- uchida_kawasaki
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Table 2を見ると、グループAからEで示されている悪性・疑いの数の合計が69人となっており、70人から1人欠けている。もしや、基本調査による外部被ばく線量推計が4ヶ月未満のデータに基づいているから除外された4170人に入っている?? pic.twitter.com/7IGmQ0OEJk
2019-07-05 15:13:41非過体重・非肥満、過体重、肥満にわけたTable 3での悪性・疑い数は、それぞれ56人、3人、7人と、合計66人にしかならず、この研究で対象となっている2巡目の悪性・疑い70人から4人欠けている。 pic.twitter.com/acGKpwt7Kn
2019-07-05 15:19:04さらに、5〜10mmの結節での細胞診実施率が異なったため、感度分析のため、Table 2の結果を、10mm以上(34人)、10mm未満(35人)にわけた結果がeTable 1に示されているが、ここでも悪性・疑い数の合計は69人。 pic.twitter.com/d6VgLYlcJr
2019-07-05 15:25:30また、放医研が推計した1歳児での甲状腺被ばく線量(academic.oup.com/jrr/article/57…)にもとづいて、30mSv(双葉、飯舘、いわき)、10〜20mSv(大熊、富岡、楢葉、広野、浪江、川俣、葛尾、南相馬)、10mSv未満48市町村の3グループにわけた解析もしたけど、地域差はなかったと。 pic.twitter.com/cvO2vuJEfR
2019-07-05 15:46:52つまり。独自解析では地域差がないため、2巡目の結果が、放射線影響ではなく、スクリーニング効果あるいは他の交絡因子のためであると考えられるということを裏付けるために、甲状腺がんの生活スタイル関連リスク要因である肥満に白羽の矢を立て、あれやこれやと解析した論文ということですね。
2019-07-05 15:52:59しかし、もう、どこから突っ込んでいいのか分からないんですが、外部被ばく線量による5区分の不透明さ、表に出てくる悪性・疑い数に整合性が取れないこと、なにより、枠外・検査外症例が入ってないデータは信頼できないということからして、アウトではないかと思うし、
2019-07-05 15:55:57肥満が甲状腺機能低下症によるものではないかと考察すらしていないことも非科学的でしかない。 あくまで素人の意見ですが。
2019-07-05 15:56:48甲状腺がんと肥満については、コペンハーゲンの学校健診記録から、7〜13歳での肥満が成人後の甲状腺がんリスクと関連しているという論文(cancerres.aacrjournals.org/content/74/1/2…)に言及し、大平論文3は、その甲状腺がんリスクがもっと若い年齢で高くなるかもしれないという知見を追加した、と書いてあるのだけど、
2019-07-05 16:15:44よしんば、福島での甲状腺がんが肥満と関連あるとして、なぜ、コペンハーゲンでよりも若い年齢で甲状腺がんを発症しているのかというのはどう説明するのか?スクリーニングしたら見つかるというやつ?検証不可能だから言いたい放題ですね。
2019-07-05 16:18:18@YuriHiranuma あれ?肥満が少ない長崎県とか含めた三県調査との比較で「差が無い」って言ってませんでしたっけ?©
2019-07-05 16:28:362019.12.5追加
journals.lww.com/epidem/Abstrac… External Radiation Dose, Obesity, and Risk of Childhood Thyroid Cancer After the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident
2019-12-04 23:52:45甲状腺評価部会に提出した資料の UNSCEAR 推定線量による分析ではなく、 といって先行検査で使われた4地域分類でもなく、2018年論文で導入した謎の5地域分類を使うもの。
2019-12-04 23:52:51引用:The incidence per 100,000 for Groups A (highest dose), B, C, D, and E (lowest dose) were 13.5, 19.2, 17.3, 9.0, and 8.3, respectively.
2019-12-04 23:52:53引用: Compared with Group E, the age-adjusted risks (95% CIs) were 1.62 (0.59, 4.47) for group A, 2.32 (0.86, 6.24) for group B, 2.21 (0.82, 5.94) for group C, and 1.02 (0.36, 2.86) for group D.
2019-12-04 23:52:56引用:Regional differences in radiation dose were not associated with increased risk of thyroid cancer ...
2019-12-04 23:52:59この論文には統計手法的に大きな問題があることはこのアブストラクトだけでわかる。 A-E (Aが被曝量最大)の5グループに分けて、Eで規格化した相対頻度の信頼区間がA-Dのどれも1を含むから有意でない、と結論しているわけだが、
2019-12-04 23:53:02これは5群に(しかも E群がすごく小さくなるようなやり方で)分割したからで、適切に2群に分けて解析すれば有意差がでる。
2019-12-04 23:53:05