飛行船戦艦が存在する世界線考証

汝、翼を与える＠ばってん先に翼ばくれんね イベント・・（parody） @ryunosinfx

飛行船戦艦が存在する世界線考証をやってみたいのじゃよ。 あの、巨大な船体が浮いて大砲によるガチの殴り合いをする。 で、損失が現実の艦船並みの強靭さを発揮して、 しっかり操艦すれば巨大台風の中を全長70-300m級の構造体がゆうゆうと 航行できる等という状況はどうやったら実現できるかという話

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蒸気タービン等の動力機関によって動的に空中に浮くが、火薬、燃料以外の資材は誘爆しない安全性、風速50mにも耐えられる構造、機関銃の徹甲弾ぐらいは弾く装甲、空いた穴は自己修復する静的安定性、巡航速度は船の3倍は出て、航続距離は船並（大陸間航行がギリギリ可能）な雰囲気を考えるとする。

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ある装置を使うと空中に浮く。浮くがエネルギー供給が止まると沈む。ラピュタのゴリアテのイメージだが、アレが現実の世界線に出てこないのは、圧倒的に風に弱い、ペイロードが少ない、銃撃でも撃沈する、速度が遅いと言うのがある。それに静的状態で沈降加速度が１Gでは困る。やはりB29が正解か？

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こう、大砲の弾は避けられないが、自由落下爆弾は避けられるだけの運動性を誇り、ほぼ想定通りの角度の直撃弾は弾くことが出来るだけの装甲を有する必要が有る。そして運用コストが戦艦よりちょっと倍程度高いぐらいで戦艦2隻我慢したら1隻持てるけど、空中で並の空軍力では排除不可能な移動砲台は魅力

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これでほぼ最強なんだけど、山とか崖とかに衝突すると自身の運動エネルギーで大破しちゃうのね。戦艦だって全速で護岸に激突したらぐちゃぐちゃになる塩梅で。しかも、風に流されるという。さてどんな条件があれば固定機を退けてまで保有したほうがお得という状況が成立するのだろうか。

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この前提で重要なのは、この空中浮上戦艦に適用された技術によって、小型の固定翼機が大幅な進歩をしないこと。結局現在の世界線に収束するという状況は認められないこと。そりゃB29の様な高高度を戦闘機よりも高速に飛ぶ奴じゃロマンが無い訳ですよ。火砲を詰むほど大きくなく地上火力と殴り合いがね

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こうAC130の重装甲版みたいなのが見たい訳です。でもAC130では制空権が取れない。現実問題として、火砲の弾の速度ではその数分の１に迫る速度を出す小さな的にジャストミートは難しく、破片をばら撒いて何とか辻褄を合わせてるので其れさえ無力化出来る重装甲があれば或いはワンちゃんあるかもしれない

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状況が有利に働くというのはあるかもしれない。常に濃霧が遮るエリアが川のように存在し低速でないと通過できないとか、そんなエリアが大量にある世界だとか。ギアナ高地みたいな地形が国境として広範囲に横たわっている世界か。そこでは回転翼機でないとまともに通過できないとか飛行船じゃないととか

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ついでに言うと航続距離がある程度ないと横断は死活問題で出来ないとする。ヘリで大西洋横断が出来ないようにね。でコンパスによる方位測定が出来ないとなお良い。この場合、太陽と時間から方角が分かるけど濃霧で難しいと。高性能ジャイロコンパスがないとまっすぐ飛べない的な。

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要するに速度制限がかかる、飛行機が活躍できないので濃霧の中でも速度的に人間の感覚でなんとか制御できるシロモノなら存在できるだろうプラン。 しかし、環境的要因がなく、固定翼機と競合で勝てる装甲飛行船では何がキーとしてあればいいのか？例えば化石燃料が石炭以外希少だとかなら内燃機関がが

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あと船が船なのはやはり回収がある程度出来たところか。飛行機のようによほど幸運でない限り小破でも墜落全損とではなく、小破しても軟着陸するので戦闘不能になるとも修理すればまた復活という全喪失がないものなら固定翼機のような消耗品扱いは避けられて存在意義を発揮し続けられる。

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要するに空中で慣性が重力加速度を打ち消せるほど安定させる何かが開発される必要があると。現実の飛行船は体積あたりの密度を下げる事で実現したのだけれど、それでは質量も失われる。ジャイロのようにエネルギーで位置を保持する方法が必要。

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私が知る代表的な作品としてはラストエグザイルなんだけど、アレは閉塞空間に２つの惑星による大気圏が連続する連星系で２つの惑星どうしで戦争している。間にオーバーテクノロジーをようする集団が反重力装置をレンタルしてる世界観。惑星のサイズも小さく重力が少ないイメージ。

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反重力装置が有る時点で定番である。この反重力装置は有る物質を高速循環することにより、銅線の中を大量に流れる電気で磁力を発生させフレミングの左手の法則により斥力を発揮させるのに似ている。そうじゃないんだ。もっと静的安定性が強い何かが必要なんだと思う。周りに運動エネルギーを振りまく奴

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エネルギー投入が途絶えても有る条件（人力でカバーできる範囲で）さえ守っていれば空間位置が安定する、そんな要素。運動エネルギーを周りに分散させる見えない手を持つ生き物みたいなのを囲っておくと移動こそエネルギーを消耗するが位置キープにエネルギー消耗が殆どないという代物が必要。

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この辺、松本零士的なセンスよな。ある生物が内部的に異次元とのゲートをないぞうして位置保持に使っていると。でもそれだと空間位置がズレるとロックを外さないと千切れてになるけど、使い物にならなくなるけどウニの足みたいな小さい単位で慣性を保持するなら足の向こう側の抵抗を当てにできる。

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こんな生物はなぜ存在するのか?となるとやはり位置を維持しつつ日光なり風のエネルギーを摂取して生きると言うのが回答だろうか。今のところ海流とか風を直接エネルギーに転換する生物は地球じゃ見つかってないよなぁ。飛んでくる塵を食べる連中はいっぱいいるけど。

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レオ・レオニの並行植物みたいな存在。荒い網で捕まえておけばOKみたいな高度な機密管理を要求しないし、徹甲弾が命中したところで沈みもしない素敵な存在。こう空間移動抵抗は船の移動時に相当し、動力が切れるとゆっくり沈降する。なので浮上プロペラで上下運動をするがもっさりしている。

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人類の生存圏がギアナ高地のテーブルマウンテン上にしかなく、それぞれが日本の都道府県レベルで割拠して間には海ではなく深い急峻な成層圏をも突き破る頂きがあるイメージ 一部は土木工事で橋がかかるも他は深い霧に覆われた地峡で人間が踏破するには余程の事が無いと通れない場所が横たわっている

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なので飛行戦艦がないと戦争は出来ないと。飛行機では県境を跨ぐには嵐で難しいと。二段過給器のレシプロエンジンでも上空を通り抜けられず、ジェットエンジンによる高出力化でようやくと。それでも大量輸送は飛行船に頼るイメージ。だって燃料が少ないので薪で推進装置が動くのはアドバンテージ。