気象庁が浅間山の噴火警戒レベルを2に下げたときの地元自治体の対応みくらべ

早川由紀夫 @HayakawaYukio

町長もしくは協議会が、気象庁発表を受けて、警戒区域を2キロに縮小することをきちんと文書で発表する手順を大切にしましょう。気象庁による警戒レベル引き下げが自動的に警戒区域の縮小を意味するかのように扱うことは、浅間山麓自治体の将来にとってよいことではありません。 twitter.com/chikao1971/sta…

長野原町長 萩原睦男 @chikao1971

本日(8月19日)11:00より浅間山 噴火警戒レベルが3から2に引き下げられました(警戒区域:火口から半径4㎞が2㎞に緩和されました) 明日(8月20日)より町営浅間園の営業を再開致します。 安全安心を第一に考え、正確な情報を提供できるよう発信に努めて参りますので、今後とも何卒よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/y2rXjAxNmO

2019-08-19 11:03:48

早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火警戒レベルの引き下げに伴い、町道浅間線の通行規制を同日午前１１時３０分に解除いたしました。 www1.town.naganohara.gunma.jp/www/contents/1… こういう扱いをするから、気象庁の暴走によって地元が一方的に迷惑をこうむるのです。通行規制を解除する理由は町長または協議会が警戒範囲を縮小したからであるべきです。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

たとえば、御嶽山の場合は、気象庁がレベル1にして500メートル規制だとゆっても、地元町村は（防災設備が不十分だから）1キロ規制を堅持するなどとした事例が、最近でもあります。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

群馬県のページ pref.gunma.jp/05/a5510015.ht… をみると、7日のレベル3のあと、警戒区域を4キロに広げたことを示す文書が出てないことがわかる。気象庁の噴火警戒レベルで自動的に発令すると、役人たちは考えている。それが、災害対策基本法60条63条に抵触していることに気づいているのだろうか。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

小諸市長の規制緩和ツイート。まったく正しい。さらに公文書が出るともっとよい。 twitter.com/komorojin/stat…

小諸市長 小泉俊博 @komorojin

【拡散希望】 （8月19日 11:00） 本日、気象庁発表の浅間山噴火警戒レベル2の引下げに伴い、登山規制の緩和を行います。 今後は火口から概ね2km（賽の河原分岐）までは登山道に限り立入りが可能です。 今後も登山者、市民の安全安心を第一に考え、正確な情報を提供できるよう発信に努めて参ります。 pic.twitter.com/3DBl9PYGwh

2019-08-19 12:23:05

早川由紀夫 @HayakawaYukio

小諸「登山規制の緩和を行います」はよくて、長野原「解除いたしました」はなぜよくないのか。どちらも前段で同じように「（気象庁に）伴い」と書いているのに。 「いたしました」は謙譲語である。目上の人に使う言葉だ。気象庁を目上の人としていただいている。いっぽう「行います」は対等だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

おまけ 軽井沢町のページに、浅間山がレベル2に下がったことは書いてない。レベル3のままだ。 town.karuizawa.lg.jp/www/toppage/00… 軽井沢町にとって、浅間山はたいした存在ではないらしい。まあ、そうだろな。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

嬬恋村 浅間山は、令和元年８月19日11時00分より噴火警戒レベルが『 3 』から『 2 』に引き下げられました。 これに伴い、浅間山では火口から概ね2kmの範囲が立入規制区域となります。 vill.tsumagoi.gunma.jp/kurashi/bousai… 「なります」と他人事だ。これもよくない。もっと主体的にならないと。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

御代田町 town.miyota.nagano.jp に浅間山レベル2への言及はない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

長野県 令和元年8月19日11時 浅間山噴火警戒レベルが3（入山規制）から2（火口周辺規制）に引き下げられました。 pref.nagano.lg.jp/bosai/kurashi/… 事実を伝えるのみ。規制範囲への言及はない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

軽井沢町にレベル2記述でた。 気象庁は、令和元年８月19日、午前１１時、噴火警戒レベルを「3」から「2」に引き下げました。警戒レベルの引き下げに伴い、小浅間山と石尊山への入山規制が解除になりましたのでお知らせいたします。 town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1… 傍観者的。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

気象庁噴火警報にある「地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。」て、実態とかけ離れている。地元自治体は指示していない。じっさいには気象庁が決めてる。地元自治体は気象庁発表に従っているだけ。そのほうがラクだが、それで生じた損失は自分が負うことになる。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山防災とは、命と生活のバランスを取ることだ。大手町の気象庁は命に傾きがち。生活はないがしろにされる。地元住民は生活を破壊されて経済的な損失をこうむる。気象庁に判断責任を渡せば、そうなることが自明だ。