- hachisu716
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あるいは、ある程度体温をコントロールできる妖怪としての術を持っていて、その必要があるとき(励ますために優しく誰かの手に触れたいとき、または恋人とイチャイチャするとき♨)は体温を高く出来るし、 低くも出来る(アイス持ってるとき🍨とか)
2019-07-06 13:00:57そういうのもいいかも。 爬虫類みたいに変温で体温を下げることも出来るとか。 魔理沙を励ますためにぎゅっと手を握ったときはあったかかったのに、魔理沙がある日何気なく自分から美鈴の手に触れたときはぎょっとするほど冷たくて。
2019-07-06 13:03:43魔理沙がびっくりしてたら、美鈴がそっと握っていた手を開いて、 「フラン様からチョコレートを貰ったんですよ」 って小さな包み紙を見せる、みたいな
2019-07-06 13:05:14魔理沙に、 魔理「お前って優しいし、おっきなわんこみたいであったかいよな」 って腕取りながら言われるけど、美鈴がちょっと微笑みながらいつもも穏やかな調子で、 美「魔理沙さんは、何か勘違いしてませんか?」 って口にする
2019-07-06 15:43:56美「私は妖怪なんですよ」 その言葉と共に、美鈴の腕を取った指に小さな痛みがうまれる魔理沙 魔理「っ……?」 痛みと思ったものは、本当は痛みではなく急な冷気で。 氷に突然触ったような温度変化にびっくりしただけだけど、それを魔理沙が感じているのは触れている美鈴の腕。
2019-07-06 15:49:56周りの空気まで凍りつかせるように急速に冷えていく美鈴の腕に、思わず絡めていた腕を緩めて、少し身を引く魔理沙。 春の小川の中を揺れる水草のような美鈴の眸が、冷たい翠緑の光彩を帯びながら穏やかに魔理沙を見る 美「……温かいのは人がそれを好きだから。温かいものを好ましいと思うからです」
2019-07-06 15:56:23美「人間に私達のことを安全だと思わせるには、温かいのが一番なんですよ。温かで、優しくて、安全な存在。そんなものに、人は寄ってくる。不思議ですね、温度が気質の指標になるなんて。あたたかな妖怪だって、人を食べるのに」 いつもと変わらないあたたかで穏やかな声音で、のんびりと云う美鈴
2019-07-06 16:00:55美「あなたは人間。食べ物ですけれど、でもこれは友人だから云うんです。……あまり妖怪を信用しないほうがいい。むしろ、温かな妖怪ほど空腹で、狡猾です。油断をさせて、人を食おうと狙っている。肌の冷たいレミリアお嬢様なんかは、妖怪だと名乗っているようなものですから余裕がある」
2019-07-06 16:08:46大きな、ひやりとした手で魔理沙の指先を取りながら、美鈴が小さく笑って云う。 美「……憶えていて下さいね。あたたかな妖怪ほど人を食う。近づいてはいけないと」 魔理「…………」 黙って美鈴を見つめ返す魔理沙。 魔理「……それを教えてくれるってことは、やっぱり優しいじゃんか」
2019-07-06 16:13:55にこりと笑って返す美鈴。 美「あっはっは。魔理沙さんのそういうところが好きなんです」 朗らかに笑う中で、徐々に指先の体温が戻ってきていつも通りのあたたかさになる美鈴。 魔理「……お。あったかくなった」 美「あんまり怖い話をしても可哀想ですから」
2019-07-06 16:22:37美「あんまり食べられるような油断を妖怪に見せないで下さいよ。人懐っこくて人好きするのはあなたのいいところですが、そういう子供が妖怪に食われやすいのも事実です」 魔理「わかったわかった。夏場にひんやりした妖怪にくっつくことにする。あと子供じゃない」 美「人間なんて老いたって子供です」
2019-07-06 16:29:50魔理「でも友達だと思ってくれてるのは嬉しいな。食われそうになったら助けてくれ」 うそぶいて、ぽんと温かくなった美鈴の躰へと身を寄せる魔理沙。 美「他のに食われるくらいなら私が食べます」 魔理「……はあん……それも妖怪の友情なのかね……」 ため息をつく魔理沙。 くすくす笑う美鈴。
2019-07-06 16:34:01美鈴が媚薬飲んだらだよ? 大きな手を鼻の上にあわせて長い指ではさんで、苦しそうに眉をひそめながら目を閉じてじっと何かに耐えてるところが見られるんだよ???
2020-03-09 00:29:48美鈴真面目だから、これは絶対にまずいものを飲んだって危険察知して、理性飛びかける中でも咲夜さんの安全を優先して、咲夜さんはくれぐれも近づかないでくださいって手で制しそう。 そして片方の手は鼻をおさえている。 なぜなら咲夜さんの匂いをかいでしまったら理性が飛ぶから。
2020-03-09 00:47:31美鈴「林檎……」 咲夜「?」 美「林檎のような薫りがするんです。……熟れた、甘い林檎のような」 近付こうとする咲夜を手で制しながら、一方の手で鼻を押さえて乾いた声で呟く美鈴。足を止めて、首を傾げる咲夜。 咲「林檎が好きなの?」
2020-03-09 00:57:28眉を苦しげにひそめる美鈴。 美「……妖怪が好む匂いです。人のカラダに反応する匂いなんです。食欲か、性欲か、分からないですけど。それが、ひどく……過敏になっているかもしれません。……だから」 言葉を切って、ごくり、と咽喉を鳴らす美鈴。
2020-03-09 01:02:30