【続編】おしどりマコは去年も言論弾圧をやっていた:「食べて応援は自殺行為」と宣伝したけど言ってません?

87
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 記載②「7年半、こうした事実の積み重ねから目を背け続けた虚言や思い込みの「正義」が傷付けてきた相手は、国や東電ではありませんでした。彼らの無知と独善が、福島県民の生活と人権を脅かしてきたこともまた、事実なのです。」

2019-07-16 02:18:26
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 記載③「事実を軽んじ、被災者が笑顔を見せることすら許そうとしない「運動」に、未来などないのです。」 記載④「筆者がもっとも伝えたいのは、オカルトや虚構は置き去りにして、現実の福島は着実に前に進み続けている、ということです。」

2019-07-16 02:18:53
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi これらを踏まえて、以下のように主張する。(主張①などとの附記以外は、ほぼ逐語の文字起こし)

2019-07-16 02:37:02
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 主張① (a)読者をして、おしどりマコが「食べて応援は自殺行為」といった表現をもちいて食品汚染について講演を行ったということを誤信させるものであるとともに、 (b)デマや虚構、オカルト的な主張を行っている人物だというふうにも誤信させるものだと考えられる

2019-07-16 02:37:28
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 主張② また、こういった記載は、「食べて応援は自殺行為」という表現を用いておしどりマコは講演を行ったことがないにもかかわらず、こういった講演を行ったというという具体的な虚偽の事実を適示するものだと評価することができる

2019-07-16 02:38:08
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 主張③ こういった誤った事実の摘示は、デマや虚構、オカルトといった表現と相まって、読者をして、おしどりマコについて、福島産の食品等について、過度に危険を煽るデマゴーグであるかのような印象を与えることで、おしどりマコの社会的評価、信用を著しく低下させる行為だと評価することができる

2019-07-16 02:38:36
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi <引用は以上> ということで、馬奈木弁護士の主張はかなり入り組んでいて、トリッキーなのが、一般人にも分かると思う。スパッと、スッキリした感じじゃないのですよ。 特に「食べて応援は自殺行為」(主張①(a)、②)と「デマ、虚構、オカルト」(主張①(b)、③)の関係が分かりにくい。

2019-07-16 03:05:49
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi しかし、こういう記者会見の動画しか残っていないのは、検証するのが面倒ですね。

2019-07-16 03:13:50
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi まぁ、要するに、名誉毀損の主張なんですが、事実の摘示は「食べて応援は自殺行為」だけなんですよ(主張②)。 「デマ、虚構、オカルト」については、林氏が「おしどりマコはデマゴーグだ」という事実の摘示をしたとは主張していない。そこはさすがに無理と思ったんでしょうね。

2019-07-16 03:30:03
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi ただ、「食べて応援は自殺行為」が社会的評価を低下させるという評価のために援用しているだけです(主張③)。 ですから、結局のところ、名誉毀損の主張は、「食べて応援は自殺行為」に関するものだけなんですね。

2019-07-16 03:32:17

結局、名誉毀損なのか?

弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 具体的には、 「2016年に「食べて応援は自殺行為」として日本の食材が汚染されているかのような講演を行った「おしどりマコ」氏」 というキャプションが虚偽の事実の摘示なのかということだけです。

2019-07-16 03:33:14
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 客観的な事実を整理しておくと、 ・おしどりマコの講演チラシには 「「食べて応援」は自殺行為! 日本の食材の放射能汚染の怖さ。」 との記載があった ・講演チラシは、おしどりマコのチェックを経て主催者により公開された b.kenro.jp/wp-content/upl… pic.twitter.com/4cwTDXuIoU

2019-07-16 03:44:54
拡大
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi ・おしどりマコは、自分のウェブサイトに講演チラシの画像を掲載していた archive.is/sGSyK ・おしどりマコは、Twetterで上記ウェブサイト(すなわち講演チラシ)を紹介していた ・おしどりマコの講演の具体的内容は現在も不明で、おしどりマコから何の説明もなされていない といったところ pic.twitter.com/hnZyDtby40

2019-07-16 03:51:42
拡大
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi こういう状況で、講演チラシを引用して 「2016年に「食べて応援は自殺行為」として日本の食材が汚染されているかのような講演を行った「おしどりマコ」氏」 とキャプションをつけたら名誉毀損になるとは、私には到底思えません。 これに抗議するという発想がどこから出てくるのか、全く不可解です。 pic.twitter.com/5FO7gf0qew

2019-07-16 03:55:30
拡大

講演内容紹介文の位置づけ

弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi そもそも講演のチラシの講演内容紹介文とは、どういうものか。 これは、こういうことを喋りますよという予告であり、将来の講演内容の要約なんですよね。もちろん主催者と講師の協議はあるし、チラシ全体は主催者が作成するものだけど、内容紹介文は、基本的に講師じゃないと書けないものです。

2019-07-16 04:04:19
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi だから、講演内容紹介文は、基本的には講師が書くものです。仮に主催者が起案したとしても、講師の労力を節約するための下書きでしかない。 主催者が書いた紹介文がそのまま修正なしにチラシになるなどということはほとんど考えられない。

2019-07-16 04:09:21
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi そんなことがあるとしたら、よっぽど綿密に打ち合わせをして、講師の考えが十分主催者に伝わって、文章に落とし込まれているということでしょう。 いずれにしても、おしどりマコは、チラシの紹介文をチェックしているのです。

2019-07-16 04:11:55
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 外部からは、この紹介文は、おしどりマコによる講演内容の要約であると受け取っていいし、そもそもそのような性格の文章なのです。

2019-07-16 04:14:33
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi ウェブサイト、Twitterで講演チラシを紹介したということは、 「私は「食べて応援は自殺行為」という講演をやりますよ(やりましたよ)」 と、おしどりマコが言っているということです。

2019-07-16 04:15:06
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi ですから、 「2016年に「食べて応援は自殺行為」として日本の食材が汚染されているかのような講演を行った「おしどりマコ」氏」 という本件キャプションは、チラシ画像の説明として、まさに 「食べて応援は自殺行為」として講演を行ったこと を摘示したものと捉えるべきであり、それは真実です。

2019-07-16 04:22:28

真実相当性

弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi また、仮に講演の現場で話したこと自体が問題になるとしても、真実であると誤信したことに相当な理由があるでしょう。 ここで馬奈木弁護士は、おしどりマコに取材がなかったことを強調して論難していますが、おしどりマコが公開しているチラシを紹介するのに一々取材が必要なわけがありません。

2019-07-16 04:25:32
弁護士 吉峯耕平 @kyoshimine

@NonbeeKeroppi 一般的に、AとBが対立していて、Aから提供された資料のみに依拠して、Bに取材せずに、Bの社会的評価を低下させるような事実を摘示した場合(それが結果的に真実じゃないとして)、Bに取材しなかったことをもって、真実相当性を満たさないと判断されることが多いです。

2019-07-16 04:28:56