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ALPS等処理ずみ水を環境に放出する場合、(トリチウム以外の核種が)告示濃度比総和 1を超えている水については、1未満まで下げることを東電は表明しています。
(基準を超えている Sr-90、Ru-106、I-129 等を、基準以下まで除去する。)
 
しかし、このことは、あまり知られていないか、誤解されているように見受けられます。

今回、(環境放出が決まった場合に行われる)「二次処理」についての公表資料を確認してみました。 が、残念ながら、不正確な表現も多く、とてもわかりにくいと感じました。
 
もちろん、ALPS等処理ずみ水を環境中に放出(海洋放出、大気放出など)するかどうかは、現時点では決まってはいません。(念のため。)
 

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
牧田さんは、トリチウムの影響が低いことには合意していて、トリチウム「以外」が問題だと言っているのだけど、東電が、それは二次処理すると言っていることには触れようとしない。(だからこのような記事で誤解する人がたくさんいる。) (続く twitter.com/hboljp/status/…
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続き)東電は、トリチウム以外の核種の告示比総和が「放出時に」1未満になるよう、二次処理をすると言っている。出典:2019/9/27→ meti.go.jp/earthquake/nuc… (但し、希釈前の状態で、H-3以外の全ての評価対象核種を、告示濃度以下まで下げる、と言っているわけではないので、そこは要注意。) pic.twitter.com/zS8P6vWwCP
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続き)勘違いがあったので【重要】な訂正。 東電は、トリチウム以外の核種の告示比総和が【希釈前の状態で】1未満になるよう、二次処理をすると言っている。

 
東電はどのように説明しているのか

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
ALPS等処理ずみ水の「二次処理」について、東電が現在どのように説明しているか「処理水ポータルサイト」 tepco.co.jp/press/news/201… の説明を読んでみたけど、やっぱりわかりにくかったので、以下ちょっと解説しておく。(続く
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続き)処理水ポータルサイト tepco.co.jp/decommission/p… によれば、2019/6/30時点で、処理ずみ水 1,010,900 m3 に対して、告示濃度比総和が 1未満のものは、229,900 m3(23%)で、これ以外は二次処理の対象となっている。 pic.twitter.com/79f4iVSEIk
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続き)二次処理については「汚染水処理の経緯」→「処理水の今後」をクリックすると説明が出てくるのだが、この説明はおかしい。 「環境へ放出する場合は、国の基準(告示濃度比総和)で「1未満」となることが求められています。」と書かれているのだけれど、 pic.twitter.com/PaUZC21gcG
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続き)「国の基準(告示濃度比総和)で「1未満」となることが求められている」のは、ALPS等処理した状態の水ではなく、放出前に「希薄」した状態での、トリチウムを含む核種の告示濃度比総和についての規制であって、ALPS等処理した水に、そのような規制かかがっているわけではない。

↑ 訂正)「希薄」(誤)→「希釈」(正)

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)だから、ALPS等処理した状態の(希釈前の)水について、トリチウム以外の核種を「告示濃度比総和 1未満」にまで二次処理するというのは、法規制ではなく、あくまでも東電の自主規制なのである。(規制庁の指導があったかもしれないが、それは公表されていないと思う。)
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)また、現在、ALPS等処理で、はたして「告示濃度比 1未満」になるように処理できているかどうか? という点が、説明不十分だと思われる。(この件は、いわゆる反原発界隈からよく出てくる質問だと思う。)
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)処理水ポータルサイトによれば2019/1/1~2019/6/30 までの、処理ずみ水 52,800 m3 は、全て告示濃度比 1未満と公表している。 (注:図のタイトルでは 「3月31日から」となっているが、水量が正しいとすれば、これは 「1月1日から」が正しいようだ。) pic.twitter.com/2535ezwcUV
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続き)しかし、このサイトでは、実際の数字がどうなっているのかは、さっぱりわからない。この図一枚を見せられて、「きちんと処理できています」と言われても何の説得力もないと思う。
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)このサイトに「タンク群毎の放射能濃度推定値(2019年3月31日現在)」 tepco.co.jp/decommission/p… というのは公表されていて、そこで数字は出ているのだけど、どのタンクがいつの時期のものかわからないので、最近のぶんがどれだかさっぱりわからない。
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)もちろん、東電の膨大な公表データに分け入れば、各タンク群の運用開始時期は知ることが出来るので、それと照らし合わせれば、およその時期は判るのだけど、現状の公表では、容易に知ることはできない。
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)ちなみに、ALPSの出口濃度で見ると、2019/3/29に、I-129が 11.7 Bq/Lと、告示濃度(9 Bq/L)を若干超えている。しかし、1/1~6/30 の「告示濃度総和」が全て 1未満となっているのは、ほかと混合されて薄まったからなのだろう。(このあたりは説明が欲しいところである。)

 
「二次処理」の基準は、いつ作られた?

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)処理済み水の濃度が高かった場合、二次処理を行って除去することは、ALPS等処理の実施計画に、当初から盛り込まれていたのだれど、しかし、具体的に、どんな基準で運用するかという数字は、明確には決められてはいなかった。 twitter.com/arthurclaris/s…
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続き)具体的に(トリチウム以外の62核種が)「告示濃度比 1未満」になるまで二次処理を行う、と公表されたのは、2018/10/1 の多核種小委である→ meti.go.jp/earthquake/nuc… このときは「放出の際の規制基準」という説明はしていないことに注意。 pic.twitter.com/gYbu461baW
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↑ 訂正)「告示濃度比」(誤)→「告示濃度比総和」(正)

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)念のため、2018/10/1 の多核種小委の議事録→ meti.go.jp/earthquake/nuc… を確認しても、これが「放出の際の規制基準」だという説明はしていない。 pic.twitter.com/OSzFE4iW5E
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Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)一方、最新(2019/9/27)の多核種小委の資料→ meti.go.jp/earthquake/nuc… でも、「放出の際の規制基準を満たすまで二次処理を行う」という誤解しやすい誤った説明が記載されている。 pic.twitter.com/FARi7KgpOa
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Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)繰り返すけど「放出の際の規制基準」というのは、トリチウムを含む全ての核種で評価して【希釈した状態で】告示比総和1未満にする、という規制しかない。なぜ、このような説明をしているのか謎である。
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat
続き)もちろん、この図の全体を注意深く眺めれば、希釈前のサンプルタンクの段階で(トリチウム以外の核種を)「告示比総和1未満」にするらしい、ということは読み取れるかと思う。 pic.twitter.com/8tUq5p2LUb
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コメント

原発ムラ排斥委員会 @antinukeplant 2019年10月6日
コロラド先生(牧田)がトリチウムの影響が低いことに合意していて、それ以外の核種が問題だと記事で書いているとツイートしているが、これは完全にミスリードやね 。ていうか、書いてある内容と全く逆のこと言ってるねw 記事を読めばわかるような嘘をなぜついてしまうのか。そこがホルミシス村民の異常性である。
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