一木支隊戦史の話 2019年6月分

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あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

第十七軍の電報綴を見てる。ガ島に上陸した敵兵力の判断は、五~六〇〇〇人という文書が残っている。戦史本で言われている二〇〇〇という数字は文書では見られない。兵力推定をする際の1つの意見で、さすがにそれは少なすぎるだろう、と五~六〇〇〇と推定したのだろうか。

2019-06-19 21:08:00
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

戦史本ではよく二〇〇〇という数字が出てきている。これを否定するつもりはないが、おそらく敵兵力の見積もりを出す際の1つの意見として出たものであろうと推測する。大本営はさすがにこれでは少ないだろうと、五~六〇〇〇という数字を結論としたのか。偵察が不十分な状況での判断としては仕方ないか

2019-06-19 21:12:59
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

前から言ってるけれども、ガ島奪還に投入する兵力については、最初は独立第三十五旅団を検討している。推測していた兵力から考えてみると、ほぼ拮抗しているのでやや不足気味。これに一木支隊を加えるとやや兵力が増える。さらに現地にいる陸戦隊も加えると、推測した敵兵力数から見て無理はなさそう。

2019-06-19 21:15:28
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

兵力逐次投入問題についても、独立第三十五旅団と一木支隊とを1つの部隊として考えてみると、再検討してみてもいいかなと思う。独立第三十五旅団に配属となった一木支隊が先遣部隊として最初にガ島に上陸する、と考えてみると・・・

2019-06-19 21:18:02
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

これはあくまでも、大本営が判断した敵兵力五〜六〇〇〇というものを基礎とした場合の話。さらに敵情判断として、飛行場がまだ使用されていないということからまだ守備は硬くなっていない、という判断もあったようだ。とりあえずすぐに現地に迎える一木支隊を駆逐艦で運ぶことに。

2019-06-19 21:31:49
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

ガ島の敵情判断は最初の頃は海軍からの情報に頼らざるを得なかった。一木支隊壊滅後は、さすがに陸軍は、海軍偵察機へ同乗させるために尉官クラスの将校を派遣することになる。

2019-06-19 21:49:01
あずLOVE@晴れの国で戦史研究! @nakachandaisuki

一木支隊長が田中二水戦司令官に話したとされる強気な発言については、私はどうしてもミッドウェー作戦での指揮権の揉め事がしこりになっていたような気がする。

2019-06-19 22:00:43