第13回甲状腺検査評価部会での男女比の取り扱いについて 記者会見文字起こしと考察 #男女比 #過剰診断 (2019.6.21作成)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

第34回「県民健康調査」検討委員会(平成31年4月8日)の議事録について - 福島県ホームページ pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ke… 議事録PDF  pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…

2019-06-21 02:35:47
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

男女比について。第13回甲状腺検査部会の記者会見で鈴木部会長は、チェルノブイリで男女比が小さかったのは、RET/PTC(放射線影響ではなく手術時年齢と関連)同様、低年齢の患者が多かったせいかもしれないと言われてたけど、チェルノブイリ(Ec)と日本(U3)で手術時年齢ほぼ同じだけど男女比違う。 pic.twitter.com/PRjcIVClj3

2019-06-21 03:20:50
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この論文の主旨は、チェルノブイリの甲状腺がんの形態的特徴が放射線被ばくでなくヨウ素摂取量に関連しているというものだけど、日本の臨床がん(U3)と比較されており、福島の甲状腺検査での男女比と日本の臨床がんと異なることがわかる。 ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…

2019-06-21 03:25:22
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

日本の臨床がんとベラルーシの甲状腺がんを比較した長崎大の1998年論文のTable 1でも、日本での男女比は1:4.3と、ベラルーシより大きい。 jstage.jst.go.jp/article/endocr… pic.twitter.com/8HQ9P3DvSY

2019-06-21 04:52:44
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

仮に、鈴木部会長の言うように、チェルノブイリで男女比が小さくなっている理由はまだ解明されていないが年齢に関連すると考えられているなら、ではチェルノブイリは一旦置いといて、福島での男女比が日本の臨床がんより小さく、2巡目の2年目と3巡目では”逆転”すらしていることをどう説明できるのか?

2019-06-21 04:52:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そもそも鈴木元氏は、部会長選出後すぐに「男女比は放射線影響の指標ではない」と切り捨て、放射線影響における性差は実際の線量あたりのリスクでみるものだと論点をずらしており、それがそのまま、今回の部会まとめ案に持ち越されている。 第8回での男女比知見の叩き台 pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac…

2019-06-21 04:52:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

しかし、福島での男女比自体が臨床がんよりも小さいことや、検査時期によっては男性の方が女性より多いということが、単なる「偶然」なのか、スクリーニングによるものなのか、その男性らに共通した「何か」があるのかを解明するのが科学的思考なのではないかと思う。

2019-06-21 04:52:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ところで、2013年11月の第13回検討委員会で鈴木眞一氏が「引用」したことで話題になったロシア論文では、事故当時18歳未満だった人たちでの過剰相対リスクは男性の方がずっと高かった。なぜこの論文が「叩き台」に引用されなかったんだろう? academic.oup.com/rpd/article-ab…

2019-06-21 04:52:45
まとめ 第13回 福島県 県民健康管理調査 検討委員会 (アワプラ板) 第13回 福島県 県民健康管理調査 検討委員会 (11月 12日) OurPlanetTV 動画と資料 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1674 3632 pv 26 4
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ちなみに、そのロシア論文が問題となった経緯と論文の内容については、こちらで説明してあります。(なつい・・w) fukushimavoice2.blogspot.com/2014/02/blog-p…

2019-06-21 04:52:46
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

第13回評価部会の記者会見より マコさん:この案の中で、吉田委員が、放射線被ばくの関連が認められないというのは男女比の問題が課題として残ってるのでどうかと言うご意見に関して、鈴木座長のご回答が、男女で自然経過が違うのかどうか、

2019-06-21 05:29:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

大人になってから自然に見つかるのとスクリーニングで見つかるのと、というご回答されていたんですが、チェルノブイリの原発事故の後のデミチク論文で、放射能由来と考えられる小児甲状腺がんは、男女比が小さくなる傾向があると、そういう報告をされておられ、

2019-06-21 05:29:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この2016年福島国際専門家会議でもそう発表されておられましたが、そのことを把握しておられてのコメントかどうかが一点。それから男女別の解析をしたからそれしかしてないと言うご説明もされたんですが、男女比と今回のUNSCEARの線量分布、この4区分での解析というのは、できるのではないでしょうか?

2019-06-21 05:29:47
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

鈴木:まず一点目の方。もちろん、デミチク論文、知っております。そしてもうひとつ、あの、放射線関係なくて、RET/PTCとか、非常に若年発症の甲状腺がん、___、これも男女比が小さくなります。ですから、一般に若年で見つかるというものの場合は、男女比があまりないと言うものになってきます。

2019-06-21 05:30:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

だから必ずしもチェルノブイリが、放射線の影響であの比になったのか、それとも、そういう若年者の発症がまあベースで、若年の発症が多いものを放射線によって、より発症を高めたために ああいう__のまま出たのかということは、まだ実際にはわかってないんだろうと思ってます。

2019-06-21 05:30:27
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

それぞれの国のバックグラウンドの、その年代の甲状腺がんの男女比と言うものに、かなり縛られた形で放射線の影響が出てくるというのが、私の回答者?バックグラウンドの情報になります。それで、実際、今解析している中で男女比と言うものは、解析の対象にしてません。

2019-06-21 05:31:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

で、見てるのは、あくまで放射線の影響が男女差があるかどうかと言うそういう解析になっています。原爆被爆者もちろん甲状腺がんの発症の頻度で言うと男女比はあるんですが、それぞれの男性・女性で放射線線量あたりのリスク係数を見ていきますと、変わりがないというのが結果です。

2019-06-21 05:31:18
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ですから基本的に男女差が放射線によって出てくるといった場合が、ベースとして男女比に差があると言うような集団に関して、放射線の影響があったときにそれが見えてくるというふうに私は理解しています。

2019-06-21 05:31:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

マコ:あ、はい。なので、この4区分の調整因子にもとづいて、各区分での男女比の分析というのはしないんでしょうか?この課題として残されている課題というのは、どのような評価をされるということなんですか?

2019-06-21 05:31:42