岡﨑乾二郎×中谷礼仁 twitter対談 『農業なのか工作なのか建築なのか』
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でね、遅延のツイッター的にね ジェイコブスは なぜ、この4つしかないのに 複雑になるか(線的に発展しないか)というわけ、これ、おさらいだけど
2010-04-12 00:24:16ローマは、ローマ自体が自然的地形から発しているのに対し、彼らが征服した都市はきわめて整然としたグリッドによって、管理しきった点。これがさきほどのeco-logy,nomyの問題系とつながる。
2010-04-12 00:24:22つまり、よく考えれば当たり前だけどさ、たとえば、アリが進化したとしてもさ、同時にハチも、ゾウも 別の速度で進化している。
2010-04-12 00:25:26でね。まあわれわれにとって面白いのは、この人は実はね、例のクブラーの 理論をかなり下敷きというか、継承している。
2010-04-12 00:28:47だんだん羅列されて進化していくのでなくてね(といってしまうのが共発展性)だけどね@heibonshatoday, 彼女はこういうわけだ→
2010-04-12 00:29:53kublerのいうsystematic age(系統年代)も(co-developement)と似たような考えを、事物に当てはめて考えていた。
2010-04-12 00:30:41kublerの時間の思考方法の特異性についてはこちらを参照 www.nakatani-seminar.org/kozin/syuuronn_kougai/kitaura.pdf よくまとまっています
2010-04-12 00:32:49(まあ まちがって)、車輪に進化樹があるとしよう、その根っこにあるものは何か転がる物体、木とか他の植物といったもので、分化して固い木製の車輪が生じる、そこから枝分かれするのはより軽く、より強い幅付きの車輪だろう、今度はそれが新たな一般性になり、二輪馬車の車、糸車、機関車、自動車、
2010-04-12 00:33:06ひとつの発展が別の発展を導き、最初にサルのようだった人間が武器としての棒をもって人間になり(宇宙の旅みたいな)、それが分岐して、ハンマー、トランペット、ドラム、バット、トランペットにつぎつぎツリー状に分化していったなんてのは大ウソのカワウソだと、
2010-04-12 00:36:53@kenjirookazaki 事物は、ある完結されたサブセットが歴史的に存在しており、それらがセヴェラルにつながることで、同時期にかたちと意味を変えて行く。それらはむしろウエブとして展開可能。
2010-04-12 00:38:28まあ、なぜウソかというと、糸車が発生するには、そもそも蚕から糸をつむぐという技術が発生していなければならないから。つまり別のシステムが必要だから。
2010-04-12 00:40:11最近考えているのだが、例えば万、千、百、十年などのスケールの事物の重合体が歴史というプロジェクションを生み出しているだけである。実はそれら自体は無時間として考える事が可能。
2010-04-12 00:41:51つまり別の複数の生産システムが同時に存在していて、それらがそれぞれ動いている、(基本的には再生産には見えるが、自足できず不完全である)、
2010-04-12 00:42:21たとえばアーロンチェアは、異なる系統年代で校正された事物の集合にスゥエットシャツという異なる系統年代が、構成されて出来上がった。
2010-04-12 00:44:01まあ。これは自然界と同じだと、でそれぞれは、自足できないということは、つまり相互にやりとり(借り物競走みたいなものか)、貸し借り、している、つまり交換している、すなわち経済です。
2010-04-12 00:44:17