「ネチラタ事件」 朝起きてみると、世の中の人々の言葉つきが突然ぞんざいになっていた……。 丁寧語とぞんざい言葉が逆転した世界。 #この星新一がすごい
2019-09-19 13:44:14「名判決」 大岡越前守の名判決「三方一両損」の噂を聞いた男たちが妙な悪巧みを思いつくが……。 オチが秀逸。 #この星新一がすごい
2019-09-19 13:47:36#この星新一がすごい 『ひとつの装置』ですな。「何もしない機械」がラストにただ一度だけ本来の機能を果たす発想、荒野の果て、地平線の向こうに音楽が流れて行く描写の凄い事よ。ザ・ベスト・オブ・星新一。
2019-09-19 13:56:25#この星新一がすごい 『囚人』。鍵がすべて内側に付けられた刑務所で一人過ごしている囚人。人間の尊厳を守る為に飢餓と殺戮を選ばざるを得なかった世界。星新一としては、「人間一人の命は地球より重い」へのシニカルな回答だったのかもしれないが、この選択をできる世界がうらやましい。
2019-09-19 14:09:26#この星新一がすごい 「ほら男爵現代の冒険」 星新一といえばシェイプアップされた作品のイメージだが、これはふっくらとユーモアの肉付けのされた連作短編集。 星新一のショートショートがピンとこなかった知人に読ませても好評だった。
2019-09-19 14:21:13#この星新一がすごい 短編集「城のなかの人」が好きです。星新一としては珍しい歴史物。 twitter.com/kusatu9/status…
2019-09-19 14:28:34#この星新一がすごい タイトル忘れました。手紙形式の小説。パーティーをやっててテーブルにたくさんお菓子があるときはみんな遠慮なくパクつくけど、お菓子が最後の一個になったときにだれも手を出さないあるある現象を、意外なオチに結びつける。 アイデアの出し方の見本。
2019-09-19 14:34:44「親善キッス」 星新一といえばSFですかね。 地球代表の親善使節団がチル惑星に降り立った。そこで友好を深める為、地球式の挨拶を行うが…。 最後の1行がいいですね。 #この星新一がすごい
2019-09-19 15:00:30#この星新一がすごい 【質問】 星新一さんのショートショートで、カメラか電話に付加機能をつけすぎて、肝心の元の機能つけ忘れたみたいな話を読んだ記憶があるのですが、どなたか作品名ご存知ないでしょうか?
2019-09-19 15:14:23#この星新一がすごい たくさんあって難しいけど、「殺し屋てすの」ーーだったかな?ーーは外せない。 ショートショートとしても、ミステリとしても傑作っ!
2019-09-19 15:21:05「不在の日」。 自分たちが小説の登場人物であることを自覚している登場人物たちが、いつまで経っても何も始まらないことを訝しがる話。ショートショートがそのまま一本書けそうなアイディアを登場人物に出させてボツにさせるという、湯水のような発想の無駄遣いに驚いた。 #この星新一がすごい
2019-09-19 16:29:25#この星新一がすごい 逆にこれは評価できないって作品ありますか? 私は「生活維持省」です。 もちろん良作なんですが、今は人口増加の恐怖ではなくて人口ピラミッドの歪さの恐怖なので、「今」の視点では響きにくいかもと思います。
2019-09-19 17:25:37どれもこれもすごいと言えるかもしれないけど、絶対的な正義の名のもとにある種の語句や概念が徹底的に忌避され弾圧される世界を描いた「白い服の男」かな。この話、すごい皮肉なんですよ。その寓話性が古びてないこともやっぱりすごいと思う。 #この星新一がすごい
2019-09-19 17:28:46【 #この星新一がすごい 】 『天使考』 二つの派閥に分けられた天使たちが、あの手この手で人間たちの魂を天国に導こうとする話。かつての国鉄や郵政のように、だらけきった公共機関が民営化によって必死なまでの営業努力をして、果ては詐欺まがいな行いまでするというリアルな作品(笑)
2019-09-19 17:57:11【便乗宣伝】 #この星新一がすごい タグを見ている皆様。星さんの書き方をマネてこんな異世界小説を書いちゃいました。読めば確かに「星新一だ!」と笑えるのでぜひ読んでね! 『エヌ氏が異世界転生 ~もし星新一が異世界小説を書いたら~』 #カクヨム kakuyomu.jp/works/11773540…
2019-09-19 18:02:58「闇の眼」 何気ない家族の会話が淡々と進んでいくが、ラストのどんでん返しがとにかく恐ろしい。 間違いなく自分の創作に影を落としている作品。ホラー作家としての星先生はもっと知られるべき。 #この星新一がすごい
2019-09-19 18:05:59