叶精二さん、東京国立近代美術館担当者による「高畑勲展」情報

「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」展示アドバイザーと図録執筆他を担当されている叶精二氏および、企画・構成を担当した鈴木勝雄・東京国立近代美術館主任研究員による、本展の見所や未公開情報その他を記したツイートををまとめました。 9/8(日)前9:00 NHK Eテレ 放送「日曜美術館 アニメーション映画の開拓者・高畑勲」に関するツイートを追記しました。 ※随時、更新中。最新ツイートがトップにくるように、時系列逆順になっています。 「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」公式サイト 続きを読む
16
叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh

◉『#高畑勲展』情報(4)◉続)「史上類を見ないリアリズムへの挑戦であり、現在の日本のアニメーションへと連なる作画傾向の先駆的作品」という曖昧な評価をお話ししたと思います。その時、高畑監督は一瞬笑顔になり「それだけですか?」と返されました。返す言葉に詰まると「じゃあ、この話題は(続

2019-07-02 10:30:02
叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh

◉『#高畑勲展』情報(3)◉続)ずっと気になっていて、12年前に直接高畑監督に伺ったことがあるのです。前後の記憶が不鮮明ですが、高畑監督が初めて演出助手を担当された『安寿と厨子王丸』(1961年)の話題の延長でした。問いの応え以前に監督に「『安寿』をどう評価しているのか」と逆に問われ(続

2019-07-02 10:26:24
叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh

◉『#高畑勲展』情報(2)◉続)それは、高畑監督が「私の演出の師は芹川有吾さん」と再三仰っていたという事実です。高畑監督は確たる根拠のない事は絶対に仰らない方です。芹川監督から何をどう学び、それを生涯に亘ってどう活かしたのかについて、叶の意見を求められたのです。私もこの事は(続

2019-07-02 10:21:50
叶 精二(Seiji Kanoh) @seijikanoh

◉『#高畑勲展』情報(1)◉新連載。本日7月2日一般公開の本展の見所や未公開情報その他を記します。 遡ること1年以上前、高畑監督追悼特集誌や東映長編上映などで #原口正宏 さん、#小黒祐一郎 さん他数名の方々から、高畑監督が生前よく口にされていたある言葉について意見を求められました。(続 pic.twitter.com/c0OngwA2Uw

2019-07-02 10:16:49
拡大