「月を抱きしめて離さずにいよう」ジョイマン・高木晋哉さんのツイートが日常を踏まえながら文学的で素晴らしいので、ぜひ読んで欲しい

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

営業の空き時間。御婦人に「ジョイマンさんも色々と大変ねえ」と、ざっくりした気遣いの言葉を頂いたので何気なく「いえいえ大変だなんてそんな」と返したら、かぶり気味で「いや大変でしょ！」と少し怒られました。自分が大変か大変じゃないかを自分で選択できる、いつかそんな社会になるといいなあ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

7歳の娘が僕を「はげ」と言います。しかし先日、突然「頭に肌色が多い」と言い回しを変えてきました。娘もそろそろ小学2年生。前に進もうとしている。僕はいつまで娘の歩幅に合わせて隣を歩けるのだろうか。春がやって来る。暖かな風が僕の背中を押して、膨らみ始めた桜のつぼみを優しく撫でていった。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

小学生の甥っ子が6年生を送る会で、ひょっこりはんを披露するらしい。健康的な考えだと思う。叔父さんがジョイマンだからジョイマンをやらないといけないなんて事はない。空は青い。春がすぐそこまで来ている。春一番が吹き抜ける。思い切り吹けばいい。吹いて、吹いて、いっそこの涙をさらっていけ。

みみ @sjOexmCIo8nvnug

@joymanjoyman 去年、東京に旅行にいき、ルミネにいきました。ジョイマンさんのネタすごくおもしろかったです。ハードゲイさんと一緒にコラボしてらっしゃったネタです。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

@sjOexmCIo8nvnug ありがとう 蛍光灯！

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

朝日の差し込む部屋で少し冷えたデニムジャケットに袖を通す。デニムは僕に冬の訪れを教えてくれる。僕は僕を優しく抱きしめて、空と同じ色をしたデニムを温める。親しい友人にそうするように。愛する恋人にそうするように。 #デニム

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

なんていうのかな。褪せてしまった色が、落ちない染みが、破れてできた穴までもがその人を表す味になり、歩んできた人生に授与された勲章のようなものにさえなる。自分の“皮”と言ったら言い過ぎかもしれないけれど“一心同体”な感じが、僕がデニムを愛している理由なのかなって。そう思うんですよね。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

スネに保湿液を塗り始めてから乾燥でスネが痒くなることが無くなりました。そんな素敵なことに気付いて、お気に入りのソファに腰掛けた時のような少しくつろいだ気持ちになる。確信する。この世界は小さな努力でもっと暮らし易くなる可能性に満ちている。乾燥は敵じゃない。今、確かにそう思えるんだ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

大宮劇場。プラス・マイナス企画が素敵だった。リアルクセエピソードにざわつく客席を見て「なんでこれ引くん？」と真っ直ぐに問いかける岩橋を、なぜ僕は抱きしめられなかったのだろう。お客様も僕も世界中の誰もが、もやもやした何かに負けずに“人間”を笑って抱きしめられるようになれたら良いなあ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

劇場。楽屋モニターは2人しかいない客席に向かってネタをする芸人を映している。そう、これはきっと日本のお笑いのひとつの到達点。笑いが日本列島の隅々にまで浸透し、わざわざ劇場に足を運んで笑いに来なくても人々の生活に笑顔が溢れる理想の世界に僕達はやっと辿り着いたんだよ。きっとそうだよ。 pic.twitter.com/3L7y5ERmXM

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

先日、7歳の娘が一緒にクレープを食べたいと言うので行きつけのクレープ屋に行ったら休みでした。木枯らしが2人の間を吹き抜けていく。僕は灰色の空を仰ぎ、娘の小さな手をぎぅと握る。いつの日か。いつの日かきっと実現させてみせる。娘と一緒にクレープくらい食べられなくて何が父親だっていうんだ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

「あいつには勝てそう！」子供達との楽しい運動会イベントで少女が僕を指差しながら言ったその言葉が、数ヶ月たった今でも耳の奥で鳴り響いている。僕は思う。これからの長い人生で彼女が何かに負けそうになった時、僕を思い出して自信を取り戻せたらいい。それもきっと僕たち大人の大切な役割だよね。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

今日は宇都宮大学の学園祭、大宮ラクーン劇場2公演、そして群馬営業で終了。帰り道。浮かぶ満月の前を雲が通り過ぎていく。数年ぶりの1日4ステージ。まだ胸がドキドキしてる。月に手が届きそうな夜。さあ、手を伸ばそう。月を抱き締めて離さずにいよう。1日4ステージの今日が永遠に終わらないように。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

