[R-18]凄腕の女料理人とか女執事とかが、雇い主である美少年の責めに屈服するやつ下さい、その3

台風に来いとは言ってない。
12
まとめ 執事シリーズ一覧 一覧じゃよ 1272 pv 5

前回の話

まとめ [R-18]凄腕の女料理人とか女執事とかが、雇い主である美少年の責めに屈服するやつ下さい、その2 夏はもう中止にしろ。はい今日から秋。いいね。 4270 pv 2

以下続き

帽子男 @alkali_acid

Q. 苦労のすえ執事つきのお屋敷を入手したのですが、いざ住んでみると、クールで有能に見えた執事の正体が、知らない男にドスケベ雌犬調教された男装美女でした。どうしたらいいですか? A.あなた色に染めなおしましょう。

2019-08-12 19:31:30
帽子男 @alkali_acid

新しい主人が住むようになってから、お屋敷の雰囲気はにぎやかになった。 まずいつでもちょこまかとネズミみたいに駆けまわる双子のメイドが、お掃除を細かにやるので業者の清掃よりずっとピカピカになった。 それから専属の料理人が入ってちゃんとした食事が出るようになり冷食とか消えた。

2019-08-12 19:34:38
帽子男 @alkali_acid

出入の業者にもサンドイッチとか焼き菓子のお茶のふるまいが出ることはある。どれも絶品にうまい。 新しい主人は銀髪赤目白膚の風変わりな少年で、まだ幼いのに学校には通わず、めったに姿を見せないが、業者に軽く目礼をするなど愛想が悪い訳ではない。 以前から屋敷を管理している執事はというと

2019-08-12 19:37:36
帽子男 @alkali_acid

「ごきげんよう」 声に出して挨拶をし、ぎこちない笑みを浮かべるようになった。 新しい主人の方針らしい。あとこれは主人が代替わりする前からだが、スーツに艶めかしい体の線が出るようになり、シャツも控えめな装飾のついたフェミニンなものになった。香水もつけるようになった。

2019-08-12 19:39:49
帽子男 @alkali_acid

執事は住み込みになったらしく、もう車で通勤するようすはない。 出入りの業者としては美人が美人らしくしていると花があってよいが、かつては決してなかった細かな業務のもたつきが出てきたのはやや不安がある。

2019-08-12 19:42:28
帽子男 @alkali_acid

夏の日中でも汗ひとつかかなかった執事は最近では頬を紅潮させたり、息を乱したり、どこか目を潤ませたり、常にぴしっと立っていたのに今はいきなり身を丸めたり、頑健さを失いつつあるようだった。

2019-08-12 19:43:32
帽子男 @alkali_acid

「レン。しゃんとしてね」 新しい主人である少年がぴしりと鞭のように告げると、すぐにいずまいをただすが、屋敷の顔たる執事にとっては恥ずべき失態だった。

2019-08-12 19:45:11
帽子男 @alkali_acid

多少うわさにはなる。 「お屋敷もだいぶ変わったな」 「人のいれかわりが激しいね」 「修復工事もいよいよ始まるからな」 「にしても、執事さんはなんだか色気づいたかね」 「新しい若様の方針だろ」 「ありゃ小さいのに、なんだか厳しそうだ」 「前のぼっちゃんに比べりゃね」

2019-08-12 19:46:58
帽子男 @alkali_acid

仕事のあと、業者は酒の入ったスキットルとソーセージを片手によもやま話に花を咲かせる。 「しかしふるまいなんかはいいもんが出るな」 「腕の良い料理人が入ったね。あのでっかい茶色い膚の」 「屋敷も掃除がゆきとどいてるねえ」 「メイドがいりゃ違うよ。自動掃除機走らせるだけとはね」

2019-08-12 19:49:11
帽子男 @alkali_acid

「まあだんだん賑やかになるねあそこも…景気がいいのは歓迎だ」 笑いさざめいてから、ふと年配の疲れた男がつぶやく。 「前のぼっちゃんも悪くなかったがね」 「おお。なんだか女の子みたいなね」 「お屋敷の主にしちゃ平民くさかった」

