ステマ検証 アナと雪の女王 アベンジャーズエンドゲーム キャプテンマーベル(後半メンタンタンドン)

ウォルトディズニージャパン公式声明1回目
ディズニー公式としては
感想漫画企画であった

状況証拠と矛盾する記述(以下引用)
本企画に伴う投稿は、「PR」であることを明記していただくことを予定しておりましたが、関係者間でのコミュニケーションに行き届かない部分があり、当初の投稿において明記が抜け落ちる結果となってしまいました。

疑問点
1.全員がPR表記をしていない。他のプロモツイートではしっかりPRを付けて投稿しているweb広告常連の漫画家が忘れる確率は極めて低い。
2.かなり統制の取れた行動をしておりコミュニケーション不足は考えにくい。1投目でそれぞれの客層向けに内容をきれいにばらけさせておりネームチェックが存在しなかったとは考えにくい。謝罪内容の酷似やタイミングを考えて連絡は密に行わ℞ている(もしくはテレパシーの能力者)。

ここで7人が偶然これだけ一致した行動を取る確率に関して要素を4つに絞って単純な数字遊びをしてみます。

①投稿する宣伝漫画にPR表記をうっかり忘れる可能性
忘れるか忘れないか →1/2^7で1/128の確率

②投稿時間が特定の曜日に投稿される確率
7曜日のうち1日 →1/7^7で1/823543

③午後7時前後1時間に投稿される確率
24時間のうち1時間 →1/24^7で1/4586471424

④#アナと雪の女王２の『２』が全角英数である確率を1/2
全角か半角か →1/2^7で1/128

これだけ手心を加えた数字あそびで1/6188 4931 0463 6284 1088 つまり約6188京分の1の確率となります。

もう少し意地悪をするなら
①PR入れてない宣伝/しっかり入れている宣伝を7名分
(数えるのが面倒くさいのでやりませんが)

②一週間ではなく一月と考えて
1/31^7で1/27512614111

③実際には誤差3分なので
3分/日^7 →2148/12839184645488640000000=1/5870683422720000000

④『２』の表記に関してiiやⅡやIIも入れて計算する
⑤以降の要素として試写で有ることを全員書かない率等を加える
も良いかも知れません。

こんな偶然がコミュニケーション不足な状態で起こるでしょうか？納得できる答えをお持ちの方お待ちしております。大きい数字を見るのは楽しいですね。

ウォルトディズニージャパン公式声明2回目

ウォールストリートジャーナルにて電通が今回のステルスマーケティングに関与している可能性について言及
https://www.wsj.com/articles/disney-accused-of-snow-job-over-frozen-2-tweet-apology-11576127949
記事中 複数の電通の社員が関与を認めた旨記載が有ります。
英語でDentsuとありますが電通と名の付く電通傘下の広告代理店が無数にあり電通、ウォルトディズニージャパン、ディズニー本部(カリフォルニア)の代表はコメントに応じていない旨も有るので未確定事項として扱います。

なぜ”同時”に”12月3日(火)の午後7時”に”知名度的には二軍の漫画家さんに”投稿させるという手法をとったのか推察

・なぜ同時に投稿させたか
広告位代理店でこのステルスマーケティングを考案した人物が各漫画家さんの影響力を図る意図があったためと思われます。条件を揃えることで各漫画家さんの『有用度』を測って次回以降誰に発注するかの指標とするためと思われます。

・なぜ12月3日午後7時なのか
ツイッターアナリティクスなどを分析してみると平日午後火曜日午後7時というのはPV数が非常に多いタイミングとなっています。5時終わりの会社の人間、6時終わりの会社の人間、一般的な自営業の人間が一息ついてツイッターを覗く絶妙なタイミングだからです（通勤電車の中でツイッターをまず覗く人間は一定数存在します）。5.10日(入出金が多い)にも被らず、月末（やることがどの業種でも多い）にも被らず、なおかつ週の初日（憂鬱な人が多い）でも中日や最終日（食事や酒のタイミング）でもない上に映画公開から一定日数経っていることもポイントとなったことと思われます。

・なぜ一軍ではなく二軍クラスの知名度の漫画家さんを起用したのか
2通り考えられます。
①1軍クラスの人間は危機管理能力が高いのでPRタグを付けずに広告するリスクを採らず契約を行わなかった。
②ステマ効果の研究ではインフルエンサーやアルファツイッタラーと呼ばれる層よりもマイクロインフルエンサーと呼ばれる層（インフルエンサーとしてはフォロワーが少ないほうだが一般人と呼ぶには影響力が有る層）の発言のほうが高効果と言う分析がなされることが一般的です。予算削減と高効果を狙うのは当然のことと思われます。

謝罪とPRタグをつけるタイミングが一斉でない事について推察

当初広告代理店はステルスマーケティングを成立させるためにPRタグを付けないように指示したことが想像されます（7名全員が広告記事にPRタグを付けないということが指示なしに成立する可能性はほぼにありえない現象です）。
一夜明けて一定数の人間が同時投稿を訝しみTogetterにまとめが作成されたことは当然広告代理店に観測されます。広告代理店へこのステルスマーケティングの発案者が出社してメール送信等で指示を出したタイミングがおそらく12月4日午前9時前後のためそれ以降の五月雨での対応となったと思われます。

