編集部イチオシ

長距離通勤の社会人が足を負傷しても、一週間程度で職場復帰するまでの方法

長距離通勤者にとって足を負傷することは致命的。場合によっては休職も?となりかねない状況… そんな時、休みを決め込む前に、まだできることがあるのでは?と考えてみてはいかがでしょうか。このまとめは、同じような立場の人・同じような考えの人に参考になるように、実体験を簡単にまとめたものです。 ※所属している会社や、職業上の立場にもよるため、参考にならない場合もありますが、ご了承ください。
27
岩尾 葵 @180a01

【怪我と戦う社会人】 つい先日、雨の日に足を滑らせて、怪我を負いました。私は小学生時代に足をやって以来、捻挫を繰り返しやすく、一度足の手術もやっております。だが学生時代と違って今や社会人。一カ月全休はリスクが高い。今回は怪我を負った社会人が手短に職場復帰する方法をご紹介します。

2019-06-16 14:14:24
岩尾 葵 @180a01

TOPIC 【職場復帰までの流れ】 ①怪我の状況確認 ②労災を申請して会社から補助を確保 ③日常的な移動方法の確保 ④職場の近くに住居を探す ⑤職場復帰後の仕事方法の検討 【必要なもの】 ・金(具体的には20~30万前後) ・対職場向け:報告と連絡  対身近な人向け:相談 ・休暇中の労力

2019-06-16 14:26:16
岩尾 葵 @180a01

【参考】 今回負傷した私のスペックは以下です。 職業:システムエンジニア(総合職/顧客近接あり) 現在のPJ状況:PM単独案件2件、保守運用2件 職場:都内23区 世帯状況:両親と同居 通勤時間:ドアtoドアで2時間(距離にして約100キロ) 貯金:職がなくても3年は預金で過ごせる程度

2019-06-16 15:14:37
岩尾 葵 @180a01

【前提を踏まえ】 上記の通り、私は単独案件があるので早々の職場復帰を選びましたが、自らの置かれている立場の次第では、そもそも職に復帰するよりも休んでおいた方がいい、職に復帰すること自体が危険な場合もあります。(体を使う職など)その場合は、職場の人にも相談し無理せず休みましょう。

2019-06-16 15:22:12
岩尾 葵 @180a01

職場を休む判断をする場合は、周りへの仕事への影響も踏まえ、なるべく早めに職場に伝えましょう。会社は人員がいなくなることで後任を探すなど、組織として動く必要のあることが生じます。戻るのか否かの連絡は、早めにしておくに限ります。

2019-06-16 15:31:34
岩尾 葵 @180a01

①怪我の状況確認 社会人が負傷した場合、会社によっては労災が下ります。労災を使うと、負った怪我の治療費や、通院費、薬代などを自己負担なしで受けることができます。 後日労災が適用可能かどうかを判断するため、怪我の状況はしっかり覚えておきます。これが怪我の状況確認です。

2019-06-16 15:42:28
岩尾 葵 @180a01

弊社の労災基準は「就業中または通勤/通勤からの帰宅途中に発生した場合」でした。 私が怪我をしたのは、会社からの帰宅途中。なので、労災が申請可能でした。申請用紙を会社からの貰い、所定の手続きをすれば労基署から病院へ取り次がれ、労災が正式に適用となります。

2019-06-16 15:51:16
岩尾 葵 @180a01

なお会社からの帰宅途中でも、寄り道をしたときに負傷した場合は、労災として認められない可能性が高いです。弊社はそのパターンでした。 寄り道して怪我して出社できなくなるのが一番損なので、会社から帰宅するならなるべく真っ直ぐ帰るのが良いでしょう。一番は怪我しないことですが。。

2019-06-16 15:55:08
岩尾 葵 @180a01

②労災申請して補助を獲得 会社に確認して労災対象となった場合、申請者が注意しなければならないことがあります。 1.労災は健康保険と併用できない 2.申請から適用が認められてお金が帰ってくるまでの医療費は、全額自己負担となる この2点です。

2019-06-16 16:01:25
岩尾 葵 @180a01

1.労災は健康保険と併用できない 皆さんは病院に行った時に、大病でなければ数百円程度で治療を受けることができます。 なぜなら医療費は、国民が全員加入している健康保険によって、自己負担が3割にされているからです。つまり、健康保険が適用される前の実際の医療費は、その3倍以上するわけです。