「ジョイマンは消えた」と言う人はいずれ消えるだろう。なぜなら全ての人類はジョイマンになる事を許可されたのだから。あなたがジョイマンそのものなのだから。ジョイマンはヴァーチャルの海に深く潜り、溶けていく。雲になり、雨になり、また海になる。そう、ジョイマンは全ての生命の源になるんだ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

(仮)と表記された仕事が現れては消えていく。形にならず、煙のように空に溶けていった仕事達。僕は煙草に火をつける。燃え尽きていくマッチの炎が一瞬だけ世界を映し出す。まるで何かのカウントダウンのように雨音が部屋に響いている。いつかの雨上がり、彼方にかかるかもしれない虹を僕は待っている。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

お疲れ様でした。ジョイマン最後のM-1は3回戦敗退で終了。15年間立ち続けたM-1予選の舞台上で僕が最後に見たのは、タイムオーバーの激しい爆発音と共に照明で赤黒く染まった世界でした。大丈夫。大したことじゃない。喪失感があるとしたら、それは深まっていく秋のせい。きっとこの冷たい秋風のせい。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

沖縄花月3公演でした。1公演平均4人しかお客様がいませんでした。それはお笑いライブというよりも、まるでお客様1人1人の手のひらにそっと笑いを手渡していくような、そんな“平和で尊い儀式”のように思えました。証人は少ないかもしれません。でも今日あの空間にいた人は皆、本当に笑顔だったんです。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

北斗無双2。一発で終了。大きな波かと思えば、それは小さなさざ波で。帰り道の札幌はもう暗くて周りがよく見えない。分からない。連チャンって何だろう。もう分からない。ただひとつ分かっている事。僕はもう大きな波を待つような事はしないだろう。寄せては返す大小の波を眺めるだけ。ただそれだけ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

先日、営業があった。不思議な出来事だった。僕達のネタ中、お客さんが全員止まって見えたんだ。自分の息づかいと心臓の音だけが耳の奥に響く。まるでジョイマン以外の世界の時が静止したようだった。その時は何が起きているのか分からなかったけど今は分かるような気がする。多分、すべっていたんだ。

ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

舞台『ハイスクール奇面組２』千秋楽が終了。僕達は衣装を脱いでそれぞれ別の道を歩いていく。でも不思議と寂しくはない。やっぱり、芝居を続けていればそれぞれの道がいつか何処かで交差するって信じてるからかなあ。 pic.twitter.com/7FYEfEoJiD

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

役者が舞台でどんな芝居をしたかは、終演後の楽屋の鏡に映る顔を見れば分かる。何が良かったか。そして何が良くなかったか。僕はいつも楽屋入りしたらまず鏡を磨く。それはそこに映るもの全てが、これからの自分の芝居を創造するための大切な地図だから。 pic.twitter.com/iD6FdnTRYY

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

昨日、芝居をした。今日も芝居をする。きっと明日もするだろう。雨の日も風の日も暑い日も寒い日も芝居をする。たまにいろいろ考え過ぎてしまう時もあるけど、役者はたくさん食べて、たくさん寝て、たくさん芝居する。それでいいんじゃないかな。 pic.twitter.com/VX3fKwllD1

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

芝居漬けの日々。日は暮れ、空は色を変えていく。川はやがて海になる。そして雲になり、雨になり、また別の川になる。地球は幾千の顔を持つ役者。いつまでも互いを高め合える良いライバルでいたい。 pic.twitter.com/0dmNNWAYAD

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

台本が育ってきてる。目を閉じて台本を撫でるだけで稽古をする役者達の声、演出家の怒号、稽古場にこもる熱を感じられる。不思議。今日は台本を開かず、抱き締めて眠ろう。そんな稽古があっても良いよね。 pic.twitter.com/TiV7hNZHw6

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ジョイマンの高木晋哉 @joymanjoyman

新しい舞台に入る前にはいつも台本と2人きりで酒を飲む。台本の1ページ目をめくる時はいつも、気になっていた女の子と初めて話す時みたいにドキドキする。何歳まで役者をやるのか分からないけど、新しい役と初めて出逢う瞬間の自分はいつまでもシャイでいたいと思ってる。 pic.twitter.com/9PNOz2OP5T

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