査のあり方、こういうことを議論する場ではもちろんなくて」とも発言しており、 fukushimavoice2.blogspot.com/2018/02/iarctm… 議事録pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…
2019-04-10 10:12:14実際のTM-NUC報告書が出来上がってくると、福島の甲状腺検査についてもしっかり考慮されているということで・・。 過去の核事故からの教訓として福島での甲状腺検査も説明されるというのは避けられなかったのかもしれないけど、用いられた情報にバイアスかかってるのが、まず問題。
2019-04-10 10:15:25で、エビデンスが少ない小児甲状腺がんの過剰診断については、先日TWしたように、福島データと関連論文がエビデンスとして挙げられているという構図。 twitter.com/YuriHiranuma/s… 津金氏や阪大デュオは、これにもとづいて、TM-NUC報告書に絶対的な信頼を寄せているということに留意しておきましょ。
2019-04-10 10:18:44つまり、TM-NUC報告書の「小児甲状腺がんの過剰診断」エビデンスは、とても数少ない10代での剖検で見つかったPTC、1巡目+2巡目の⅓についての鈴木論文、高橋論文と緑川論文。 twitter.com/YuriHiranuma/s… 高橋論文 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… fukushima-mimamori.jp/publications/2… 緑川論文 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…
2019-04-06 03:15:36