[R-18]凄腕の女料理人とか女執事とかが、雇い主である美少年の責めに屈服するやつ下さい、その3
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使用人を見下ろす、主人の真紅の瞳が細まる。 「なんでもないなら、逆らわないでよ」 「…それは…」 「君の、本当の主人がこんなゴミあげるはずない」 「…お許しを」 「ジョウってやつが押しつけたんだ。チイが通販の履歴調べた」
2019-08-12 21:44:17「なんでもありません。ただの衣類です」 「そう。じゃあ燃やしてもいいよね」 「だめ!」 「…そう。燃やさない」 一瞬緊張がやわらぐ。 「あのねレン。君のお腹に入れた薬。体に害ないけど、こういう服にかかるとだめにしちゃうやつ」 「…っ」 「どういうことかわかるよね」
2019-08-12 21:46:59メイドが、ださいアロハシャツを執事の足のあいだにぽいと捨てる。 「かなかな?がまんできるかな」 レンは歯を打ち鳴らす。 「君って、つまんないやつでもいちど仕えたら義理だてする」 「…やめ…て…」 「こんなゴミでもとっとくんだ」 「…おねが…しま…」
2019-08-12 21:51:18降参というようにケイが天を仰ぐ。そよかぜに銀髪がそよぐ。 「僕、まちがうはずないのに」 「…っ…ぁ…まち…で」 「うん?」 「あった…ただの…平…民…」 「そう。名前は?」 「…っ…ぼっちゃまの…おくりもの…いためないで…」
2019-08-12 21:58:30「執事ってすごいね。チイ、ミイ」 男の娘メイド二人が進み出て、執事に角縁眼鏡をかけさせ、櫛と整髪料で髪をオールバックに整えてやると、シャツは着せられないのでタイだけを結んだ。 「はい。おしまい」 いうや鞭を振り下ろして、むきだしの尻を打擲する。
2019-08-12 22:02:34衝撃でとどめようもなく薬液が逆流し、引き締まった足の間を伝って、足元のアロハシャツに散ると、シュッと音をさせて染料と反応しぼろぼろに崩し去った。 「うわべの主人より、本当の主人を選んだね。すごいけど僕は…」
2019-08-12 22:06:03てきぱき介抱する双子にあとを託して、幼い主人は鞭をしごく。 「じゃあ僕、まちがえたの?そんなはずないけど」 あらためて頭を回転させながら、気を失ってた執事の整った造作を眺めやる。 「…町であった…平民?」
2019-08-12 22:11:46それからボロボロになった安物のアロハシャツの残骸に視線を移す。 ひょっとして何か意味があったのかと凝視してから、特になさそうと判断し、すぐ注意をそらすと、次なるたくらみに意識をうつろわせていった。
2019-08-12 22:13:59続きじゃ