ff14うちの子妄想まとめ 鞄とラムウの彼らと小ネタ入り

ラウバーンイーティングウェイ @bakamut_ff14

下手するとラムウのバッシュくんは本来のバッシュくんより色々と人間的だから、良くも悪くもお互いに刺激し合ってそう

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バッシュくんのちょっとした望み 1度でいいから、普通に何の変哲もない人間として過ごしたい。(感情を渇望せずとも、もっと違う何かを求めたい) ラムウのバッシュくんの望み 本体が叶えられない望みを叶えられている。だけど、形はどうあれかえりたい。(様々なことが不安で仕方ない。)

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「…感情が豊かというのも時に考えものだぞバッシュ」 「む、そうとは思えぬのだが。俺はラムウで何があったのだ」 「…悩みが増える。気に留めないで居られたことがそうではなくなり、不安や焦燥感に駆られるのだ」 「…俺が不安になるのは仲間達が病にかかった時位だな」

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「感情を人並みに得てからというもの。始めこそ良い、すぐに孤独感や不安。罪悪感、憤怒、色恋沙汰など未知への不安。様々だ」 「…？」 「憤怒あたりは元からあるがな。寂しいと言う物を自覚出来てしまうのは、酷く辛い。どうしようもないのだ、どうしようも出来なかったんだよ…」

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「…寂しいと感じたら、どうする？」 「寂しい？ふむ………フレデリックの元へ行く…か？」 「…確りとは分からぬだろうな。そうだ、仲間や友人の元へ行くさ。」 「…そうか」 「…言わずとも分かってくれたか？」 「…うむ」 「……還れるなら、還りたいのだが」 「…出来ぬ。耐えていてくれ」

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「…最早別個体として存在してしまったのかもしれぬな、俺は」 「…不安。なのか」 「…様々だ。向こうでの俺は決して、真の意味で孤独ではない。向こうにもフレデリックは居るんだ、家族で良くしてくれる」 「では、良いのでは？」 「…良くない。薬に毒が混ざればそれは薬ではない。俺は彼らに毒だ」

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「貴様に分かるものか…己がいつか平和な家族を脅かしてしまうかもしれない恐怖が、共に居ても溶け切ることの無い疎外感や孤独が…！離れなくてはならない、だがそれでも、共に在りたいと願ってしまう厚かましさ、葛藤が！？それでも欲しいというのか、感情が！！！」 「………」

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「……要らぬ苦しみを味わう事になるぞ」 「…そうだな。だが、それでも俺は」 「感情は欲しい。想像も出来ぬ苦痛もあるのだろうが……喜びもあるのだろう？」 「……」 「…」 「そう、だな。あの場と、家族として過ごす時間はとても、な。ここで彼に会えたことも、とても、心から嬉しかった」

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「何事にも代償はあるのだろう」 「それを言ったら終わりだ……はぁ、どっと疲れた…眠い。悪いが寝るぞ」 「眠気か。心地よさそうだな、どこでも寝れるのか」 「ええい！寝るのだから邪魔するな！！！！」 「俺同士なのだから教えてくれても良いだろう」 「起きてからにしてくれ！！！」

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「…」 「…どうした」 「…いや、考え事をな」 「…」 「…己の事だ。俺と言うよりは、バッシュだ。」 「…俺の事？」 「相も変わらず、感情の有無で悩んでいることについてな」 「…それは、俺への嫌味か当てつけというものか？」

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「宛先は俺以外に居ないだろうよ」 「…」 「今、どう思った？」 「………不快だ」 「だろうな」 「…」 「…」 「…何がしたい？」 「今ので理解出来ぬのか？」 「…？」 「…明確な答えが出ていると思うのだが」 「…分からん」

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「俺も同じ立場なら恐らく分からぬ。いや、気付けぬと言うのが正しいか」 「…？」 「感情が人並みにある俺だからこそ分かった事だが。感情が皆無な訳では無い、感情の稀薄は確かにあるが…それよりも問題は…」 「？」 「バッシュ、感情の自覚だ」 「自覚…？」

