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『文芸はあくまで社交の範囲にとどめおくべきみたいな思想(stigma of print)』とtwitterふぁぼ

とても面白かったので『写して控え』させてもらいました!
文芸 Facebook 書籍 文学 印刷 スクショ Twitter
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大久保ゆう @bsbakery
私は文芸が社交のツールだった英国初期近代(近世)の研究をしているのですが、実はそういう時代だと逆に「紙の印刷書籍(商品)にするなんてはしたない! 文芸はあくまで社交の範囲にとどめおくべきだ!」みたいな思想(stigma of print)があるんですよね。そして書籍化は恥なので著者名も匿名に。
大久保ゆう @bsbakery
そしてそんな時代の文芸では、例えばいい作品があれば手持ちのノートに写して控えたり、その控えたノートをほかの人に見せて広めたり、代書屋にきれいに清書してもらって大切にしたりするんですが、結局は今twitterやfacebookでいいねしたりふぁぼしたりスクショしたりしているのと一緒なんですね……
大久保ゆう @bsbakery
そしてシェアしたりリツイートしたり。そしてこの控えのノートは、有名人のサインをもらったり、出かけた場所の風景画をスケッチしたり、つれづれと考えたことを整理したりすることにも使うので、それこそ持ち運べるひとりひとりの個人帳みたいなもので、タブレットやスマホと変わらないんですよね。
大久保ゆう @bsbakery
もちろん自分の作品もそこに書くんですが散逸することもあるわけで。ただ後世の私たちは、印刷された本に残ってない作品、自筆の原稿が現存しない作品でも、こういう手書きの控え帳を探ることで発見できて、要は誰かがリツイートした先のスクショから失われた詩を見つけることがあるわけでしてね……
大久保ゆう @bsbakery
なお手書きの原稿にも保存用と回覧用があったりして、回覧用の原稿を読んだひとが「面白かったから感想を詩に書いて送るね!」と返答したりするんですが、紙の本になるとき「みんながあまりに褒めるので恥ずかしいけれど本にしました」という言い訳としてそれらの詩は本に同梱されます。
うに(UNI) @atsucurry
自分で書かなくても回覧してまわるのに燃える人とかいたのかな。これが好きなあなたは、この人の詩も好き絶対!みたいな→RT
うに(UNI) @atsucurry
トゥギャるのに燃える人とかね

コメント

さどはらめぐる @M__Sadohara 2019年4月25日
19世紀だか20世紀初頭のイギリスの新聞記事(だったと思う)でも「小説を一人で読む」という趣味は、今でいうキモオタ扱いになってますからねえ。小説が戯曲(舞台脚本)から舞台での再現性を差し引いた代わりに、一人称視点や心境告白など絵にも音にもならない部分の描写を増やしたことで、友人と連れ立って観劇する習慣のない社交性のない人の読み物扱いされてたっていうのは、現代人からすると驚きですけどね。
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