- tetteikaikyou
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…人事や教育のことになると、ほんとみんなして海軍の伝統を称賛し陸軍を小馬鹿にするのは何なんだろうなこの人達、と思う。陸大の教育が間違ってるとか、陸軍は偉くなればなるほど後ろに下がるけど海軍は指揮官先頭だから上級指揮官と一兵卒のつながりが違うのだ、とか…よくもまあこんな…
2019-04-26 00:01:58「海軍は視野が広く陸軍は狭い。しかも陸軍はセクショナリズムが強いので、狭い分野のことを徹底的に研究する。だから海軍側は押しまくられたんだ」…なんなんだこの認識。ちょっと酷すぎるだろ。
2019-04-26 00:14:14この陸軍に対する強い反感、憎悪、蔑視はなんなんだ。ちょっと異様だわ。戦後の年月を経て増幅されたのか、もともとこうなのか。はっきり言ってこの人たちの口ぶりからは、国の命運をともにになった同僚たる陸軍への敬意というものが全く感じられない。
2019-04-26 00:21:59太平洋戦争で日本海軍は41万5千人の戦死者を出したが、うち1万1千人が潜水艦の乗組員。戦争中、日本の潜水艦は延べ190隻程度存在したがうち128隻が失われ、潜水隊司令20名、艦長123名が戦死した。
2019-04-26 09:28:35アメリカ太平洋艦隊司令長官ニミッツ提督は言ったそうだ。「これほど強力で期待された兵器が、まったくその能力を発揮しなかったという事実は史実上類を見ない」と。ちなみにニミッツは潜水艦には非常に詳しい。艦長や戦隊司令をやったこともあるし機関関係の仕事をしたこともある。
2019-04-26 09:33:09というわけで海軍反省会の続き。相変わらず陸軍の悪口と海軍の美化が酷い。「海軍はハートナイス(人がいい、という意味だろう)。頼まれるとノーと言えない」
2019-04-26 18:23:56「陸軍はやたらガリ版で文書作る。粗製濫造だけど数がある。海軍はタイピストのお嬢さんが夕方には帰っちゃう。だからやられた」 …お前らさあ…ふざけてんの?
2019-04-26 18:24:17鳥巣さん(戦争の前半は潜水艦の艦長、後半は六艦隊の参謀という生粋の潜水艦乗り)。チャーチルを引用「事前に公然と、あるいは公式に意見を述べたり警告を発したりした場合のほかは、その事件が起きたあとになって、どのような戦争手段も政策も批判しないという主義」
2019-04-26 18:32:51「128隻の潜水艦と共に水漬く屍となった20名の司令、123名の潜水艦長、一万以上の乗組員」「私は死んでいった戦友の無念を思いながら、その悲憤をぶちまけるような気持ちもする」…ああ…
2019-04-26 18:37:20福留繁だの豊田副武だのが「日本の潜水艦は期待されていたのになんの役にも立たなかった」みたいなこと言ってるが同意できない、と。そりゃそうだろうなあ、当事者とすれば。
2019-04-26 18:40:02「アメリカ海軍にとっての痛恨の被害ベスト4のうち、3つ(ジュノー、リスカム・ベイ、インディアナポリス)をもたらしたのは潜水艦」「潜水艦の運用分かってる人間がGF司令部に一人もいなかった。文句言ってるだけで誰も真剣に考えてない」
2019-04-26 18:48:27「潜水艦は狭い水域に作戦させれば死んだも同然。それすらわかっていなかった」…「戦訓を活かそうともせず、戦前の馬鹿げた計画のまま使い潰した」「敵の対潜能力向上を考えもせず舐めきっていた」
2019-04-26 18:51:24「散開線の変更を頻繁に命令された」「そもそも作戦演習に六艦隊(潜水艦隊)から参謀の一人も呼んでいない」「無駄な砲撃や無駄な偵察をやらせて被害ばかり増えた」「通商破壊、補給線破壊は片手間にやらせただけ」…おお…もう…
2019-04-26 18:55:47「呂35型は優秀な中型潜水艦で、若い潜水艦乗りは皆これの艦長になりたがった。補給線遮断に最適で量産体制もできてたのに、こちらの反対意見を無視して水中高速潜水艦に切り替えてしまった」「水中高速艦は結局ものにならず、呂35型は4隻作って終わり」
2019-04-26 19:07:44「ドイツは7c型に集中して650隻も作った。日本は雑多なものを20隻」「水中静粛性といった、本当に必要な性能を無視して、使い物にもならない艦を思いつきで次々作ってもなんにもならない」
2019-04-26 19:11:43「潜水艦の艦長たちは皆、何故補給線遮断に潜水艦を使わないのかと不満を持っていた」「ドイツ側も何度も日本海軍に申し入れをしていたが、日本側は艦隊攻撃に使うからとはねつけていた」…なんていうか、どうにもならんなあ…
2019-04-26 19:17:45要は鳥巣さんが言いたいのは、潜水艦は局地作戦(地理的に局地というのもあるが、敵が警戒している作戦海域に突っ込ませるといった運用のことだろう)に使うべきではなく、敵の虚を衝く洋上作戦でやるべきだったのだ、と。
2019-04-26 19:32:00まとめとしてニミッツを引用。「日本海軍の勇敢でよく訓練された潜水艦乗員は、いつも変更した方針及び近視眼的な統帥部によって、徹頭徹尾無益に消耗され、実力発揮を妨げられたように見受けられる」
2019-04-26 19:33:42