漫画編集がやたら細かい理解不能な指示を出してくる

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

集英社でデビューして7年目あたりで小学館の雑誌に移った当時、担当氏がやたら細かい理解不能な指示（警官といえども公務員が5時以降働いてるのは間違いとか指は全コマ五本描けなど）をしてきて、警官は5時以降も働くでしょうがと言うと→

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

続）「石川さんには集英社なんかのじゃなく小学館のちゃんとした漫画を覚えて欲しいんです、うちは学年誌を出してる出版社なんですよ！」と、なので以降ネームの段階で構成上解りにくい箇所を指摘された部分は修正するけど、それ以外は無視して入稿するようになって→

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

続）異変を感じ取った副編集長が電話してきてくれて担当替えに至った事があった。 ダメな担当さんの無理くり納得させたい時の常套句「私はこれでも良いと思うけど副編や編集長がダメと言うのです」というヤツ、たいてい嘘なので若い漫画家さんは特に言われがちだと思うので頑張って下さい。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

続）ただ、担当氏の言うことも聞かず結果人気も無く仕事が来なくなったとしたら、それは漫画家本人に問題があると思います、意固地にはならないほうが良い。以上。

ゆうき まさみ @masyuuki

@ishikawa_yougo 僕は小学館での仕事が長いですけど、そういうことを言われたことないです。いろんな編集者がいるものですねえ。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@masyuuki 他社でデビューしていると、しょせん自分は外様だなと感じることは多々有りました、たぶん新人時代の担当さんや編集部との関係性が無いからかなって印象です。実際ボクも35年来付き合ってるのはデビュー前からの他社の担当さんだったりしますし（仕事上の便宜は無く食事を奢ってくれるだけですがw）

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

補足ですが、結局国民的ヒットを持たない漫画家の愚痴なんで、その辺はヒットさえすれば大概のことは改善されるはず。

ゆうき まさみ @masyuuki

@ishikawa_yougo 僕の場合は漫画誌ではないマニアックな雑誌でのデビューで、少年サンデーの編集さんに引っ張られて小学館で描き始めたので、少し恵まれているかもしれません。それでも外様感、下請感を感じることはたまにありましたが。引っ張ってくれた最初の担当さんは、定年退職後も月一くらいで訪ねてくれます。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@masyuuki ゆうき先生は生え抜きではないのですか意外でした。新人の頃の担当さんって作家が描きたいものを覚えていてくれてチャンスをくれる事があるんですよね。あと、そういうのとは少し違いますが小学館は移動が多いので知り合える編集さんも多くなるのでチャンスは多いかもです。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

数年前に外様の作家数人で話をしているとき「担当さんに勝手に完成原稿にハサミを入れられた事があった（文字通り原稿をハサミで切ってコマごと無いことにして他のコマを拡大して体裁を保つ）けど誰も信じてくれない」と言ったら「私もやられた」「オレも」と複数人居たので、なんかホッとしたw

中村マン @mitomitukunni

@ishikawa_yougo その担当さん、人としてだいもんたいですね。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@mitomitukunni 問題はその人がその件を完全に忘れておられることなんですよ(;´Д｀)

中村マン @mitomitukunni

@ishikawa_yougo そーゆーダメ担当には、カッパのちーちゃんと相撲させましょう。

ゆうき まさみ @masyuuki

@ishikawa_yougo 新人賞のようなキッカケもなしで、いつの間にか連載を持っていたりする点を指して、あるベテラン漫画家さんが「俺とゆうきまさみは素性が悪い」と仰ったそうです。光栄です(笑) あと、さしもの小学館も最近は異動が少なくなって、僕個人は環境激変の頻度が下がってやりやすく感じています。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@masyuuki 担当さんが代わるたびに、コメディを描いてた人間がなぜ今はパニックものや時代劇を描いてるのかを一応説明するようにはしてます、最近その回数が減って有り難いです。ゆうき先生も色んなジャンルを描かれるので「えっ、後北条！？」という反応は無かったのでしょうか？興味あります。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@shimattikun イベントなんかでは鉄板ネタとして喋ることはあったんですが、話を盛ってると思われがちですw

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@CloretsxpM 下の者には高圧的で絶対自分では責任とらない人、これがまた出生しがちで厄介です。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@masaru_xyz 自分は間違ってないのでキミは言うことを聞くべきだ、と思いがちな人が無理やりひねり出した戯言だという印象でした。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@kow_yoshi .小学館の漫画って正しく句読点を入れなきゃならないんですが「学年誌を出してるから」が大きな理由なんじゃないかなって思います。　セリフの勢いが削がれ、なんか冷静に喋ってる印象になるのが嫌なんですが、、、。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

そういえば漫画のセリフで「なにげに」って言葉を使ったら「そんな日本語はありません」って理由で「なにげなく」への変更に了承したことあるけど、今もそんな感じなのかな？

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@takayuk ひと言ことわりの連絡をしてくれれば済むことかもしれないですもんねぇ。

デラ富樫 @deratoga0711

@ishikawa_yougo 何気に と、普通に変換されるので、新しい言葉かもしれませんが、日本語としては機能しているのではないかと思います。

漫画家・石川優吾『湖底のひまわり』(ビッグコミック) @ishikawa_yougo

@deratoga0711 数年後には確実に辞書に載りそうな言葉であっても、あくまでも現時点でただの流行り言葉であるうちはダメらしいんです。

デラ富樫 @deratoga0711

@ishikawa_yougo そうなんですね(汗) そういう一言一言もチェックされている事に驚きました！

喜多野土竜 ⋈ @mogura2001

@ishikawa_yougo でも「ら入りテロップ」と同じで、編集が校閲や編集長にきちんと説明する手間を惜しんで、作家に責任を押し付けてる問題はありますね。 でも、編集長も所詮はサラリーマン、役員や社長から叱責されたら、従うか辞表を出すか。でも、辞表を出しても、代わりの編集長が不掲載を決めるだけですから。