2019-08-12 19:51:16
帽子男 @alkali_acid

「俺は、ちょいとバテてたときできあいのクッキーと瓶入りのお茶もらったぜ。ありゃどっちかというと下町の店(たな)の子だね」 「ホウキで母屋の裏口だか掃いてる見かけたぜ。へたくそだったがね」 「休んでるとこっちの仕事面白そうに聞いてきたっけね。うちのガキと何も変わらん」

2019-08-12 19:54:31
帽子男 @alkali_acid

業者は煙草をくゆらせたり、酒を飲んだりしてぼんやりしつつそんなおしゃべりをしたが、詳しく何が起きているのかは知りようもなかった。

2019-08-12 19:56:33
帽子男 @alkali_acid

実はしつけ直しが進んでいたのだ。 「無駄口をたたかない使用人は好きだけど、きちんと話ができない使用人は嫌い」 色素のない膚と髪、血の色の瞳をした童児が鞭を手に告げる。目の前には黒スーツの執事がひざまずいている。 「………はい若様」 「ちゃんと言葉で挨拶して、報告してね」

2019-08-12 20:01:56
帽子男 @alkali_acid

美貌の少年、ケイは、鞭の先端で、男装の麗人、レンの顎を押し上げる。 「ジョウってやつだらしなくて、君をすごく甘やかしてたみたい」 「…いいえ」 「口ごたえするの」 「…申し訳ありません」

2019-08-12 20:04:18
帽子男 @alkali_acid

アルビノの主人は黒髪の使用人の頬を鞭で軽くはたく。 「ジョウのことはいいよ。君の本当の主人のことをそろそろ話してよ」 「ほかに主人などありません」 「ちがう。相続順位百七十六位なんて、どうでもいいやつを隠れみのにして、本当の主人を守ってる」 「…めっそうもございません」

2019-08-12 20:08:43
帽子男 @alkali_acid

「うそつき」 「…若様のみに…お仕えいたします」 「強情なんだ」

2019-08-12 20:10:37
帽子男 @alkali_acid

幼い白子は溜息をついて、鞭の柄をみずからの手に打ちつける。 「チイ、ミイ。レンを脱がせて」 「かなかな!お任せかな!」 「でしょでしょ!雌犬さんらしくしてあげるでしょ!」 レースだらけのお仕着せをまとった女装の少年二人が魔法のようにあらわれ、すばやく慣れた手つきで執事の着衣を解く。

2019-08-12 20:14:55
帽子男 @alkali_acid

「きれいきれい」 「きれいきれい」 あらわになった素肌を消毒した布で拭き、丁寧に香油を塗り込み、胸と臍にはまる、精緻な花のかたちの金輪に細鎖をつなぐ。数日前まで同じ場所にはまっていたいかにも下品な銀の留具はもうない。

2019-08-12 20:19:28
帽子男 @alkali_acid

下腹の脇に入っていた安っぽい刺青も、腰をくるりと取り巻いてさらに秘裂と菊座のまわりを飾る、色あざやかな花模様の刺青に取り込まれ、もはや原型をとどめていない。 続けてつけられるのは肘や膝までをおおう花柄の手袋と靴下。拳や足先はビロードの肉球になっている。

2019-08-12 20:23:22
帽子男 @alkali_acid

双子の片割れ、ミイがレンの筋肉質で大きな双臀をつかんで拡げ、肛孔のにおいをかいで、中までよく洗ってきれいに保たれたままなのを確かめると、よく香油にひたしたおもちゃを捻じ込む。赤子の拳ほどもあるいぼつきの玉を連ねて、先端にレンと同じ艶やかな黒毛の尾がついている。

2019-08-12 20:27:12
帽子男 @alkali_acid

「…っ…っ」 凶器に近い責具が直腸の奥までもぐりこみ、雌犬は声もなく啼き、四つん這いの姿勢を支えきれず、上半身をつっぷし、豊かな胸毬をひしゃげさせる。 「レン。教えたでしょ」 「…イキ…ました…っ」 「そう。言葉で報告してね。何回め?」 「っ…いっか」 「朝から」 「じゅうご…かっ」

2019-08-12 20:29:40