解決された領土問題の事例

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

この国際司法裁判所の判決が出た後も、寺院周辺の土地の帰属は確定していなかったので、紛争は終わらず、2008年にプレア・ビヘア寺院が世界遺産登録されることでまた一悶着発生しています。

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最終的に世界第二次大戦後、1949年に発生したこの問題が最終的に解決したのは2013年11月でした。

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国際司法裁判所の判決後も、問題が尾を引いた点。これは国際司法裁判所が問題の裁定に乗り出す際に、タイ側はこの問題は同裁判所の管轄ではないと訴えており、あまり同裁判所に判断を委ねきれていなかったからだと考えられます。

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また、このプレア・ビヘア寺院に関して、領有権を主張してこなかったタイ側が敗訴した点からみても、パルマス島と解決したものと似通った判断です。

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領有権問題で、主張をし続けることというのは大変に重要なことであるが分かります。そして、解決するには相争う二国が完全に第三者に判断を委ねるということが必要になってくるということも、これらの事例から読み取ることができます。

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ちなみに南極大陸も領有権問題が発生している土地ですが……この問題は公式に凍結されています。南極だけに（ﾄﾞﾔｧ）。

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ただ、地球の温暖化と、南極大陸のボーリングで多くの資源が眠っているという話があるだけに再燃は不可避じゃないでしょうか……