悪堕ちの観点からの或人の思想の考察

「仮面ライダーゼロワン第2話」を視聴した上での、或人のヒューマギアに対する思想に関する考察のまとめです。最後に堕ちます。
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悪堕研究機構 @utakuochi

或人が新しい「マモル」を用意した件、或人自身は「ヒューマギアにお笑いは理解できない」と、人間の心はヒューマギアでは代用できないと明言しながらも、別個体のマモルに思い入れがあるのは矛盾しているように見えて、彼の思想を表しているのではないかと思っています。

2019-09-08 09:46:53
悪堕研究機構 @utakuochi

彼の中で、やはり人間とヒューマギアとは違う存在であるという思想は明確にあると思います。だからこそ、彼の中では「ヒューマギアは人間ではないが特別な存在」なのだと思います。これは自分を育ててくれた父親のヒューマギアに対する感情から来るものかもしれません。

2019-09-08 09:51:27
悪堕研究機構 @utakuochi

さて、マモルは、その名前を或人の祖父(前社長)から名付けられました。 そして、そのマモルのことを「家族」だと言っています。 更には怪我をした部分に黄色いハンカチを巻き、「早く修理してもらわないと」と破損を心配しています。

2019-09-08 09:54:56
悪堕研究機構 @utakuochi

一方で、復活させたマモルは破損のない完品であるにも関わらず、破損した箇所と同じ部分に同じ黄色いハンカチを巻いています。 これらの状況から考察するに、或人は「関係性」と「思い出(シンボル)」があればそれは「同じヒューマギア」であると信じているのではないでしょうか。

2019-09-08 09:57:22
悪堕研究機構 @utakuochi

ここでいう関係性とは、或人とマモルの場合、「(祖父と同じ)家族」と「会社の警備員」という点、「シンボル」とは「マモルの姿」、「思い出」とは「会社のみんなを守ってくれた行動」であり、それらを併せ持つ「思い出のシンボル」が「右腕に巻かれた黄色いハンカチ」だと考えます。

2019-09-08 10:02:39
悪堕研究機構 @utakuochi

「関係性」と「シンボル」という考察は、或人の父親のヒューマギアのことを「お父さん」と自分の父親であることを認識してた点でも現実味はあると思います。 「関係性=父親」、「シンボル=父親の姿」ですね。

2019-09-08 10:04:42
悪堕研究機構 @utakuochi

壊したヒューマギアと同型機を用意して手元に置く、というのは我々人間からすれば血も涙もない外道、のように映りますが、逆に或人は、人間が「マモルとの思い出」を忘れなければ、破壊されてもこの世界に生き続けるのだと信じているのだと思います。 それが彼の思う「ヒューマギア」なのだと。

2019-09-08 10:08:51
悪堕研究機構 @utakuochi

この辺は「ヒューマギアは壊す!」と言って憚らない不破との対比になっていると思います。 多分、彼には或人のように「ヒューマギアは人間との関係で何者かになれる」という思いがなく、「破壊者」としか映ってないのかもしれません。

2019-09-08 10:11:30
悪堕研究機構 @utakuochi

また、飛電インテリジェンス内での戦いにおいて、或人は会社のエントランスに飾られた人形(ドール)を背に、守りながら戦っていたように見えます。これも、多分その人形も、彼にとって何かしらの関係性があるもの(特に祖父やマモルと)だったからこそ、破壊されたくなかったのかなと思いました。

2019-09-08 10:14:41
悪堕研究機構 @utakuochi

さて、いいですか皆さん? 或人のヒューマギアに対する想いや関係性を確認したところで、 それを破壊するのが悪堕ちですよ?

2019-09-08 10:15:39