仮に自主的に税をたくさん納めたらそれはそれで「あいつあんなに自主的に出せるってことはもっと溜め込んでるに違いない」って思われて襲撃リスクが上がるだけだと思う。金持ちはもっと私兵雇って城塞のような邸宅を構え、国家に討伐されるくらいのことをやってほしい。 twitter.com/osaka_seventee…
2019-01-07 15:32:17一般市民とカネモチの格差が拡大しすぎると、ある瞬間に鬱憤が吹き上がってバスティーユの監獄が襲撃されるわけで、カネモチの人はその辺りについてもう少し自制し、税を納めるなどして欲しい
2019-01-07 10:09:511億円で100人に100万円などということを言わず食客3000人を私兵として雇い、邸宅は県庁舎並みに大きくしてですね、周りには堀を巡らしたりしちゃうわけですよ。サティアンみてえだな。
2019-01-07 15:38:28宋代の鉱山主かなんかで私兵を雇って羽振りが良かったんだけど、誰も心服していなかったので討伐された途端散り散りになってなんの役にも立たなかった話誰だっけ
2019-01-07 19:54:23あったあった。マクニールの『戦争の世界史(上)』97ページ。12世紀の製鉄業者王革(ワン・コー)。 pic.twitter.com/gsh6gJijcj
2019-01-07 20:22:35ページが前後したけどこういう人。部下に500人の労働者を抱え、官吏たちと対立して一度は軍を撃退している。 pic.twitter.com/JbPxvCjbHI
2019-01-07 20:23:58そういう末期国家において帝国の軍勢すら1万人を割る程度の機動兵団しかいない、みたいな時期に、じゃあそれまで軍隊を構成していたはずの人たちはどこへ行ったのかって興味あったんだよね。どうやら富裕層の荘園で農奴や私兵をやっていたらしい……
2019-02-13 10:22:48最盛期には正規兵・補助兵がそれぞれ30万人もいたような大帝国で、国家財政の破綻もあるとはいえ人間が消滅するわけではないので、「どこかには居る」んだよね兵士は。ただ、お金と食い物のあるところに集まるという事情であって。
2019-02-13 10:24:18だから軍隊や山賊化した兵士崩れが略奪しようと思うような大荘園にはそれなりの私兵もいたというわけで…… 悲惨なのはそういう庇護者を持たない人たち。
2019-02-13 10:28:53「ローマの没落はポエニ戦争の勝利から始まった」というのが私の持論。「元首政~五賢帝期こそローマの最盛期じゃないか」というのが常識的な反論だろうが、ローマという市民共同体、今で言えば国民国家はポエニ戦争の最中に毀損されていた。グラックス兄弟が凶刃に倒れた時点でもう駄目だった。(続)
2019-04-04 19:23:06@suishu_ 同意ですね。私はポエニ戦争の前後を境に、伝記に残るような英雄や元老院議員たちと、一般市民、つまりみずから重装歩兵となって戦う人たちが別個の階級として明らかに分断したと思っています。
2019-04-04 19:41:33@Tamejirou ポエニ戦争後のローマは所謂「1%」の人々が動かす社会になってしまいました。現代の新自由主義と同じです。それは「国家」であっても「国民共同体」ではなくなってしまったのです。その「1%」さえ国家を担えなくなった五賢帝以後の歴史は惨憺たるものです。
2019-04-04 19:46:03@suishu_ 現代もしばらくはそうやって元老院階級と騎士階級が牛耳る世界になっていくのでしょうか。一息に軍人皇帝時代までいってしまうんでしょうか
2019-04-04 19:50:01@Tamejirou 軍人の待遇は国によって違いますが、その辺は見処(既に諦念)ですね。特権階級より軍人の方が庶民に近いので支持されるという面もありますので。覇権国であり社会の変化も先んじている米国が今後どうなっていくのか注目すべきです。
2019-04-04 19:52:57@suishu_ 先進国だと軍隊も文民統制の官僚化してるので直接軍人がどうこうというのはないかもしれませんね。GAFAのようなインフラ企業がPMC的な私兵をもって自ら海陸の物流経路を護衛するようになったりしたらその芽があるかもしれません。
2019-04-04 19:58:00@Tamejirou 企業の目的は金儲けなので、そういうことも部分的にはやるでしょうが国家と軍事的に衝突してまで利益を争うとは思えません。むしろ国家が軍事力の行使を、兵士の犠牲による世論の悪化を嫌って放棄していくことがより危険ではないかと見ています。
2019-04-04 20:01:27@suishu_ そこですね。だから国家が放棄した安全保障の隙間を、巨大国際企業が私兵で埋めていくようになったらマズイと思いますね
2019-04-04 20:02:54@Tamejirou 民間企業が護衛兵のような軍事力を持つのは予見されますが、艦隊とか核兵器のような不経済なものまでは持ちたがらないのじゃないかと思うんですが如何でしょうか。何せ彼らは新自由主義なので。そういう軍事力の真空地帯にテロリストやDQN弱食国が出張ってくるのが危険ではないかと思います
2019-04-04 20:07:12@suishu_ @Tamejirou ローマは、ポエニ戦争以後は世界帝国に変貌したにもかかわらず、それでも都市国家であろうとした矛盾を抱えたまま帝政期に入ったところが悲劇であった、という考え方でいいでしょうか?
2019-04-04 20:10:36@suishu_ 艦隊ということならば私掠船とか海賊に近いものは今世紀中に相当強力なものが出てくるんじゃないですかね。で、それへの対策ということになれば巨大企業も自己防衛策を取らざるを得なくなるのでは、と。15-16世紀までの地中海やインド洋のイメージ。
2019-04-04 20:11:39@LeMaidlatte @Tamejirou だいたいそれでいいと思います。ローマの市民社会と軍隊の中核を担っていた中産市民がポエニ戦争で多く死に絶え、貴族や騎士階級は占領地の利権を獲得し、一方で中産以下の市民には特に利益がなかったということが大きな問題でした。
2019-04-04 20:13:24@LeMaidlatte @Tamejirou 上流市民によるラティフンディア(大土地所有制)が問題です。金持ちが大きな土地で奴隷に作らせた安い農作物が都市に流入したので、働き手を失った上にもともと高コストの中産農民が没落したわけです。
2019-04-04 20:15:56@Tamejirou そこまで強力な海賊がでてくるかはわかりませんが、中小DQN国家によるシーレーンの混乱は有り得ますね。米国はどこまで本気出すか……?
2019-04-04 20:17:57@suishu_ @Tamejirou 余談だとも居ますが、今の日本と2つの点で似ていますね。 (1) 農業の生産性 (2) 中流階級の没落
2019-04-04 21:10:37@LeMaidlatte @Tamejirou 農業というか主要な産業(現代日本では工業)の衰退と、主要な産業を担う中産市民の没落が似ています。仮にGDPが同じでも中間層が厚い国と貧富の差が激しい国のどちらが豊かか、考えてみるまでもないでしょう。
2019-04-04 21:13:18