この記事を見て「つまりF-35は残り7割が飛べる…上々だ！」と解釈する人が多いけど、部品不足」の理由だけで約3割が飛べないという意味。

朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo

最新鋭ステルス戦闘機Ｆ３５、部品不足で３割が飛行できず asahi.com/articles/ASM4W… 米政府監査院が「必要な任務を遂行できておらず、戦闘機に必要な要件を満たすだけの実績に達していない」と指摘。 #Ｆ３５ は常に改良が加えられるため、事前に購入していた部品が使えなくなるケースも。

Attention_on_deck @attention_on

この記事を見て「つまりF-35は残り7割が飛べる…上々だ！」と解釈する人が多いけど、元のGAOリポート→gao.gov/assets/700/698… を見ると、「部品不足」の理由だけで約3割が飛べないという意味。他の原因で使えない機体もあり、この手の話の指標となる"Mission Capable Rate"は52％しかない。 続く twitter.com/asahi_tokyo/st…

Attention_on_deck @attention_on

承前 52％はかなり低い。こちら2017会計年度におけるMission Capable Rate(米空軍機のみ)。F-35Aは、F-22,B-1,B-2らと並び50％前後で最低クラス。F-22,B-1,B-2は就役以降ずっと稼働率が低迷している印象だが、さてF-35は今後どうなるかtwitter.com/Hush_Kit/statu… 続く

Hush-Kit Aviation News, History & Satire @Hush_Kit

USAF 'mission capable' rates for 2017 reveal F-22 at pitiful 49.01% and F-35A at lamentable 54.67% (more than 13% worse than 2015) still at least the MQ-1B is at 91.2%. @AirForceTimes via @CombatAir pic.twitter.com/tFHAuM3hQ2

2018-03-09 07:06:22

Hush-Kit Aviation News, History & Satire @Hush_Kit

USAF 'mission capable' rates for 2017 reveal F-22 at pitiful 49.01% and F-35A at lamentable 54.67% (more than 13% worse than 2015) still at least the MQ-1B is at 91.2%. @AirForceTimes via @CombatAir pic.twitter.com/tFHAuM3hQ2

拡大

Attention_on_deck @attention_on

承前 好意的に見れば、F-35はALGSなるロジスティクスシステムの大混乱(と言っていいだろう)が収まれば、稼働率も上がってくる可能性はある。ただ、米議員やGAOらの叱責をかわすには、まず米軍機に部品を優先供給し、自衛隊らほかのユーザーは後回し、も大いにありそう。 続く

Attention_on_deck @attention_on

おまけ そのGAOリポートの冒頭と、あと「7割飛べるなら上々！」と早合点する人の典型例。 pic.twitter.com/OjTGvHtLbk

拡大

拡大

拡大

Attention_on_deck @attention_on

追記 そろそろ、「ドイツのタイフーンはもっと稼働率が低い！あと韓国も」とかいうクソリプが飛んできそうだが、稼働率等が明らかになり、会計検査や議会、報道等で提起・議論されるのは民主主義国家として正しいこと。翻って日本では、まずもって稼働率等がロクに発表されていない。 続く

Attention_on_deck @attention_on

承前 問題を隠したままでは改善の動きは出てこない。 また、日本の会計検査院は建前では独立組織だが、実際には人事等で事実上財務省等の影響下にある(森友事案の腰砕け報告書がその証拠)。また調査力も低い。「役所の王様」と言われるフランスの会計検査院や、米GAO等とは大差がある。