照尺のお話~昔の小銃はなんであんなに照尺が長いのか~

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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

まあ小銃の照尺は基本的に『砲迫がたいして発展してない』時代のあれだし() ただ、そういう使い方は想定されていたというのは大事

2019-11-04 10:37:35
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

長距離で小銃で斉射するには、必ず掩蓋を作りましょう(でないとやられる) 実際味方の前哨壕を標定しておいて、突撃してきた敵を斉射すると楽しいことになるとは日露戦争の戦訓だ

2019-11-04 10:41:26
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

実際AKMの射表が見てみたい 三八式歩銃なら見てはいるんだけど、他のと比較するならこういうのが見たい。 MOAは射表では使えないので (半数必中射界とかもっと実用的な数値が必要) pic.twitter.com/u2UXyD8yfP

2019-11-04 11:37:27
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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

私は鉄砲には詳しくないんだ 照尺は好きだけどそれ以外の話をすると死んでしまうんだ(主にもっと詳しい人の突っ込みで)

2019-11-04 11:47:51

応用編!

ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

基本的な歩兵小隊の敵前での動きは帝国陸軍も他もあまり変わらんと思うのでそれで簡単に投げて行くよ(日本陸軍にしかない兵器とかは気にするな) 基本的な日本陸軍の歩兵小隊はこんな感じだ(連隊の図から持ってきてるから余計なものが写り込んでる) 何もついてない分隊は正式には『軽機関銃分隊』だ pic.twitter.com/qlDNLf35m5

2019-11-04 12:26:58
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ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

そして小隊に狙撃兵がいる場合がある(ない場合もある) 今回は狙撃兵がいる場合を基本にして解説する 役割から 軽機関銃分隊では小銃は滅多に撃たない ほとんど軽機関銃の弾倉に弾を詰める仕事になっている (他もないわけでない。機関銃故障などの時とか) そして擲弾筒分隊は将校がこれを直卒する

2019-11-04 12:26:59
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

さらに狙撃兵は将校が直接指示する目標を撃つ さて、いま仮に歩兵小隊は敵に接して攻撃を試みている この時擲弾筒分隊と狙撃兵は将校の手元に残り、後は散開しながら敵に近づく 狙撃兵は最大で800m内の不意に現出する敵の『将校』『自動火器』『軽火砲』などの主要な目標を将校の指命に基づいて撃つ

2019-11-04 12:26:59
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

実際狙撃兵の撃つ範囲は相当に縦深があって、小隊の前面の敵を圧するのが仕事になる そして擲弾筒分隊は不意に現出する『自動火器』や『軽火砲』などを破壊する 狙撃兵と仕事が被っているように見えるが、射程が異なるのと、そもそも『観測上の都合で2筒以下に分割しない』ので(続

2019-11-04 12:27:01
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

同時に多目標に振り向けることができない 狙撃兵も一人しかいないのでまた然り これらは相互に補完しあう関係である ではそれ以外の敵をどうしながら進めばよいか 基本的に隣の軽機関銃分隊と連携しながら、軽機関銃の支援のもとに進んで行く 相互に支援しながら、片方が撃ってる間に進み、進んだら

2019-11-04 12:27:06
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

今度はいままで進んでいた方が撃ってその支援下にもう一方の分隊は進む ちなみに残ってる分隊は予備戦力な(予備をおかないことは滅多にない。場合によるけど) そして最後の最後で銃剣の威力を発揚して敵を打破して勝利するはずだ(理論上は) いまでも基本は変わらないけどロシアさんは(続

2019-11-04 12:27:07
ウォルフガング・ゴッテンベルク【残余二万文字】 @C11katao

隣の分隊との連携よりは自力で撃ちながら駆ける方を選択してる どちらがいいかは私にはわかりませぬ

2019-11-04 12:27:08