大学院教育で、最初から研究に放り込む方法とと最初に基礎文献を広く読ませる方法の優劣について
- kenjiitojp
- 26298
- 24
- 66
- 23
学部-院で同じ分野扱うなら余裕は結構あると思うけどな RT @Cai0407: 学部で座学叩き込んどけば院は前者でいいのでは? RT kenjiitojp: 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方の優
2011-05-23 20:18:45@kenjiitojp 基礎レベルが抜けている院生にはものすごく有効、ただトップレベルの院ではかえって院生の自主性を失わせる、かも。自主的に院生が研究会開くなら後者は不要、一部の教授が率先して放課後勉強会を開く某私大院では後者が効果的。
2011-05-23 20:19:55研究者志望者ばかりなら学部で座学、院で研究もあるが、現状そうではない。せめて語学は1年生からみっちり自習してほしいけど。
2011-05-23 20:20:54……私の所属先は、学部時代には「専門的な内容は大学院でやればいいじゃない」と言われ(要は自分で体系的な基礎知識を得ることを要求された)、大学院では学生が入れ替わることもあって、カリキュラムが確立している他大で専門的な知識は習って来たことを前提としているところがある気もするけど。
2011-05-23 20:22:52分野によると思うんですよねー。いろんな学部から集まるような複合領域の院だと学部教育には期待できません。RT @hirohito_: 学部でやればよろしいかと→最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませる @kenjiitojp
2011-05-23 20:25:24@hayano @kenjiitojp ですが現実は多くの現場で前者かと・・・。テーマ関係ではまったら、指導教員どころか大学全体とも修復不可能な溝がきてしまい、最悪ひきこもりまっしぐらです。
2011-05-23 20:28:48@hayano @hhigashi2008 @kenjiitojp 私は,米国のPhD committeeをいくつか経験しましたが、留学生は、米国人学生にくらべて、実験の手順には詳しくても、何故その手順を踏むのか、が上手く説明出来ないひとが多いとおもいます。
2011-05-23 20:30:51@hayano @kenjiitojp あと、やることやれば正規年限で博士号をゲット出来る保証がないシステムになっている大学が少なくない。ゆえに就職活動も適切なプランが立てられない。この点はは改善していただきたいなぁ、と。
2011-05-23 20:32:24@hayano @hhigashi2008 @kenjiitojp でもって、実際にまとめる段階になると、データレポートは書けるけど、論文は書けない。
2011-05-23 20:34:08一般論で言えば、留学生は実学志向、米国人の憧れは英国の虚学では、ほどよいバランスが重要。RT @yoko71 @hayano @kenjiitojp 私は,米国のPhD committeeをいくつか経験しましたが、留学生は、米国人学生にくらべて、実験の手順には詳しくても、
2011-05-23 20:35:51特殊かもしれませんが、私や@kenjiitojp さんのやってる科学技術論や科学史の分野だと、学部は理系の人も多くて、彼らの出身学部に科学哲学・科学史・科学社会学等の基礎文献の学習を期待するのは無理です。RT @hiro… (cont) http://deck.ly/~ZOb4s
2011-05-23 20:35:53同感! RT @hayano: 後者支持.日米の院生の育ち方の違いの一因.RT @kenjiitojp: 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方の優劣が前から気になっている。私は後者を支持..
2011-05-23 20:46:39昔、35年前は、学部生はさほど忙しくなく、反科学論、科学史等の直接役に立たない本を読んでました。今の学生さんは忙しすぎ。でも、たまたまですが、就職時に役だったのは遊びで読んでた本。RT @hirakawah @kenjiitojp @hiro…
2011-05-23 20:47:12自分も80年代のヒマな学生だったんで、文転する前、物理の学部・修士時代にたっぷり科学論や科学史、哲学の文献読みあさってました。RT @hhigashi2008: 昔、35年前は、学部生はさほど忙しくなく、反科学論、科学史… (cont) http://deck.ly/~CYm2h
2011-05-23 20:49:51@kenjiitojp 僕も大学院教育(に限らず職業教育一般)で後者(の一般化としての基礎演習履修)を支持します。 RT 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方の優劣が前から気になっている(後略)
2011-05-23 20:54:32RT @hayano: 後者支持.日米の院生の育ち方の違いの一因.RT @kenjiitojp: 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方の優… (cont) http://deck.ly/~jgQ9Q
2011-05-23 20:56:01この件 http://ow.ly/50CcP 色々な分野の方々から色々なご意見をいただき、どうもありがとうございました。もう少し落ち着いたら、Togetterにまとめたいと思います。
2011-05-23 20:59:57同感です。この点が例えば修了後の進路の幅にも影響しているのではないかと推測しています。RT @hayano: 後者支持.日米の院生の育ち方の違いの一因.RT : 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方
2011-05-23 21:04:19しかし、自分が受けてきた教育も、放牧のようであって、実は各所に非放牧的な仕掛けが施されているという、絶妙な放牧「的」指導だったような気がする。
2011-05-23 21:05:26わりとこっそりと呟く人もいるので全部は捕捉できそうにない。
2011-05-23 21:07:41@kenjiitojp 学生目線からいえば、最近の修士は、就職浪人や学歴ロンダ的な研究志向以外の学生も増えているので、後者の指導を避けて研究室を選ぶケースもあるような気がします。
2011-05-23 21:11:41favstar50_ja: RT @hayano: 後者支持.日米の院生の育ち方の違いの一因.RT @kenjiitojp:... http://dlvr.it/Sh6T8
2011-05-23 21:14:31後者QT@ynabe39: 後者支持。 RT @hirakawah: 同じく後者支持。RT @yukoim: 後者支持。 @kenjiitojp: 大学院教育において、最初から研究の実際に放り込むやり方と、最初に基礎的なトレーニングとして広く基礎文献を読ませるやり方の優劣
2011-05-23 21:21:25