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「明らかに、怒りに関しては感知は著しいだろう」 「…確かに」 「それは、蛮神の器として。闘争の理由として、本能的に望んでいるからだ。敵に対する嫌悪、憎悪もそれだ」 「…合致するな」 「それ以外の日常はどうだ？蛮神としては必要か？不要か？」 「………不要、だな」

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「俺は今のところは蛮神の器としての能力は露顕していない。人間と変わらん…恐らくそれ故に、腹も減れば、疲れもする。眠気も来る。必要だからだ、必要だからこそ感情もあるのだ」 「俺は未だに蛮神の力があるからな…」 「蛮神のエーテルが飢えや疲れを補完する。故に人間らしい生活は不要だ」

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「俺は蛮神の力が無くなってから、徐々に人間としての機能が露顕した。つまりだな、蛮神の力で本能的に抑えられてはいるが。自覚が難しいが、意識が出来ぬが…感情はあるぞ。心当たりは幾つかあるだろう？あるはずだ。」

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そうだ、心から嬉しいと思う時もあった。 バハムートと2度目の対峙した時、己が取り込まれて消えるのではないかという不安を越え、仲間達と共にまた過ごせる事を。 それから、己の力が暴走して仲間達を傷つけてしまうのではないか？その不安に苛まれている時にも

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仲間達にそれを打ち明けた。 皆、そんな事は無い。不安に思うことは無い。そう、励ましてくれた。 だが、ルークは 「安心しろ、蛮神になったとしても俺達が居る。俺達が元に戻してやる。蛮神になったバッシュ相手でも負ける気は無いぞ？俺達が負けると思うか？」 …負ける訳ないな。

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「そうだろ？俺達のことを信じてろ。今までみたいに、これからも」 この言葉が、虚ろな心を、不安な塊を穏やかにしてくれたのだ。 「…ありがとう」 あの時、顔がとても柔らかくなったと感じたのだ。 皆口を揃えて「そんな顔初めて見た」と言っていたのだ。

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嬉しかった。 思い返せば、幸福な事は沢山ある。 これも感情というのなら。 感情が無いとは、とても言えないな。 自覚するかしないか、出来ないか。 「…灯台もと暗し、か」 「大体そんなところだ。そんな訳だ、後は己との付き合い方を考えてみろ」

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「…感謝する」 「…自分のことだからな。分け身になっているし、戻れぬが」 「…損な役回りをさせてしまっているな」 「本当だ。恨みの5つや10」 「…」 「だが、向こうは向こうで悪い事ばかりでもない、案ずるな」 「…そうか」

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「…では、あまり此方に長く居すぎると向こうのフレデリック達が心配する故。そろそろ戻る」 「そうか、また…来れるなら来て欲しい」 「…努力しよう。なんせ、向こうのあの人はやんちゃな子持ちだからな。お守りもよく任されるのでな」 そう言いながら、俺はテレポで消えた。

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気付いたら大分遅い時間になっていた。 寝床に戻ると、やはりフレデリックは寝息を立てている。 「…」 勿論、眠くは無い。 今日。1つの答えを得た。 とても大きな収穫。 極力起こさないようにベッドに入る。 眠くは無いが、目を瞑る。 不要な短い眠りでも。 朝は晴れやかな気持ちだろう、そう思った。

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とかいう最近燻ってた、鞄の本体バッシュくんとラムウバッシュくんの対談パートホニャララ。

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バッシュくんのラムウバッシュくんとの(元は一緒だった)邂逅は考えたけど、アドナンさんは？って考えたらものすごくしんどくなった

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ラムウアドナンさんとの違い ・両親祖父みんな健在。 ・祖父がちゃんとした良識的な錬金術師 (そのため両親も手伝いに行ったとしてもどちらかは必ず家に居る) ・幼少期から父親の木工や祖父の錬金術を見てたりして憧れを抱いてる。 ・本来のアドナンさんより暖かく幸せな生活を送っている