アニメ『さらざんまい』1話考察 ~冒頭たった三分で、これだけ分かる!~

2019年4月から放送開始したアニメ『さらざんまい』。今回、1話冒頭三分を考察します。たった三分でも、情報密度が高いので、いろいろと想像の余地があります。
批評 アニメ さらざんまい 考察 解釈 セルフまとめ
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しろうと @sirouto
今日はアニメ『さらざんまい』の話をします。
しろうと @sirouto
『さらざんまい』アニメ公式サイト sarazanmai.com
しろうと @sirouto
幾原邦彦監督の新作アニメ『さらざんまい』は、2019年4月から放送開始。浅草界隈を舞台に、カッパに変身した三人の中学生の「つながり」を描く。
しろうと @sirouto
以下、『さらざんまい』1話を見た感想を書いていこう。幾原監督のアニメは情報密度が濃いので、いつも考察しがいがある。
しろうと @sirouto
結論を先取りすると、「さら」1話は後の展開を予想できる要素が、ものすごく詰まっている。以下、ひとつずつ具体的に指摘していこう。
しろうと @sirouto
なお、「さら」1話を見終わった前提で書いているので、ネタバレが嫌な人は、先にアニメ1話を見て欲しい。
しろうと @sirouto
普通のアニメに比べれば難解な『さらざんまい』だが、まず入りやすい話題として、「ア」の看板の意味は何か?
しろうと @sirouto
「さらざんまい」の「ア」の看板の意味は、いろいろ推測できる。「愛」「アイ(自分)」「アイ(瞳)」「相手」「アンテナ」「浅草」「アニメ」などなど。
しろうと @sirouto
しかし、アニメ冒頭で「ア」の看板の周囲に「つながりたい」というローマ字があった。ので、省略元の候補としては、「愛」という言葉が最有力だろう。アンテナあたりも意識してそう。
しろうと @sirouto
アニメ冒頭で主人公が最初に独白する台詞が「この世界はつながりにあふれている」なので、本作において「つながり」は当然重要なキーワードだろう。
しろうと @sirouto
そして、「かずちゃん」の声とともに「ア」の看板が落ちてくる。ハッと目覚める主人公。ここですでに膨大な情報が詰め込まれている。
しろうと @sirouto
いろいろあるが、一番重要な論点としては、登場人物の誰かが死んでいるのではないか? ということを私は思った。
しろうと @sirouto
もちろん、予想は外れるかもしれない。しかし当たり外れはともかく、なぜ、そう言えるのだろうか? その根拠を書いていこう。
しろうと @sirouto
「さら」冒頭、「かずちゃん」という声がして、「ア」の看板が降ってくる。なら声と「ア」は関係あるはずだ。
しろうと @sirouto
「ア」が愛だとすると、声の主が愛の対象だろう。しかし声だけして姿が見えない。また看板が頭を打つだけでなく、身体を(が)貫通している。これは愛を強く意識している。
しろうと @sirouto
もちろんたんなる別離かもしれないが、声の主または主人公が死んで別離した、という可能性はあるだろう。死は愛の対極にあり、愛を強く際だたせるから。
しろうと @sirouto
まだ飛躍があるからもうひとつ言うと、主人公が部屋で起きたときに、二段ベッドの下が空になっている。これは誰かの不在を示しているのではないか?
しろうと @sirouto
しかも、ベッドの星の飾り、ぬいぐるみ、小型ジャングルジム、ドアのシールなど、この年頃の男の子にあまりふさわしくないアイテムが部屋にある。
しろうと @sirouto
だから推測としては、主人公は妹と過去に別れた、もしくは死に別れたのではないか?
しろうと @sirouto
では主人公の大事な相手は妹だろうか? だがそれだと少し違和感が残る。なぜか?
しろうと @sirouto
主人公は「ボクは今度こそこのつながりを守らなきゃいけない」と言う。しかし、「今度こそ」というところが引っかかる。
しろうと @sirouto
だから、主人公がつながりたい大事な相手というのは、過去に亡くした妹の面影がある少女とか、そういった展開を連想する。
しろうと @sirouto
このことは、アバンのあとのOPでより明確化される。ポイントだけ言うと、主要な登場人物が頭に手を当てている(カッパのポーズ)シーンだ。
しろうと @sirouto
カッパのポーズで「頭に手を当てている」のは、「誰かを想っている」ことを、おそらく表しているのだろう。そしてその相手が右に大きく映し出される。
しろうと @sirouto
主人公の右に映し出されるのは、小学生くらいの幼い子供、おそらく少女。これが声の主、つながりたい相手なのではないか?
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コメント

せりかざんまい @selica_akeno 3日前
幾原作品は、各話初見で見て演出やストーリーに翻弄されてから、考察を見てなるほどと思うのが私は好きだったりします。
しろうと @sirouto 3日前
そうですね。普通のアニメだと原作を先に知ってて、どうアレンジするのかという見方もあります。が、幾原作品のように個性的なアニメに対しては、初見で原作の謎に体当たりしてから、改めてその解釈を見る方が、二度美味しくて良いですね。
倉瀬美都 @clausemitz 3日前
輪るピングドラムもそうだったけど、当初の人物の印象が最後でガラッと変わるとか、これにはこんな意味があったのか、とか後から驚かされる要素が多いので、最初の考察が当たってるかハズれてるかも含めて楽しみになるのが、この作品の面白さの1つになるだろうって予感がする。
kartis56 @kartis56 1日前
ダンクーガの >「沙羅三昧」
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