「『らきすた』『けいおん』のどこに「死」があるっつうんだよいい加減なこと言うなこのゴミクズスパ厨が」という反論に対しては……とりあえずスパ厨は別にいいだろ! 105円で買ったMX楽しすぎるんだよ! 105円で買ったからってわけじゃなくて!
2011-05-09 10:08:45えー、爆発的な大ヒットとなった日常系四コマ、具体的には『あずまんが』『らきすた』『けいおん』の三作には、一つ共通の要素があります。それは、非サザエさん的な、容赦なく流れ去る時間、です。
2011-05-09 10:19:56別に不老不死でもなんでもない女子高生にとって、時間が経過するというのは、当然それだけ「死」に近づくことを意味します。生(青春)の一回性というキーワードとか、やはり三作に共通する「卒業」を「死」のメタファーとしてとらえるといったような鬱陶しい読みも、わりと容易にできるでしょう。
2011-05-09 10:21:23そこですかさず、サザエさん時空を採用していながら大ヒットした日常系四コマ作品の実例を挙げてツッコまれ、涙目になる自分の姿が見えるぞ……!
2011-05-09 10:22:02『トリコロ』ってサザエさん時空でしたっけ? 大ヒットとは言い難いかもしれませんが。あ、でも「(広島について)あそこは町が新しいけんねー」みたいなセリフがあったから、やはり「死」の微かな匂いはあるぞ! やったね!
2011-05-09 10:23:57まあ、どれだけ「空虚な日常」とか「『物語』の欠如」とか言われてるような作品であっても、じっくり見れば「死」の一つぐらいは読み取れるし、たいていの読者は、本当に「意味のない」作品にはたぶん興味が持てないだろう、ぐらいのことは言えるかと思います。
2011-05-09 10:26:13で、自分はそういう現状――作品の側についても読者の側についても――にずっと前からイライラしてます。意味、テーマ、リアリティ、なんでもいいけど、そういうものの欠如に耐えられないのは、単純に弱さでしかないと思う。
2011-05-09 10:30:41「死」によってリアリティを担保することが大多数の読者に受け入れられるために必要なら、プロローグで劇場版『X』みたいな友人同士の血みどろな殺し合いの顛末を描いておいて、本編は回想のような形でそれとは全く関係ない(ように見える)生ぬるーい日常をひたすら続けるという手法はどうでしょう?
2011-05-09 11:23:13