- meguronomugi
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どれくらい興味を持っている人がいるかわからないけど、GWにやった展覧会の情報を連投します。自分の考えの整理もかねて。あと、来れなかった人に見てほしいので、画像もつけます。
2011-05-13 14:55:165月3日から8日まで、大岡山のHortaというアンティークショップで、neko/tsuki展という、絵と、手芸と映像の展示をしました。タイトルをneko/tsukiにした理由は二つあって、その二つの理由は展覧会の大きいテーマになっています。まず、今日は一つだけ説明します。
2011-05-13 14:59:25Hortaで展示をすることになったときに、絵以外にオブジェぽいのも入れたいな、と思ってかねてから作っていたフェルトのオブジェを展示することにしました。半円に耳が二つはえた、すごいシンプルな猫の顔の形のオブジェをたくさんつくってい http://twitpic.com/4wx7gv
2011-05-13 15:12:36Hortaの増沢さんに最初に見せたとき、僕は月かと思ったんだよね!と言っていて、それがすごくしっくりきました。猫の形が月に見えたというのは、私が日頃興味を持っている、かたちの曖昧さを象徴していたから、まずそれが一つの理由です。 http://twitpic.com/4wx87u
2011-05-13 15:15:14かたちの曖昧さが気になって描くのは、絵だと、主に夜景のシリーズなど。 http://twitpic.com/4wx8x8
2011-05-13 15:17:38あと、赤いフェルトのオブジェも、林檎として出しました。でもよく見ると林檎ぽくないし、林檎らしいところって色と輪郭だけなんです。でも、なんとなく通じるのとか、面白くて、そういう不思議さは制作の一番の動機になっています。 http://twitpic.com/4wx965
2011-05-13 15:18:32neko/tsuki展のもう一つの理由(テーマ)に関して。あまり地震のことは言いたくないのですがきっかけになっているので言います。地震が起きた後、津波の被害を受けた方がたくさん避難所で暮らすことになって、状況をニュースで頻繁に見ました。
2011-05-16 18:03:43避難所ではみんなが本当に最低限、またはそれ以下の暮らしをしていて、一方東京の私の家では、食料も本も服も雑貨も手に入る状況でした。で、まあ改めて見渡すと、無くても生きていけるものってたくさんあるし、ほんとうはもっと質素な生活でも生きれるんだなあと思いました。
2011-05-16 18:04:19また、同時に、美術が出来ることは何も無いんだなあとも思いました。私が描いた絵でお腹がいっぱいになる訳でもないし、疲れがとれる訳でもない。お金も出てこない。
2011-05-16 18:20:26そんな中、Hortaの増沢さんに猫のオブジェを見せたとき、僕は月かと思ったんだよね!と言っていたことが頭に残っていて、例えば私は猫が好きで生活に猫が居れば嬉しいし、月の満ち欠けも好きで気にしていたり http://twitpic.com/4ydn1e
2011-05-16 18:21:47そういう生活にプラスαで存在する物は豊かさや安心をもたらしている。美術もそういう生活の付属品のような位置づけなのかなあと思い、必ずしも必要ないもの、をタイトルおよびテーマにしてみました。
2011-05-16 18:23:01本当に今回の展示は増沢さんと協力して作って行った気持ちが強いのですが、猫と月の関係も、展示のヒントにしました。たとえばはいってすぐの壁など。 http://twitpic.com/4ydo6g
2011-05-16 18:25:48会場が環七沿いだったので、夜は車のライトで光が入ってキレイ。見えるかなー? http://twitpic.com/4ydpgr
2011-05-16 18:30:27必ずしも必要ないもの、のテーマは一つ一つの絵に反映されているのですが、それはまた明日以降書きます。オブジェにも反映して、フェルトの作品は糸をびろんと出したりしました。 http://twitpic.com/4ydstn
2011-05-16 18:41:48見にくいかもしれないけど、こちらは糸が少し短いバージョン。これは子供に人気で、何これー?きらきらしてるーー!!とか、反応よかったです。私としては、流れ星のイメージ。 http://twitpic.com/4ydtjx
2011-05-16 18:44:23