2019-06-16 16:06:16
岩尾 葵 @180a01

1.にいう「労災は健康保険と併用できない」とは、つまりこの「健康保険が適用される前の額」が、労災の対象の金額となる、という訳です。 例えば健康保険が適用されたあとの金額が300円なら元の医療費は1000円。適用後の金額が3000円なら、適用前の金額は一万円、となるわけです。

2019-06-16 16:10:28
岩尾 葵 @180a01

2.労災適用前の医療費は、全額自己負担となる そしてこの注意が来ます。労災を申請する場合、先ほどの健康保険が適用されていない膨大な額の医療費を、労災がおりるまでの間、一時的に全額負担しなければなりません。 一回は何とかなっても複数回通院してるとこの金額は結構な額になります。

2019-06-16 16:15:51
岩尾 葵 @180a01

これはなかなか馬鹿にならない額ですので、直近で立て替えるお金がない場合は寧ろ健保で3割自己負担の方が助かるかもしれない場合があります。 手持ちのお金と相談の上、労災申請するかを判断するとよいでしょう。一時的に全額負担が出来るなら、通院のタクシー代なども出るので申請した方がお得です。

2019-06-16 16:20:57
岩尾 葵 @180a01

3.日常的な移動手段の確保 医療費の話は以上として、次に生活に関しての話です。 私の負傷は足(歩行が困難)でしたので、一先ず日常的に移動するために松葉杖を医者から借りることにしました。 医者から松葉杖を借りる場合、貸与金として一本1万円(2本だと2万円)が必要です。

2019-06-16 16:27:18
岩尾 葵 @180a01

これは松葉杖を破損なく返せば戻ってきますが、やはり一時金ということで金が出ます。 ちなみに松葉杖だけで厳しい場合、職場近くで車椅子を借りる予定ですが、そっちは行政で1ヶ月貸与なら1000円程度で借りることが出来るそうです。民間業者もレンタルできるところがありますので探すと良いでしょう

2019-06-16 16:32:27
岩尾 葵 @180a01

④職場近くの住居を確保 さて、足を負傷した場合、私のように超遠距離通勤をしてるとどうあがいてもいつも通り出社は難しいです。負傷時は車の運転は不可、また広い駅の中を松葉杖で移動するのも荷物ありではかなりの労力。 なのでここは無理せず職場近くにマンスリーマンションを借ります。

2019-06-16 16:38:03
岩尾 葵 @180a01

都内近郊だとマンスリーマンションは結構沢山あります。業者に頼み、エレベーター付きのところを手配してもらいましょう。都内は縦長マンションが多いのでこれは負傷時必須となります。 また、値段もそこそこ高額。最低でも一泊5500円はします。高いところだと9000円前後。

2019-06-16 16:44:23
岩尾 葵 @180a01

すなわち一月で15万程度は下らないわけですが、しかしそれだけのお金を工面できれば、ネットと電話でのやり取りだけで何と3日後からでも入居可能です。実はこれがかなり有難い。何せ不動産屋に足を運ばずに済み、休暇中に事務手続きを済ませればあっという間に宿確保が出来る。

2019-06-16 16:50:08
岩尾 葵 @180a01

休暇中の暇を活用して書類を整えていき、家賃に関してもクレカで支払えばもう復帰後の住居はできます。 後は住居で使う荷物をまとめ、利用開始日の遅い時間帯に宅配送っておけば大体やることは終わりです。

2019-06-16 16:53:39
岩尾 葵 @180a01

⑤職場復帰後の仕事方法の検討 最後に職場復帰を果たした場合の、自分が可能な仕事方法について検討をします。 具体的には、 ・マンション~職場、社外打ち合わせは、タクシーを使って移動 ・社内の移動はなるべく車いすまたは松葉杖で ・混みあう場所を避ける 等です。

2019-06-16 17:06:55
岩尾 葵 @180a01

タクシーに関しては、マンション~職場まで移動するのに毎日使いますので、事前にタクシー会社に相談して、所定の時刻にきてもらう迎車などを頼んでおくとよいでしょう。 混みあう場所を避けるというのは、昼食時に長蛇の列に並ばないようにする工夫です。社食やお弁当の支給などを工夫します。

2019-06-16 17:10:02
岩尾 葵 @180a01

以上を休暇中に検討、連絡手続きなどをこなせば、全治一か月程度の負傷をしても、大体1週間程度で職場に復帰できます。 勿論動ける範囲、怪我の程度、家族の協力、職業上の立場などの要因で復帰の可否やプロセスや金額等は異なりますので万能ではないですが、同じ状況の時の参考になると幸いです。

2019-06-16 17:14:16