赤ちゃんの膣からは、おりものが出ることがあります。

Dr.リノ🦏 @awaguni_deko8

【膣のはなし①】 男の子の陰部については過去に何度かツイートしてますが、今日は女の子の外陰部について、健診などでよく質問を受けることを中心に説明します。 赤ちゃんはもともと母体や胎盤から産生されているホルモン（エストロゲン・プロゲステロン）の影響を受けています。 続

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【膣のはなし②】 この影響で生後2～3日に膣から乳白色の分泌物（おりもの）がみられることがあり、これを新生児帯下と呼びます。これは生理的な現象で、だいたい2週間程度で消失します。同様に新生児月経もみられることもあります。 おりものの性状が黄色、緑色、膿性であれば感染症を疑います。 続

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【膣のはなし③】 早産時や低出生体重児では特に外陰部が大きく見えることがあります。これは陰唇が未発達なことで陰核が大きく見えてしまうからです。真の陰核肥大（包皮を含めて計測して３歳までに７㎜以上）は実際には多くないですが、もしそうならホルモン異常（アンドロゲン過剰）の検査を。 続

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【膣のはなし④】 他には陰部の色素沈着や男性化徴候、停留精巣の有無なども評価、検査を必要とするポイントです。子どもの性別に関する非常にデリケートで難しい問題ですので、専門の医療機関を受診しましょう。 続

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【膣のはなし⑤】 処女膜ポリープもよく質問を受けます。これも前述の母体からのホルモンの影響でできる一時的な生理現象で、放置しておくと自然と消失します。 女親には男の子が、男親には女の子が、体のつくりの違いが難しい＆何となく質問しにくいと思います💦診察時に臆せず質問してくださいね‼