東京電力の西大滝ダムは、洪水を安全に流下出来るのか?
- nijiya_hige
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千曲川の視察の為に越後湯沢駅から 車で移動、千曲川は新潟側では信濃川という名になる。この県境にある東京電力西大滝ダムをまず視察、昭和十四年に朝鮮半島から徴用された約三千人の労働者で作られ亡くなった方も百人以上。急流に作られたこのダムが下流の千曲川の川底の高さを変え洪水の原因にも。
2019-11-04 12:59:38西大滝ダムの建設により百四十メートルの川幅が九十メートルになったと。流れが狭められたことによってダムより上流での川底への砂の堆積が起こったが、加えてv字型の川底なので底が土砂で埋まって、下流でも同様に川底が埋まってしまうと。ダムが河川に与える影響は極めて大きいことを改めて実感した pic.twitter.com/IF4XhRbaBM
2019-11-04 14:25:50千曲川の氾濫で林檎畑に溜まった土砂、厚みは50センチ以上。地割れのようになっている。林檎の被害は勿論のこと農家の負担も気が遠くなるほど。またこれだけの土砂が建物の中にも流れ込んだのだから、除去も大変。ボランティアの手はいくらあっても足りないと。ボランティアを乗せたバスが通り過ぎる。 pic.twitter.com/3KAr0qHhiL
2019-11-04 15:37:00今日は、千曲川堤防の決壊が起きた背景を、その40キロも下流の①西大滝ダム(東京電力)から始まり、②湯滝、戸狩狭、③立ヶ花の3つの狭窄部を巡り、上流へと遡る方向に見ていった。 ②と③は、国土交通省もそれが水位上昇の原因と考えている。 hrr.mlit.go.jp/chikuma/shiru/… ↓ pic.twitter.com/patXXpYm2L
2019-11-04 22:00:40この図は千曲川を上から見た図で、右が上流、左が下流。 横軸が下流の新潟県境からの距離。西大滝ダム(長野県飯山市)はこの図よりさらに下流(決壊地点から40kmほど下流)。 決壊地点は県境から57〜58kmの間の70メートル。連続する狭窄部でダムのように堰き止められ水位が上昇。
2019-11-04 22:12:48長野盆地の出口の立ヶ花狭窄部を広げれば、飯山盆地の水害がひどくなると懸念され、 飯山盆地の出口の戸狩狭窄部を広げれば、新潟に被害が及ぶとされる。 が、その前に西大滝ダム(川幅を90メートルに狭めている)が流れの前にはだかっている。
2019-11-04 22:26:06