和歌山県立博物館の特別展「 #仏像と神像へのまなざし 」への感想・意見ツイートまとめ
- asahiji_myoko
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特別展の展示解説、会期中に内容変えつつ30回ほどやって、昨日のミュージアムトークは集大成。ギャラリー100人超えとなると十重二十重の人垣なので、一体一体を丁寧に解説するようなトークではなく、仏像に関わる人の物語を前面に押し出して、展示テーマ「みんなで守る」に共感してもらえたと思う。
2019-06-03 07:56:19ツイッターやFBで多くの方が「仏像と神像へのまなざし」を通じてお考えになった感想や意見を発信下さいました。特別展で示したさまざまなメッセージや新たな試みが確かに届いたことを実感し、とても心強かったです。ご来館いただいた皆様、ご注目くださった皆様、まことにありがとうございました。
2019-06-03 08:12:11展覧会を撮影可とする是非について一言だけ。記憶を補完するためのメモとしての撮影は、他者の権利を侵害しない限り、利用者として当然の権利です。法的根拠のない慣例的な利用制限は解消していくべきです。静寂性の維持か、権利の制限か。ミュージアムは誰のため何のためにあるかが、論点となります。
2019-06-04 08:45:48ミュージアムは見せ物小屋や単なる観光施設ではなく、国民の知る権利、学ぶ権利を保障するための基盤です。撮影可が広がることを否定的に捉えるのではなく、展示環境のコントロールをいかに行うかが大切です(私はミュージアムは静寂である必要はないという立場ですが、これは人それぞれ)。
2019-06-04 09:03:02朝のつぶやきに批判。ただ、ミュージアムにおける写真撮影への慣例的な禁止規制に抗う主張が、信仰対象への尊厳の軽視という観点で批判されるのは不本意。信仰への尊厳と撮影の可否は別問題。博物館静寂問題への私見は以下をご参照。 →博物館は静寂でないといけない? - togetter.com/li/354672
2019-06-04 23:08:03@kanbutuzanmai 展示室では静かにせよ問題。おしゃべりするなという人の多くは、それが暗黙のマナーだと信じているので、いくら言葉で説明してもわかってもらうのは簡単じゃない。 私たちがすべきは、展示室でお話しして楽しかったという経験を、できるだけたくさんの人にしてもらうことだと思う。
2019-06-05 01:03:50でも本当はこれは展示室だけの問題じゃない。「他人に迷惑かけない=関わらない=無関心=関係ない人は邪魔」という冷ややかな社会の空気が根っこにあるんじゃないかな。私はもうちょっと知らない人にも寛容な雰囲気の社会で生きたいし、美術館や博物館こそ、そのためにできることがあると信じてます。
2019-06-05 01:03:51とりあえずちょっとみんな、このベルリン交通局のCM見て。数年前に話題になった「Ist mir egal(どーでもいいし)」というキャンペーン。車内で馬に乗っても、玉ねぎ切っても、お尻にポンポンついてても、運賃払ってくれたら別にどーでもいいねん、だって愛があるから、と。 youtu.be/1udi3OIuriA
2019-06-05 01:03:51↑ドイツは電車に乗る前に改札がなく、たまに車掌さんが検札にくるというシステム。つまりタダ乗りができてしまうので「運賃払って」というわけ。 まあ玉ねぎまで切らなくてもいいけど、このCMの大らかさをみんなで笑って愛しめる社会を目指したいとは思うよ。
2019-06-05 01:03:51あと撮影問題でカメラのシャッター音がうるさいのは、日本だけスマホの音が消せないからだし、つまり良からぬ使い方をする人がいるからだし、結果、社会が人を信用しない社会になってしまっているからだし、やっぱり他人を認め合わない社会だからだし、巡り巡ってそんな社会をなんとかする方が先。
2019-06-05 01:03:52博物館での仏像や神像の展示は、出開帳として、より近くで像の持つ意味や歴史や信仰について語ってもらい、理解を深め、造形をたのしむため。写真撮影可で、SNSでの広まりは、御像にとっても本望だと思う。 また、展示の工夫で、像単体で切り取るのではなく、地域との繋がりを表現できるとなお良し
2019-06-05 08:36:47