1回目の指示推察

・PRタグを入れるな
・試写で観た事を描くな
・なるべく正確に12月3日午後7時に投稿しろ
・ハッシュタグ #アナ雪２と未知の旅へ #アナと雪の女王２ を入れろ

2回めの指示推察

・試写会で観た旨を書け
・PR表記を”忘れた”旨を書け
・広告代理店名を出すな

使用されたテクニック

ステマ発覚後鎮火のために使用されたテクニック紹介

証拠隠滅系

・発言消去
　発言を撤回ではなく削除することで新しくこの件を知った人々には何が起こったかわからなくなります。現在一部がウェイバックマシーン等でもアクセスできなくなっています。

追求回避系

・謝罪
　謝罪することによって謝罪させることが目的の人間は気が済み真相をうやむやにした状態でもそれ以上追求しなくなります。また、謝罪以降追求が続いた場合追求者を弱っている者を攻撃する悪者にし、あたかも自分が被害者であるよう偽装できる高等なテクニックです。ただし今回は謝罪の第一波がコピペ文章であったため効果が半減しています。

・沈黙
　ほとぼりが冷めるまで沈黙します。追求者が飽きて追及しなくなるまでアカウントを休止させる、アカウントに鍵をかける等です。

・無関係ツイート爆撃
　宣伝、話題そらし的な内容、効いてないアピールを大量につぶやくことによって追求の鎮静化を図ります。沈黙と逆パターン。

・先行謝罪
　追及が及ぶ前に先行して謝罪することによって謝罪以上の効果を期待できます。

・無知、忘却、失念、無能宣言
　知りませんでした、うかつでした、うっかりしていました、コミュニケーション不足でした等と云う言葉を使用して自らを下げることで明らかな証言の矛盾や状況証拠を飛び越えて周囲の追及をかわすことができます。この作戦は強力で政治家や官僚も多用する定石的テクニックです（記憶にございませんが有名です）。ただしこのテクニックを単体で使用すると心証が悪いため謝罪と同時に使用されています。

・先行ブロック
　文字通り。ただし複数アカウント使用者には効果がうすく、単一アカウント使用者も一旦ログアウトすれば閲覧可能のため沈黙ほどの効果はありません。

隠匿系

・タグ外し
　謝罪ツイートの際特定のハッシュタグを使用しないことによって検索では宣伝ツイートしか存在しないように見えます。

・描き文字謝罪
　謝罪を画像情報として投稿することによって文字検索でたどり着くことが困難となります。手書き文字を使用することで文字検索及び画像内文字検索を回避できしかも誠実さを演出することも可能な高度なテクニックです。

・縦長画像
　togetterでは意味を成しませんがツイッターで1枚の画像を投稿した場合モバイルの公式アプリやWEBクライアントでは表示されるサムネイルが横長にトリミングされるためTLを流れてもクリックしない限り全貌を見ることはできません。

今後仕様が予想されるテクニック

・BOTによる検索結果汚染
　アナ雪最高！ 的な内容をBOTに大量投稿させることにより検索結果からステマ関連を排除します。多数の実績があります。
　
・訴訟
　ちらつかせれば多くの追求者は沈黙します。また財力がある場合はスラップ訴訟を起こすことも可能です。

ネットメディア掲載

アナ雪2のステマ騒動で考えるべき、ステマ疑惑の大きすぎる代償
他はメンタンタンドンに触れていないため割愛

アベンジャーズエンドゲーム

コメント欄にて 玖珂真 @weltluna 様よりアベンジャーズでも#0426逆襲 において同様の行為が行われていた可能性ご教授頂きました。以下該当部分です。

ほぼ午後9時に見覚えのある漫画家さんが同様の行為をされています。そこからさらに時間を前後にズラしてもイラストの投稿が発見されました(日をまたいでのチェックでは発見できませんでした。発見された方はコメント欄等にてお知らせください。

投稿タイミングの4月23日午後9時周辺について
・5.10日に被らない
・平日火曜日
・SNS繁忙時間帯の9時（夕飯終了後に一息つく時間帯でテレビ番組の切り替わりが多いため長いCMが挿入され高確率でSNSを覗くことが想定される)
というステルスマーケティングに最適のタイミングを狙っています。
ステルスマーケティング投稿に向かない月末に被っている点は映画公開タイミングが月末の4月26日(金)であるため直近の好適日を選択したためと予想されます。

ツイート内容の共通点としては特に9時ほぼピタリ組の漫画家さんにおいて
・前作までを振り返る旨
・ハッシュタグ #0426逆襲へ を含む
・4月26日公開の旨
・アベンジャーズエンドゲームというタイトルの表記
・！マークの多用
・投稿時間差10分(近い二人は秒単位のズレ)
・PRマーク非掲載
と高い統制が保たれています。また想定客層が綺麗にバラけているため綿密な打ち合わせとネームチェックが行われたことが伺えます（もしくはテレパシーの能力者である可能性があります）。

キャプテンマーベル